朝から晴れて雲一つない青空だ。
気温もかなり上がるらしい。
まだ半袖を着るほどじゃないけれど上半身に関しては薄手の七分袖を着てみた。
但し下半身に関してはまだ勇気が出ずに薄手の腹巻とズボン下を履いている。
さすがにホッカイロは貼っていない。
残り少なくなったホッカイロは、補充したいと思っている。
この暑さは一時的なものかもしれないから。
昨日は上の息子から送られてきたズボンの補修をティックトックの検索を見ながらやった。
YouTubeで似たような補修が見つからなくて、ティックトックで探し当てた。
それでも補修作業は3回もやり直してやっと“やや満足“の出来という具合で不器用だとこんなものだ。
YouTubeやティックトックがあるからまだ解決出来ているのだから、そこはSNSに感謝だ。
今日はまず息子への荷物を送ってしまってこの仕事(大げさだが)にさっさとけりを付けたい。
ウォーキング
今日は河川敷でも公園でもなく、ここら辺りでは森と言われるところにやって来た。
桜も咲いていてゴールデウィークも終わり、人はそれ程いない。
歩きやすいことこの上ない。
知らない間に別の場所に駐車場が出来ていて、そちらに移動して再び歩く。
アスファルトでもなく簡易舗装かもしれないが、ちよっと土に似た感触がする道がくねくねと続きついついどこまでも行きたい気持ちになる。
今はまだ木の枝が目立って向こう側が見渡せるが、夏になれば葉が生い茂ってまた別な風景になるのだろう。
くねくねの道と明るい日差しでオズの魔法使いのドロシーにでもなった気分で歩いていたが、時間もなくなり仕方なくUターンして引き返して来た。
この時間、ズボンの下まで履く必要があるかというくらいに気温は上がっているかも知れない。
けれど助け舟のように風が心地よく背中や顔に当たるから、汗ばむまではいかなかった。

森の中を虫除けの準備もせずに歩きだしてしまったけれど、風が強かったからなのか虫は気にならなかった。
良いウォーキングが出来て満足だ。
ところで歩いていると、変わったベンチがあってそれは“腹筋ベンチ“というそうだ。

ベンチの横に説明があり、ちょっと興味をそそるものだった。
図の通りやればいいだけでやってみようかと思ったが…昼日中で付近は走っている人もチラホラ見かける。
試しにやってみて腰でもおかしくしたらと思ったら、挑戦出来なかった。
腹筋を鍛えて引き締まった身体になれたら嬉しいだろうなぁと夢みたいな事を考えるが、やりなれないことはやらない方がいいと思って通り過ぎた。
自分にとっては、今持っているものを少しでも長持ちさせることが大事なんだと思う。
朝のうちに干しておいた大物の洗濯物も今日の天気と風で気持ちよく乾いていた。
朝ドラ
朝ドラは毎回録画しているけれどついつい見忘れて溜まってから、見ることが多い。
ネットニュースで見てからとかネットニュースで知って、慌てて追いかけて見ることになる。
そうすると当然新鮮味を感じなくて自分のせいなのだが、淡々と見てしまうことが多い。
その昔「おしん」を楽しみに見ていた頃とは全然違い、ノルマを淡々とこなしているみたいでこのまま終わりまで行くのかと危惧する。
途中でリタイアでもするんじゃないかと考えたりする。
決して面白くないわけじゃない。
でも林真理子さんなどはあの多忙さでもわざわざ7時半にはテレビの前に座ってまでして見ていたという。
その朝ドラは「虎に翼」だったらしいが、多分今の朝ドラも見ているんじゃないだろうか。
人が感動するところとか笑うところに自分は同じように感じないところがある。
今回の朝ドラも出てくる人たちが良い人ばかりで、素直に感動出来ないのかもしれない。
歪んでいたりどこか斜に構えた人物が出て来るような問題がある小説だとかばかり読んでいたからなのか・・・。
今読んでいるのは乃南アサさんの「幸せになりたい」という本で短編集だ。
帯にはホラー&サスペンスとある。
その本の中に非常にひねくれた考え方の男性が出て来る話がある。
動物カメラマンとして個展を開くほどの成功をした男性、当時同じ師を仰いだカメラマン志望だった女性に好意を寄せる一方でその才能に嫉妬心を持っていた。
でもある時女性は写真の世界から身を引き、家庭の主婦となって彼からは遠い人になった。
個展を開く時に招待状を出した彼女から、お礼の挨拶状と個展を見た感想などが寄せられた。
歪んだ気持ちのままの男性は褒め言葉すら誹謗や蔑みの言葉としてか捉えられない。
まともな捉え方が出来ないから相手からの言葉を裏目裏目で読んでしまう。
女性は家庭に入ってから我が子や身近なものを写真に撮るようになり、地域で小さな個展を開く。
女性の才能は男性を脅かすものと感じた男性は彼女がシャッターを押せなくなるような画策をねりはじめる。
最終的には女性を傷つけようとして付け狙い、逆に自身が大怪我を負って再起出来ないような状態になるのだ。
結局その男性は被害妄想という精神を病んでそちら系の病院に転院するらしい最後で終わる。
男性でもやたら女性みたいに悪口が好きだったりお喋り好きな人もいたりする。
こういう言い方は昨今良くないだろうけれど、ジェンダーの話じゃなくて噂話が好きだったりまき散らしたりする人は男女関係なくいるんじゃないかと思っている。
この男性は被害妄想という病だった訳だが、それにしても卑屈さが極端だが後を引く話だった。
自分もそこまで精神を病んではいないと思うけれど、素直に受け取らないところがあると思っている。
だからなるべく誰かと自分を比較しないようにしたいし、いろいろな情報を自分は知らない方がいいと思っている。
狭い世界で終わると思うけれど、狭い世界の中で何も知らずに生きる方がいい。
映画と本が友達くらいが丁度良くて、現実世界とは距離を置きたい。
乃南アサさんの本は読みやすくて好きなのだが、もしかするとこの「幸せになりたい」という本は一度読んでいる。
この男性カメラマンが主人公の話は覚えていないが、数話だけ終わりが想像がつくというか分かる話があった。
自分が同じ本を買ってしまう失敗が時々あるのは、タイトルを覚えていないことが多いからだと思う。
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