皮膚科とブックオフ

雑記ブログ

今日も雨の朝だが涼しいのが何よりだ。

息子は仕事が休みで今日は皮膚科で足に塗る薬をもらうために診察を受けて来る。

なので仕事の時以上に早く家を出る。

仕事が休みでも4時台にはいつも起きているから、早く出発するのも苦にはならないが無駄に早起きな日常だと感じる。

病院に行っても診察は9時からだから1時間以上も前に行く気でいる。

息子の早め早めの行動は、子どもの頃から何ら変わっていない。

従兄弟が家に来ると言えば、今か今かと外で待っていたものだ。

自分の姉妹は誰もが時間には割と適当な方だから、「○○時頃になる」と言って着いた試しはないがそれでもひたすら待ち続ける息子だった。

自閉症傾向だとこういった行動は多いのかもしれない。

友人の娘さんも出掛ける時、早めに車に乗り込んで待つと聞いたことがある。

自分もいつの頃からか早めの癖がついて、誰かと待ち合わせで待つのはいいが待たせるのにはとても抵抗がある。

息子の皮膚科が休診

朝8時過ぎに皮膚科に向かうが、駐車場に着くと病院の前に貼り紙があるようで自分は取り敢えず駐車するとして息子に貼り紙を見てくるように言う。

到着が早すぎるとしても車が1台もないのは嫌な予感がする。

貼り紙を見てきた息子の報告は先生が緊急入院のため8月6日まで休診と書いてあったと言う。

早く来たがこのまま帰っても惜しいし、次の行き先に向かっても時間が早過ぎて待つしかない。

仕方なくマックカフェに立ち寄ることにする。

息子の落胆ぶりもあるし、自分としても恐れていたことが現実になり内心落ち着かない。

高齢の先生であるから体調の変化があったらと以前から危惧していた。

今通っている皮膚科の先生や看護師さんは優しく接してくれて、足の爪の治りは遅くても薬をもらうのに辛い思いはしないから通いやすかった。

変化に弱い息子にまた新しい皮膚科を探すのは自分にとっても気が重い仕事だ。

でもそれ以上考えても仕方ないことなので、今日やる予定をこなそうと普通にしていることにした。

ホームセンターへ

以前から息子のソファーが壊れていて調度いいソファーを探していた。

ホームセンターで手頃な価格と大きさで、息子も座ってみて気にいったソファーが見付かった。

自分の車にソファーは乗りそうもなく雨が降る日だし、でも配達してもらうとプラス2000円近くかかると言う。

軽トラの貸出をしていると聞き、貸出料は無料なのだそう。

料金がかからないのなら、運転は怖いけれど自分で運ぶべきだと思って手続きをして自分の車を置いて軽トラというのを運転することにした。

雨で見通しも悪くて不安は尽きないが、この不安を息子に気づかれないようにあくまでも平気な振りをして運転してみる。

何とか自宅まで辿り着き、しっかりと梱包されたソファーを息子の部屋に運び込み梱包を解く。

暑くない日なのにこの作業だけで2人とも汗だくだ。

けれど車を返して自分たちの車でまた帰って来なきゃならない。

また緊張してハンドルを握り、アクセルとブレーキを間違えないように慣れないシフトレバーを操作してホームセンターに戻る。

息子はこの時点でぐったりして、自分の運転に酔ったのかと思って聞くと「精神的に疲れた」と言う。

皮膚科の先生が復帰してくれるかが心配でたまらないようだ。

それは自分も同じだが、まずは先生が復帰して病院が再開になるまで薬が持つかが問題で、他の病院の口コミなどを参考に病院を探さなきゃならない。

落ち込む息子だが1人で病院の診察に臨むのではないのだから、最悪新しい病院に行くにしても励まして一緒にいることで乗り切りたいものだ。

家に帰って来て、古いソファーを大型ゴミに出すために役所に電話をして回収が明日になったのでまたゴミ処理券を買いに出掛けて来る。

疲れたまではいかないが息子よりもずっと動いているのに、息子の方がぐったりしている。

この後買ってきたソファーに足を点けなきゃならない・・・組立があるわけじゃないから楽に終わる予定だがまた何かしらアクシデントがあったりして。

なかなか自分の時間というのは出来そうで出来ない。

いや、普通の人よりかは時間があるのだろうけれど、自由放題の時間というのがあればなぁとないものねだりをしているに過ぎない。

ブックオフへ

ホームセンターでの車の空きを待つ間に、ブックオフに行って来たのだが、葉真中顕さんの「そして、海の泡になる」という本を見つけて購入した。

葉真中顕さんの本というだけで期待が出来そうな気がする。

最近読んでいるのはいつ買ったのか分からない古い本でタイトルは「疑惑のアングル」という。

サブタイトルが”写真の嘘と真実、そして戦争”と自分の好きなジャンルを網羅したようなタイトルだから買ったのだと思う。

小説じゃないのでパッと開いては適当に読むのだが、なかなか面白くてピューリッツァー賞を獲った写真でも、からくりや噓があるとか・・・。

自分が知っているような有名な写真、その写真が自分にとって真実で感動とか衝撃を受けたと思っていた写真にも真実ではない部分があると講釈している本だ。

単純に一ノ瀬泰造さんや沢田教一さんを崇拝していて知らないことを少しこの本で知った気がする。

それでも写真は言葉より多くを語ることがあるとは思うが。

取り敢えず今日のうちに明日に出す大型ゴミの準備は出来たし、あとは後々考えることにしよう。

大仰なことでもないのだが、スカーレット・オハラが「明日考えよう」と言っていたセリフを思い出した。

そんなに自分のキャパは大きくないから・・・写真家のキャパの事も「疑惑のアングル」ではいろいろ書いてあった。

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