用事を足しながらのウォーキング

ウォーキング

今日は雨の予報が出ているが、息子を送った後に用事を足すつもりでいるので歩数稼ぎは出来るかどうか・・・折りたたみ傘持参で歩こうと思う。

曇り空で微妙な気温、朝はストーブを点けていた。

昨日読み終えた「黄色い家」は久々に夢中になった本だった。

夢中になったとは言え一気読み出来るでもなく数日かかったと思うけれど、本を読まない時間も「黄色い家」のことを考えている時間が多かった。

自分にとっては登場人物が少ないことが有難く分かりやすい設定だった。

主人公は「わたし」なのだが「わたし」に強く関わる黄美子さんという女性が凄く興味深い。

きっと映画やドラマなら主人公に匹敵するくらいの役者さんが演じるようなインパクトの強い人物像になる。

主人公の「わたし」も一般的な暮らしから疎外されたような生活であったが、黄美子さんも過去はきっと大変な生い立ちであろうことが本人の口からじゃなく周りの人間から聞き及ぶことが出来る。

川上未映子さんは言葉でしっかり訴えるのじゃなくて、きつかったであろう黄美子さんの半生を想像してごらんとでも言うような微妙な書き方で訴えているような感じがした。

その表現は僅かな自分の想像力でどのくらい理解できたかと思うけれど、リアルに訴える以上に想像することで考え込んでしまう日々だった。

読書メーターやレビューなどで他の方がどんな感想を持ったのか後で見てみたいと思う。

何となく「八日目の蝉」を思い出した・・・内容は全く違うのだけれど。

筋トレ

自分が筋トレをする訳ではなく、お気に入りのブロガーさんがたしかこの本を紹介していたので記事を見つけて思わずチェックした次第だ。

芳賀セブンさんという方の『死にたくなったら筋トレ たった10分の筋トレが君の人生を変える』という本を読書と筋トレ好きなブロガーさんが以前紹介していたのだ。

ジム通いは「着替え込みで1時間」で十分…人気YouTuberが「筋肉はジムにいないときに成長する」と唱えるワケ

ジムに行くのを強制的にスケジュールに組み込んで「習慣化」してしまえば、モチベーションなんて必要ない。だから私生活でも面倒なことはスケジュールに組み込んでしまうのがベスト。人は、3週間継続させたことは、習慣として定着するようになっている。やらないと気持ち悪くなるはずだ。

プレジデントオンライン

読書と筋トレ好きなブロガーさんにとってこの本は多いに同調する部分があるらしく、筋トレ本も読書のテリトリーにたくさん入っているようだ。

自分にとっては参考にはなるがきっとそこまではまらないだろうから、この記事を読むだけにとどめておくが、もう少し若かったらジム通いも良かったのかなぁと思ったりしている。

目に見えて体が変わって行ったり軽く感じたりするのはさぞモチベーションが上がるだろうとは思う。

同じ芳賀セブンさんの記事でも自分としてはこちらの方が興味が湧く。

筋肉量が多いと寒さへの耐性が異常に強くなるのだという。

ということは冷え性の克服の早道は筋トレということになる。

便秘解消法なるものも出ているが、今はともかくこれから先多いに参考にしたいことに水をたくさん飲むことも挙げられている。

大人になってからでも筋トレをすれば成長ホルモンが増えるのだそうだ。

いいことずくめの内容で全てが自分にも当てはまるとは思わないが、充分大人になっている自分が読んでいてもポジティブになれる感じがした。

家の中で出来る簡単な筋トレを少し増やしてみようかという気持ちに今はなっている。

マッチョは「春夏秋冬」ではなく「夏夏夏冬」になる…筋トレYouTuberが寒さに異常に強く、風邪を引きづらいワケ

みんなが涼しいと言っている春や秋でも、マッチョの体感温度は暑い。真冬でも寒さに凍えることはない。筋肉量が多いと、基礎代謝が上がる。基礎代謝が上がると、生み出される熱量が増えるため、カラダが冷えにくくなる。

プレジデントオンライン

ウォーキング

息子を送ってから折りたたみ傘をリュックサックに入れて、目的地までの道のりを遠回りして歩数稼ぎをしながら用事を足す。

しばらく河川敷に行っていないが、どこにいても歩けるもので手っ取り早く出来る運動がウォーキングの良さ。

雨が降りそうな空だが今すぐ降る気配もなく暑くも寒くもなく、いい按配で歩くことが出来た。

大型店が閉店し本屋さんも軒並み閉店して、歩いていてもパッと入れる本屋さんがなくなったなぁと今更ながら思う。

学生時代はあちらこちらに本屋さんがあって、そんな本屋さんをはしごするのが当たり前だったのに時代は本当に変わったと思う。

昨日まで読んでいた「黄色い家」でもそんな時代が来ることを匂わせる会話があったと思う。

”みんな家から一歩も外に出ないで物を買う時代が来る”と、「わたし」に対してしのぎの仕事を世話してくれる女性が言い放っていた。

闇の仕事がやりづらくなって受け子をする「わたし」の立場も危うくなって、お金が稼げなくなっていく危機感が出てくると言う場面だった。

生きていくのに何の手段も持たない「わたし」みたいな人がエスカレートして、今の闇バイトで人の命に手をかけるような事件が増えているのだろうか。

自分としたら家から一歩も出ないで過ごせるのは理想的な気もする。

家で何もせず好きなことをしていられるなら最高だが、そんな事が許されるはずもなくたとえ出たくない冬も雪道の運転をせざるを得ないだろう。

理想と現実は違うことは分かっているし、人間は動けるうちは動くものでじっとしていなきゃならない方が辛い時だってある。

通販で物を買うことを普段からしてこなかったから、これからは本以外にも通販での購入に慣れないといけない。

「黄色い家」に登場する女性・・・「わたし」にしのぎを与えていた女性でさえ時代についていけないと嘆いていたが自分も時代の変化にどれだけついていけるのか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました