息子が早朝出勤なので歩く時間が確保出来るチャンスだが、昨夜来の雨が降り続いていて今日はとうてい歩けないと思っていた。
でもそんな諦めは幸運にも裏切られて、6時半から7時半まで歩くことが出来た。
万が一歩けたとしても河川敷はまずいと避けて、今日は公園の駐車場に車を止めていた。
雨上がりの河川敷はミミズを嫌でも発見してしまう、それも普通サイズじゃなくてLLサイズとかXLサイズみたいな巨大化しているのが河川敷のミミズだ。
だから敢えて河川敷には行かなかった。
公園内も同じように栄養たっぶりのミミズに遭遇する可能性があるから避けて、付近の住宅地を歩いてみたのでミミズには全く遭わずに済んだ。
歩数と距離も適度で自分にとってはラッキーなウォーキングとなった。
それにしても日の出はいよいよ遅くなって来たと実感する。
曇りだからというのもあるけれど5時でやっと明るくなるくらいで、これからは5時でも真っ暗6時で何とか明るいような時期が来る。
夏時間が短かった気がするし、今回の夏は日照時間が随分と少なかった。
数字に過度に拘るのもどうかと思うが、スマホの歩数記録を見ると去年と一昨年の7月8月のウォーキングで5000歩のノルマ達成は2桁で月3分の1は達成していた。
けれど今年の7月8月に限ってはどちらも1桁なのだ。
今月はまだあと4日歩くチャンスはあるとしても2ケタには行かない。
自分の体調不良にも依るかもしれないが、今年の夏はいつになく歩けない日が続いていたんだと思う。
夏は特に歩けないとしてもこんなに歩いていないとは思わなかった。
坂上家のチャンネル
昨日は火曜日恒例のYouTube「坂上家のチャンネル」を見てから就寝した。
今回の「坂上家のチャンネル」も生まれてすぐに捨てられた子猫の成長を追ったYouTubeだった。
保護してすぐに命尽きた子がいたのだが、今回は更に1番成長が遅かった子の命が尽きたことを坂上忍さんが語っていた。
子猫が生まれてすぐに捨てた人物がいる訳で、坂上忍さんが成長記録をYouTubeで発信していることもきっと意味があるのだと思う。
子猫を捨てた人物もYouTubeで見ているかもしれないし、どんな心境でこんな惨いことが出来るのか後ろめたさとかはないのか。
自身がこの世に生を受けているのに生まれた子猫の命については考え改めることはないのか・・・そんな意味も含めたYouTubeでの発信じゃないのだろうか。
日々のブログの更新でも時折子猫の写真がupされているから、定期配信のYouTubeで見る子猫の方がまだ小さい感じだ。
それにしても子猫のうちの可愛さは言うまでもないが、育つこと成長すること自体がとても難しいのが坂上忍さんのブログから読み取れる。
大きくなるのは早いと思うのは傍目から見るだけだからであり、毎日睡眠を削って数時間ごとに4~5匹の猫にミルクを与える生活は生半可には出来ない仕事だ。
愛らしい様子だけを目にしてうっとりしてしまうが、自分のように睡眠第一で自分第一だととても子猫を育てるなんて無理だと思う。
命尽きてしまった子猫をほとんど寝ずにお世話していた坂上忍さんの奥さんの心痛はいかばかりか・・・。
今週金曜日は「坂上どうぶつ王国」の放送があると、ブログに告知があった。
番組表をチェックすると何と「坂上どうぶつ王国」2時間スペシャルは北海道でもフルで放送される。
いつも2時間スペシャルでも1時間だけの放送なのに、珍しいことだが嬉しい。
「坂上どうぶつ王国」の内容も少し出ていたが、定期的に登場する徳島のご家族の生活を追った内容が放送される。
このご家族も魅力的だが自分としては、動物メインの方が楽しくて出来たら坂上家の子たちや保護施設「さかがみ家」の子たちの様子を映してくれた方が嬉しい。
せっかく「坂上どうぶつ王国」をフルで見られるのは嬉しいけれど、内容的には少し気分が落ちる。
そうは言っても楽しみな「坂上どうぶつ王国」なので勿論録画予約はしておいた。
乃南アサさん「暗鬼」
乃南アサさんの本は読みやすくて好きな作家さんだ。
今回読んだ「暗鬼」は自分の知る乃南アサさんのイメージとは違ってアレッと首を傾げるような雰囲気がした。
乃南アサさんはこんな本も書くんだと知らなかったが、文庫本の帯に数冊紹介されている本があるから次回は見つけて読んでみたい。
大家族に嫁いだ女性が嫁ぎ先の家庭に不信感を抱き、途中までは親友である友人に頼って疑惑を解明しようと躍起になる。
けれど大家族の強力な囲い込みに精神が追い込まれ、洗脳されたのち助けだそうとした友人さえも取り込んでしまうという恐ろしい結末だった。
読んでいる途中から映画「ローズマリーの赤ちゃん」を思い出した。
「ローズマリーの赤ちゃん」は近隣住民と夫が結託して妻を不安に陥れるとても怖い映画だった。
見るからに異常な雰囲気の近隣住民たちが妻を取り囲み、夫すらも疑わしく誰も頼れない中で夢か現が分からないまま悪魔の子を孕ませられる。
ラストで生まれた我が子がおそらく人間の子らしからぬ風貌であり、そんな我が子を愛おしそうに見つめる妻の表情が印象的。
この映画は独特な怖さがあったが、監督のロマン・ポランスキーも独特な人だったし色んなスキャンダルが多かった。
もの凄い映画を創る人だから普通じゃないことも多いのか。
そんな「ローズマリーの赤ちゃん」のラストと被るかのように、「暗鬼」の妻も誰の子かわからない妊娠が分かって満足気で終わる。
洗脳されるって怖いものだが、多分自分は洗脳されないと「暗鬼」を読みながら思った。
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