朝は曇っていたけれど青空が出てきた。
晴れていると気分上々ではあるが、今月は眼科での定期検診を予定している。
散瞳を開く検査があるからこの時ばかりは、晴れていると眩しくてたまらない。
なので天気予報も見てなるべく曇り空の日を選んで行きたいものだ。
歯の定期検診
そして今日は息子を送ってから歯の定期検診に来ている。
待合室には4人が診察の開始を待っていて、自分以外は男性が3人で自分を含めてある程度年齢の行った同年代かと思われる。
男性3人はおそらく仕事をリタイアした方たちなのだろう。
自分もだが(これから先の人生は歯も大事だしね)、と心の中で思う。
1人の男性はスマホを操作して見入っている。
あとの2人と自分も含めた妙齢な3人は、目の前のテレビに映った音なしの「トムとジェリー」を見ているのが不思議な感じがした。
でも「トムとジェリー」はどの年代が見ても面白いし、ティックトックなどでは猫もタブレットで見たりしている。
診察は4番目に自分は呼ばれて1番奥の席に通される。
自分は人の顔はあまり見ないからわからないのだが、後から歯のチェック結果の用紙を見たら前回と同じ衛生士さんだった。
その衛生士さんはカルテを見るでもなく、以前前歯付近の歯茎が腫れたことを話題にして「その後腫れませんか?」と聞いてきた。
その時自分は何のことを言われているのか分からずに、「変わりありません」と頓珍漢な返答をしていた。
歯の掃除をしてもらいながら、「あぁ、そうだった。前歯の歯茎が腫れて我慢出来なくなって診てもらったんだった」と思い出した。
あの時は確か麻酔覚悟で行って、麻酔をして治療したはずだった。
あれはいつのことだったか・・・スマホの日記には記録してあるだろうけれど痛みがなくなるとすっかり忘れてしまうものだ。
衛生士さんが覚えていてくれるくらいこの歯科クリニックには常連になっているとも言えるのか。
どこに行っても馴れ合いになるような関係はならないが、以前その衛生士さんのアドバイスで歯磨き粉を買ったり歯間ブラシのサイズを変えてみたりした。
結果として今回は若干歯周ポケットが改善されていた。
たまたま今回も同じ衛生士さんだっただけだと思うが、有り難いことで感謝したいが顔は分からないままでどこかで会ってもきっと知らない人で終わるだろう。
歯周ポケットの検査が終わり、続けてクリーニングをしてもらう。
気持ちの大きな人ならクリーニングで眠ってしまうこともあるかと思うが、肩の力を抜いてみてもなかなかその域までは達さない。
水が出る器具を口に入れながらキレイにしてもらう。
鼻から息をする様に意識してるけれど、時々ゴックンと飲み込みたくなる。
そうやってゴックンした途端に気管にでも入ったら大変なことになる。
そう思って意識して努めていたら睡魔がやってるくはずもない。
今回も何とか検診を無事に乗り切る事が出来て、クリニックを出たら心が軽くなった。
でも4月には定期検診があるから、あっという間でまた少し緊張しながら、歯科クリニックで診察を待つことになる。
買い物
歯の定期検診が終わって気持ちが軽くなったのもあり、バッグでも買いに行こうと見に行く。
いつもリュックサックなのでついついリュックサックに目が行くが、出来たら肩からかけるバッグか手提げバッグでも買いたい。
余裕を持って探してみたが「これ」というものがなくて、今日のところは買うのは思いとどまる。
明日にでも雑貨屋さんでも見て来よう。
それから何とはなしに歩いていたら目の前を歩いている男性の頭に視線が行った。
その男性の頭が両サイドだけ髪があって、神父さまのようなヘアスタイルだったから目がいったのだと思う。
思わず「もうちょっとだ」と心の声が言っていた。
何がもうちょっとなのか自分でも咄嗟の心の声だったが、「あともうちょっと両側の髪が無くなればスッキリするから」という励ましの気持ちだろう。
決して今の髪が笑えたり可哀想と思うでもなく、両サイドさえなくなればスッキリすると自分は考えたんだと思う。
自分がこの男性だったとしたら早くスッキリした頭になりたいと考える。
でもこれは単に自分の考えで、もしかするとその男性にしたら両サイドの髪をそれは大事に思っているかもしれない。
発毛剤だってあるらしいから、もしかすると自分の考えは間違っているかもしれない。
そう思うと考えるのは自由だが、何でもむやみに声に出すものじゃないなと思う。
自分の頭の中で考えていることが誰かに知られてしまったら大変なことになる。
知られていないから安心して色んな事を考えていられる。
だからSNSで例えばXで発信したりするのは勇気があると思うし、インスタグラムも同様だ。
見るのはいいとして自分から何か言ったりするのは怖いと思うし、せいぜい”いいね〝どまりが自分には合っている。
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