昨夜の花火大会は無事に行われて、自分も少しだけケーブルテレビで見たけれど生粋の花火好きじゃない自分を確認してラストまで見なかった。
個人的な好みの問題だが司会の方の口調がどうも気に入らなくて、花火の美しさよりも喋りを聞きたくなかった。
司会の方は昔から地元で活躍していてFM放送で聞く限りはそれ程気にならないが、こういう一大イベントでの口調がどうも苦手だ。
花火もあまり激しく煌々とてらしだされると、戦禍の炎みたいで怖く感じることがあってきっと映画の見過ぎなのかもしれない。
「風と共に去りぬ」で戦禍の中をスカーレットとレッドが馬車で駆け抜ける圧巻のシーンを思い出していた。
ちゃんと花火を堪能出来ない性分みたいだ。
でもとにかく天候が不安な中でも無事に花火大会が敢行出来たのは良かった。
花火大会を見るのを途中で止めて、布団に横になってからはYouTube「坂上家のチャンネル」を見た。
ブログで坂上忍さんご夫婦が寝不足らしいことを知っていたが、YouTubeでその原因を知ることが出来た。
生まれて間もない捨て猫5匹を引き取る羽目になったらしい。
まだへその緒もついていて目も開いていない、まさに生まれて1日か2日くらいと思われる子猫たちだった。
坂上忍さんの奥さんが目にしたらしく、というかいつも犬の散歩で通る公園で発見したとか言っていたような・・・。
捨て猫を見てしまったからには坂上忍さんの奥さんは動物愛護の塊のような方だから、捨て置けなかったのだろう。
とにかく事情はどうあれ命を繋ぐための必死のお世話がその後には待っていた。
生まれてすぐの捨猫へのミルクは1時間おきというから、もう眠る時間などないに等しいのだろう。
5匹の中でも一番体重が軽い子が、あいにく命尽きてしまったようだ。
今も4匹の子猫のお世話を続け命が繋がっているのは、坂上忍さんご夫婦の善意からでしかない。
それに反して子猫を捨てた人物は許せないしそこに坂上忍さんご夫婦に対する悪意はないのかと疑問に思う。
週間新潮のエッセイで坂上忍さんのお宅に無記名で投函されていた手紙があったことを思い出す。
そこには脅し文句みたいな文言があったと記憶している。
だから今回の生まれたての子猫を捨てるという行為が、敵意のある人からの何らかの仕打ちじゃないといいけれどと危惧する。
何にしても歪んだ人間の所業で許せないし、人間のすることが一番怖い。
東京の気温
今朝はまた雨で始まったし、相変わらずのジメジメと蒸し暑い1日の始まりだった。
パソコン上で今後の気温の推移を見てみたら「噓でしょう?」と思わず言葉が出た。
見間違いじゃなければ連日最高気温が35度とか30度以上が続き、最低気温が27度とか28度となっていて有り得ないでしょうと驚いた。
昨日の新聞では徐々に最低気温は17度とか18度になると目にしたはずで、やっと涼しくなると安心し始めていたのに・・・。
だがすぐにこの気温は東京都のものだと気づいてホッとした。
いつもの自分の町の天気予報を見ているはずがいつの間にか東京都に変わっていただけだった。
それにしても昼夜の気温差が変わらない恐ろしい数字が連なる東京都の予報に、やっぱり本州の暑さはレベルが違って住めないなと思った。
東京都の気温の推移を見てから自分の暮らす町の気温を見たら、大丈夫だ大したことはない、今日も何とかなるという気持ちになれた。
あともう少し辛抱したら涼しくなるんだと確認して、東京の気温を見たことで逆に励まされた感じだ。
本屋さん
息子が休みなので今日はブックオフと本屋さんに行って来た。
何か目新しい本はないかと探したらマンガ「日航123便はなぜ墜落したのか」という本を見つけた。
著者が森永卓郎さんなのと、マンガだということ、以前から言われていたことがこの本なら分かりやすいかと思って購入した。
暑さもあって本に集中するのも難しいから、こんな時にはマンガの方がとっつきやすい。
森永卓郎さんはがんで闘病生活を送っていながら、この本以外にも何か書いていた気がする。
思っていることを全て吐き出すかのように熱心に活動しているように思う。
きっと森永卓郎さんの話していることは信憑性が高いだろうし、マンガ以外にも森永卓郎さんの本が買いたくなるかもしれない。
マンガと言えば「満州アヘンスクワッド」を売ろうか迷いながら、今は10巻まで読み直しをしているところだ。
読んでいるともの凄く細かいところまで調べられた歴史本だと思う。
原作者の方は学者さんかなと思うくらい中国・ロシア・満州国に詳しくてためになる。
きっとまだまだ先は長くて満州事変みたいな事件も出て来るとなると、相当数の文庫本が溜まるだろう。
人気が出たマンガはすぐにアニメ化されることが多い。
でも「満州アヘンスクワッド」は内容が裏社会の話でありアヘンという危険な麻薬を扱っているからアニメ化はなさそうだ。
その前に内容が内容だけに一部では打ち切りの噂があると言われているそうだ。
良くは分からないが、満州で行われたことで戦犯として処分されなかった人たちがいたり、大陸浪人というよくわからない人たちが戦後の日本で暗躍したんじゃなかったか。
ロッキード事件で名前があった人物とか、今は名前は思い出せないがフィクサーと言われる人たち。
そうすると満州アヘンスクワッドのような本が人気になるのは、今更良いことはないという判断がされる。
今のところ打ち切りにはなっていないが、打ち切りになるとしたら国とか上の人たちが困るから話を続けられなくなる可能性はある。
何せ満州では国策で軍がアヘン売買をしていたり、捕虜に対して人体実験をしていた過去がある。
知らない現代人に今になって日本の軍人がかの地でしてきた犯罪がベースのアニメが人気になると、平和を享受しているのに寝た子を起こすようなもので得策ではない。
とは、勝手な推測でしかないが。
でも17巻までで第一部が終わりなら、この先何年もかかる作品だろうから今回読み直してから売ってしまおう。
コメント