まだ古いパソコンのデータ消去が終わったか、確認出来ていない。
昨日、電源を入れて確かめようとしたが画面が説明書の通りの終了にはなっていなかった。
まだ何か足りないのかもしれない。
期限があるでもなく自分がやりたくてやっているのだから、慌てることもないのだが本当に何でも一筋縄ではいかない…。
「湖の女たち」
吉田修一さんの「湖の女たち」を読んだ。
吉田修一さんの本は何冊か読んでいたと思う。
横道世之介も吉田修一さんじゃなかったろうか?
「湖の女たち」は介護施設で起きた100才の入所者男性が亡くなり事件か事故かというのが始まりだ。
嫌疑をかけられる介護職員が冤罪を負わされそうになったり、別の介護職員は捜査の刑事と不思議な関係になる。
自分には刑事と介護職員との言葉数のないままでの関わりが、不可思議で理解できないままだった。
どこか消化不良に終わったけれど、話の途中で満洲が出て来た途端面白みを感じた。
亡くなった100才の男性が満洲で過ごしたことが明らかになり、しかもそこは731部隊。
満洲と言えば忘れてはならない731部隊だ。
その昔、森村誠一さんが書いた731部隊関連の本は夢中になって読んだ。
「人間の証明」よりもずっと熱が入った。
人間を丸太と呼んで人体実験を繰り返したおぞましい部隊、よく思い出すのは敗戦間近になって破壊途中で残された大きな煙突?だ。
アウシュビッツも悲惨過ぎるけれど、731部隊も人間の域を超えて残虐行為を繰り返していたと思う。
731部隊員の多くは罪を問われることなく、戦後の日本で医療の発展に貢献したらしいとも言われている。
松本清張さんの本でも帝銀事件の真犯人は元731部隊員の仕業を暗示している…とあった気がする。
あの本はホラーじゃないはずが、背筋がゾクゾクするほど怖くなった記憶がある。
罪を犯しても罪から逃れる人はいるのだと思うと、どういう人生の終わりを迎えたのだろうと不思議な気がする。
とにかく「湖の女たち」は自分にとって満州の出てくるくだり以外は、あまり登場人物に馴染めないまま終わった。
でも真犯人らしき人物が炙り出されて来たところで終わりを迎えたのだが、それは要らない人間と決めつける人たちがいることを示していることは感じた。
津久井やまゆり事件が出て来るところがあるのだが、公に口に出さない人たちの中にはあの事件を正当化する人がいるのも事実でそんな人物が犯人であるようだ。
それは満州時代の731部隊のしてきたことと繋がり、時代を超えても人間が身勝手で自身のヘイト的な考え方を変えられない、変える気がない人がいると知ることが出来る。
そう思うと自分の息子のように発達障害があると、目立たず世の中の片隅でそっと生きることが出来たらいいと願うばかりだ。
でも映画化された「湖の女たち」は刑事と介護職員の不思議な恋愛関係が中心なのか。
ウォーキングとヨガ
息子をいつもより1時間早い仕事に送ったあと、1時間ばかり歩く。
今日は曇り空で暑くはないが、湿度が高いから時折吹く風があるだけでも助かる。
しばらくはパッとしない天気が続くようだ。
適度に歩き終えてヨガに向かう。
今日のヨガは前半はいつも通りこなせたのだが、後半は心地よい睡魔に襲われて朦朧とした。
先生の声が遥か遠くから聞こえてくるような気がして、ヨガの時間が睡眠の時間だったかもしれない。
安住紳一郎さんの「日曜天国」でリラックスヨガの時間中眠ってしまった人の話があったがとても良くわかる。
ヒーリングミュージックも1役買って、今日は横になってからいつも以上に眠気が増して来たようだった。
ヨガに集中出来ないくらい自律神経にはいい時間だったと思うから満足だ。
これだからこの地味なヨガがやめられないのだと思う。
今日は午後から、ティーバーで昨日の「坂上どうぶつ王国」を見たいと思っている。
昨夜は8時からの「坂上どうぶつ王国」の放送は見られると思いテレビを点けたが、睡魔に勝てずテレビを止めて早々に布団に入り眠ってしまった。
普段は8時からのYouTube「坂上のチャンネル」も「坂上どうぶつ王国」の放送後だったから見れず、これから見ようと思う。
カラスが怖い
幼なじみの友人からのラインでゴミステーションにゴミ出しをする時に、いつもカラスがいて怖いと言っていた。
確かに怖いし、友人が透析に通う病院の駐車場でもカラスが接近して羽が友人の頭をかすったと言う。
友人の自宅と透析の病院は割と近い距離にあるけれど、同じカラスなのかどうか・・・カラスなんて判別がつくものでもない。
友人の話ではカラスがいたら両手を上げて”何もしません”という態度で歩くといいそうだ。
犯人でもないのにホールドアップだなんて、いくら頭がいいと言われるカラスだからって舐められたものだ。
でも実際にカラスに攻撃されたら怖いと思う。
真っ黒というだけで不気味に思うし、ゴミを食い荒らすから迷惑千万だ。
ゴミの出し方も人それぞれだから自分のところのゴミ集積場も、カラスが狙っていると注意を促す看板を設置している。
けれど誰もが注意してゴミ出ししているでもない。
住宅地を歩いていると、決まって荒らされているゴミ集積場というのはあるものだ。
カラスもテリトリーとかがあるのかもしれないし、いつも食べ物が得られるゴミ集積場を高いところから見張っているのだろう。
そしてカラスで驚いたのは友人と入ったカフェでのことだ。
今日はヨガの後息子の迎えまでの時間を、友人とお喋りをして過ごした。
彼女は気心が知れた数少ない友人で、話すペースもほぼ同じ。
自分と友人は対面する椅子に座っていたのだが、そのカフェには一面ガラス窓で外を見渡せる席もある。
その窓ガラスに突如カラスが激突したのだ。
ドーンと言う物凄い音がして調度自分が見ていた窓に直に当たったあと飛び去って行った。
お客さんもお店のスタッフの方も窓に駆け寄ったが、窓に当たった痕は残っていたようだ。
あの衝撃でカラスは無傷とは思えないが、飛んで行く力はあったみたいだ。
カラスは熊ほどではないにしてもやはり恐怖であり、襲わないで欲しいし何とか共存出来たらいいと思う。
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