今日も弱い雪が降る予報が出ているが、家の中にいても手足が冷たい時期が来た。
こうなると冷たいのが当たり前になり、ホッカイロは当然毎日貼るから消費量が多くなる。
電気敷毛布もかなり前から敷いて、今は布団の上にタオルケットをかけている。
寝ていて顔が冷たいと感じ始めたら、もう少し寒さ対策するとして掛け布団の下にも毛布をかける。
そして毛布を出す前に一番温かいダウンコートを今日は出してみた。
ダウンコートはクリーニング代が高いからなるべく寒さが厳しくなるまで温存していたのだが、外の風の冷たさにおののき明日からは着るつもりでいる。
今日も透析日にあたる友人は、前回から吐き気止めをもらって透析をしていると言う。
その友人からカラオケの誘いがあった。
透析のない日であり、双子の姉さんの仕事休みの日だとかで来週月曜日にどうかと言って来た。
カラオケはつい最近3人で行ったばかりで次は来年だとばかり思っていたけれど、勢いづいたのかな。
日頃の透析と認知症のお母さんのお世話で溜まったストレスの発散に、カラオケは打って付けなのだろう。
あまり気乗りしないなんて言うわけにも行かず、午前中だけだし行って来るつもりだ。
透析の友人は中森明菜さんの大ファンでカラオケでは中森明菜さんを熱唱する。
紅白歌合戦の出演者の特別枠に中森明菜さんを切望する友人だ。
香取慎吾さんと最近コラボした話題に、何とか香取慎吾さんとの出演を願っているらしい。
友人のジャニーズ事務所への怒り、それもメリーさんが中森明菜さんをだまして記者会見をさせたことを今でも昨日あったことのように怒りを込めて話す。
ジャニーズの当事者がいなくなってから芸能界での闇が暴かれたけれど、これも被害者の泣き寝入りが長年に渡って続いたと思うとやるせないものがある。
透析の友人は特に正義感が強い人だから、三菱UFJ銀行の貸金庫を巡る窃盗事件など怒り心頭だと思う。
でも確か双子の姉さんの息子さんの1人は三菱UFJ銀行勤務じゃなかっただろうか?
三菱UFJ元行員も「上級国民」なのか 貸金庫で巨額窃盗でも名前が発表されない理由
元行員は在職中、東京都内の練馬支店と玉川支店で貸金庫の管理責任者を務め、20 年 4 月~24 年 10 月の約 4 年半にわたって窃盗を重ねた。金庫を無断で開扉しており、判明しただけで、約60人の客から時価十数億円ほどの被害があった。
J-CASTニュース
元行員というのは40代後半の女性だと言うが、元行員の情報などはまだ捜査中で逮捕されていないために開示出来ないのだという。
10億という巨額にも驚いたが、貸金庫という別世界の人たちの利用するものが意外と落とし穴がありそうに思った。
貸金庫にお金は本来入れないらしいが、利用する人が高齢者が多く(資産家)預けたものを銀行は見ることもないらしい。
そうなる貸金庫に入れたものの、何を入れたか忘れてしまったりしたら無くなったこと自体分からないことになる。
まぁ、ちゃんと入れたものを書き留めているのかもしれないし貸金庫など映画でしかお目にかかったことがない。
だからニュースがあって初めて貸金庫という存在があったと思った次第だ。
2日はカラオケも盛り上がるだろうし、貸金庫事件や紅白歌合戦の出演者の件でも意見があるだろう。
銀行も政府もメディアも信用ならない部分があるとして、信用していいのは結局自身だけなのかと思う。
映像の世紀
録画しておいたNHKの「映像の世紀」を2本立て続けに見た。
こういうものを見ると今の時代に生きる自分はなんて贅沢に暮らしているのか、自身に憎しみさえ覚えるというか申し訳なくなる。
特に満洲からの引き上げにまつわる話には涙腺が緩む。
沢山の苦労は言葉では言い尽くせないし、そんな時代に生まれたことを恨むでもなく生きるしかなかったのが悲しい。
やっとの思いで引き上げて来た人たちに冷たかった故国、それは残留孤児の人たちにしてもそうだった。
戦後という誰もがひもじさ故に始まったことじゃなく、平和な今の時代でもいじめや差別があるのは人間だからなんだろうと思う。
色んな本を読んだけれど映像で見ると悲劇はいっそう胸に迫って来る。
戦時に不平不満を飲み込んで兵士だけじゃなく皆戦っていたんだと思うと、間違った道に導いた人たちやメディアというのが恐ろしい。
「不都合な事実はひっそりと歩み寄って来る」とは昨日から読み始めた「隠された遺体 日航機123便墜落事件」の一文だ。
都合の悪い話は伏せられてひっそりと進められる。
満洲開拓を理想郷のように煽って駆り立てたはずが、結果的に惨憺たる逃避行や自決にまで追い詰めたのだから心が痛まないはずはない。
今生きているのはたまたまいい時代とかいい環境に生まれたに過ぎない訳で、戦争や内戦に巻き込まれなかった幸運を享受しているだけだ。
それでも自分を含め人は日々不平不満を口にする。
沢山の人たちの声にならない声を「映像の世紀」で少しだが見て聞いた後、他にも番組を予約するから消そうと考えていた。
忘れちゃいけないことを教えてもらう時があると思って、この番組は取り敢えず消すのは止めた。
こんな番組を見たからと言って誰に話すでもなく、ただただ暗く落ちていく心境になるような話題は自分1人で消化するのが良い。
自分は根っからの暗さがあるんだと思う。
小説や映画でも恐らく普通の人が求めるものとは違うところにある気がするが、すぐ忘れる方だから読んだり見たりして気づくことは自分にとって大事かと思う。
コメント