昨日のランチ会でご両親が立て続けに入院してしまった友人の話を聞いて、大変だなと思った。
1ヶ月前頃に友人のお母さんが脳出血で救急搬送されて入院、急性医療を受けたのち、やっと転院して回復へのリハビリに進む話が出ていた。
その間、友人がお父さんに食事を届けてお世話をしていたが、最近になってお父さんが誤嚥性肺炎を起こして入院したそうだ。
今は口から食事が摂れずカテーテルで鼠径部から栄養を入れている状態なのだと言う。
お母さんもお父さんもこの先家に帰れるかは怪しくて、友人は時間を見つけて家の中の整理を始めたと言う。
あまりの急展開に驚いたし、ご両親揃って入院というのがお世話をする友人にとっても大変でランチ会の後も病院に行くと言っていた。
自分の両親も入退院はあったが同時に入院というケースはなかった。
今思い出しても順番に入院したりたまたまなのかもしれないが息子が寄宿舎に戻ってからとか、タイミング良く入院や退院といった事態が起こっていた気がする。
色々あったが今考えると、タイミングの妙に感謝するべきと思える。
だから入院が1人ならまだしも2人重なることで2つの病院へ出向く大変さが、どれだけ重荷かと思うと気の毒に思う。
症状が重い時は元気になるまで入院してくれた方が楽だったりするが、元気になる兆候がないと本人も見舞う側も気持ちが重くなる。
それと友人の話に感じたのが、お父さん自身がそこまで悪いと思っていなかったのに実際の状態は悪いという現実を受け止め切れずショックを受けているらしいという事だ。
いつも悪態をついて通院先で揉め事を起こして付き添う友人が怒っていたらしいが、その友人も今回はお父さんの落ち込み様を可哀想に感じていると言っていた。
食事が口から取れないという現実に気持ちが落ち込めば、友人のお父さんはフレイル状態に陥る可能性もある。
いつまでも元気な訳はないけれど、人間って心はいつも身体の衰えを自覚していないというかまさかそこまで老化していないと思いがちかもしれない。
自分にしても鏡を見たら高齢者という現実を突きつけられるけれど、普段は心底そこまで自覚していない。
そのギャップを埋めていけたらいいけれど、はたしてどこまで近づけていけるのか。
もう若くはないんだという自覚や自身を労る気持ちは必要かと思う。
自分も最近は家の中で転ばないように、歩く時や入浴時や階段の上り下りに必要以上に慎重を期している。
転ばぬ先の杖と思ってまずは出来ることをして身体を守りたい。
もっと友人の話を聞きたかったけれど、「聞いて、聞いて」という話題豊富な友人の声ににかき消されて次の話題になった。
ウォーキングと皮膚科
今日はウォーキングというよりは、用事を足して歩いて、歩数稼ぎをしたという感じだ。
7000歩程度歩けたので満足だが、暑い夏が終わったから雨さえ降らなければ歩ける。
晴れ間があれば車も洗いたい気持ちになるが、今夜半から明日にかけては雨予報だ。
用事のうちの1つに、息子が以前罹っていて今は休診の皮膚科のその後が知りたくて訪ねてみた。
皮膚科の張り紙はまた変わっていた。
やはりというか、残念というか予想はしていたが先生の復帰は見込めず休診から閉院となっていた。
文面に「お役に立てなくなりました」とあって高齢の先生でありながらきっと復帰の気持ちはあったのだろう。
拘りの強い息子も先生の回復をいつも祈っていたようだが、仕方ないことで諦めてもらうしかない。
張り紙をスマホのカメラで撮影して息子に見せることにする。
残念ではあるけれど、今は別の皮膚科で薬をもらっているからそれで今まで同様薬を塗り続けるしかない。
息子が高等養護学校時代に足の爪が化膿して、初めて罹った形成外科のお医者さんは腕はいいのだと思う。
麻酔をして手術をして順調に回復していった。
でもそれからまた数年後に同じように爪が腫れ出してお世話になった頃は、何だか先生の言葉に傷つく感じがした。
予約の電話をしても、化膿させることに呆れられているような、軽蔑とまでは行かないにしてもいつも爪を悪化させてしまったという罪悪感がつきまとった。
自分が特にHSPと思ったことはないが、息子の足の爪の治療に通う前には緊張し治療終わりには落ち込む気がした。
それは息子も同様でもともとうまく言葉での説明が出来ないことと、説明を理解出来ないところがあったけれど何かしら感じて辛そうだった。
親子して足の爪の治療より心がストレスにさらされて、思い切って皮膚科に変えてみた。
緊張感マックスで臨んだ初めての診察は、高齢の先生も看護師さんも優しくて親子して安堵したものだった。
でも閉院となったからお世話になった先生や看護師さんに再び診てもらうことは叶わない。
足の爪が治る治らないよりも、優しい言葉で接してもらって処方された薬と共に頑張る気持ちをもらった。
短いお付き合いではあったが、先生の今後が痛みのない穏やかな日々であるといい。
「ワルイコあつまれ」
昨夜は録画した「ワルイコあつまれ」を見てみた。
坂上忍さんが登場するというのでどんな番組なのか興味を持って見た。
記者に扮した子供たちを前に記者会見するという設定で、記者の質問に答える坂上忍さん。
でも内容的には「坂上どうぶつ王国」で坂上忍さんの生い立ちみたいなものが、以前放送されたのでその短縮版みたいなものだった。
親の借金返済で10年以上かかって返済を終えた話とか、俳優業を辞めたくてバンドを組んでロッカーになった若かりし頃の映像も以前に見たものだった。
坂上忍さんは若い時の映像は見たくないだろうけれど、子役時代とか20代の頃の映像は物珍しくて見る側は楽しい。
新しい地図の3人さんはそれぞれ持ち場があるらしくコーナーが分かれていた。
ファンならCMなしで30分番組が見られるのは魅力だろう。
あっという間に見終わったが楽しめた。
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