息子の皮膚科通い

雑記ブログ

朝からの小雪で今日は歩くどうか迷っている。

小雪のままで終わればいいが、20cmの降雪予報だと幼なじみの友人からはラインが来た。

やっと少なくなって来た雪なのにまだ降るのかとうんざりしている。

明日も歩けるかは分からないから、今日のうちに歩いておこうと住宅沿いの歩道を歩いてみた。

雪があって通れない歩道もあるが、大抵は除雪してあって溶けて歩きやすい。

それに今日歩いたところはあまり通ったことがない場所だったので新鮮な気持で歩けた。

歩いた後に息子の皮膚科の受付を済ませるつもりなのだ。

車では当たり前に通っている場所でも一歩外に出て歩いてみると、見える景色が目新しい。

知らない場所にポツンとやって来たかのようで、夜なら怖いかもしれないが昼間は好奇心がむくむくと出てくるみたいだ。

あまりキョロキョロしては不審に思われると思いながらも、ついついあちこちに目を向けてしまう。

歩いている間も小さな雪が降り続けたが、本当に小さな雪で溶けて跡形もなくなってしまう。

20cmも雪が降らずに明日の朝を迎えるといいが、はたしてどうなるか。

息子の皮膚科

先週に続き今日も息子の足の爪に液体窒素での治療をしてもらうのに、皮膚科にやって来た。

皮膚科に向かう頃から雪が小降りだったのが、やや強めになって来た。

これから雪の降り方が強まって朝起きたら積もっていたというパターンが嫌だ。

いつもは4時半にアラームをセットして眠るが、たいていはアラーム前に目が覚める。

でも雪が降る時というのは、やたら静かでこれがまた眠りを誘う。

いつもならちゃんと起きられるのに、雪かきがある時に限って睡魔が邪魔をしたりする。

明日の朝はどんな雪模様なのか、予報も当たり外れがあるし。

今日の皮膚科は近辺のウォーキングがてら、午前中に自分が受け付けを済ませた。

仕事が終わる頃に息子を迎えに行き、車内で軽く昼食を摂る。

先週からこのパターンにしてみたのだが、午前中に午後の受け付けをしても14番目となっていた。

早めに出かけていったつもりだったが午後の受け付けをする人はもっと前から来ているようで、なかなかハードルは高めだ。

今通う皮膚科に初めて行った時には、駐車出来ない程車が満杯でどうしようかと思ったものだ。

幸いにも車道ギリギリに1台分止められたから良かったが、閉院した皮膚科もいつも駐車場は埋まり気味だった。

軽い昼食が終わってからそのまま皮膚科に着くと、診察の始まる1時間前には到着するので駐車場にも空きがある。

皮膚科も選べる程多くはないし、薬を貰うのも治療をしてもらうのも今の先生だと自分も息子も傷つかずに済んでいる。

息子の足の爪の腫れは治すのに時間がかかるのだし、安心して?罹れるのが何よりだ。

待合室に座っていると前の座席のご夫婦の会話が耳に入る。

ご主人は耳が悪いと見えて何度も奥さんに問いかける。

「何時から始まる?」と診察時間を3回位聞く。

奥さんは気丈にも同じ答えを3度繰り返す。

そわそわと落ち着かない様子であれこれと問いかけるご主人に、答える奥さん。

自分たちよりも早く受け付けしていたらしく、名前を呼ばれて中待合に入っていった。

立ち上がってみると奥さんは杖をついていて立ち上がるのが不自由な感じで、一方のご主人は難なく立ち上がるところを見ると足腰は丈夫なようだ。

初診らしかったのは話声で分かっていたが、中待合に入ってからもご主人が問いかけて奥さんが怒り気味に答えている。

診察してもらう部位を言っているのか「見せなきゃわからないしょ!」と少し大きめの声がする。

他にもご夫婦で来ている方はいるが、こちらはご主人が奥さんの肩につかまってゆっくりゆっくりと進んで椅子に座る時も「あと一歩下がって」と奥さんが声をかけている。

もしかすると眼が不自由なのかもしれないが、とても静かなご夫婦だった。

高齢のご夫婦を目にすると、現実が間近過ぎて何だか身につまされる。

車で来たのだとしたらご夫婦のどちらが運転して来たのだろうかとか…。

二組のご夫婦ともどう見ても奥さんが主導で、ご主人が連れて来られた感じだ。

中待合にいたご夫婦は順番が来たと見えて奥さんが「立ちなさい」と急かすのを、ご主人が「いや、いい」と動かない。

少し騒動になった後に、看護師さんに誘導されて仕方なく立ち上がって診察室に消えた。

中待合とは言っても誰もが見ているその光景、隣に座っている息子と顔を見合わせた。

初診だしご主人が診察間際になって怯えたのだろうか、待っている間奥さんに何度も話しかけていたのは恐怖心をそらすためだったかもしれない。

よそのご夫婦の人生模様を勝手に想像したりしてみる。

息子も程なく名前が呼ばれて無事に液体窒素の治療を終えて帰って来た。

しばらくは毎週皮膚科通いが続くのだ、それは何年とかかかるのかもしれないが手術は怖がるし手術をしても繰り返すのだから通い続けるしかない。

無事に家には帰って来たのだが、雪が本格的な降りに変わってきたのが恐ろしい。

パソコンで天気予報を見たら”大雪になる見込み”と出ているのが噓であってほしい。

大雪予報が外れてそれ程じゃなかったらいいと思いたいが、取り敢えず今日は早めに眠って早めに起きたい。

せっかく雪が減って歩きやすくなったと思ったがやっぱり早計だった。

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