「大地の子」を思い出す

雑記ブログ

今朝もストーブをつけるほどではないが寒い、お天気も悪いし雨が降るようだ。

台風15号もやってきていて静岡県に大雨をもたらしている。

秋は読書とか食欲とかのイメージがあるけれど、台風の季節でもあるから困りものだ。

今は千葉県に大雨警報が出されているのかな?

千葉県と言えば坂上忍さんのお住まいやわんちゃんネコちゃんの保護施設、期間限定のカフェがあるんじゃないだろうか。

千葉県といっても大雨警報が広い地域のどこにあたるのか、私にはわからない。

とにかく早く通り過ぎてくれることを願うばかりだ。

中国残留邦人

「大地の子」という山崎豊子さん原作の本やNHKで放送されたドラマがあった。

満蒙開拓団として日本の国策で日本が侵略して奪った満州に渡った日本人。

敗戦の際、当時のソ連軍が結んだ条約を破棄して侵攻して来たために多数の被害者を出した開拓団。

開拓団が避難の際にやむに已まれずに残した子供たち、その子供たちが「大地の子」の主人公だ。

そして戦後1972年に日中国交正常化を機に中国残留者について日本と中国での調査が始まった。

1981年からは肉親探しで多くの残留孤児が日本に訪れた。

当時お1人お1人ずつの顔写真と共に、手がかりとなる話や物が載った新聞を記憶している。

テレビのドキュメンタリー番組で再会を放送することもあった。

何とか再会を果たす奇跡もあったと思うけれど、自分の親と思ったが検査の結果違ったこともあったと思う。

日本に来る以前から並大抵じゃない苦労を積んでいるのに、肉親探しは時間との戦いでもあっただろう。

そして日本での生活も言葉の壁が邪魔をして仕事を得るのも大変だ。そんなだから収入も限られて生活に苦労する。

そんな方たちの子孫になる3世にあたる人たちへ今回調査をしたところ、少なくとも1世や2世よりも学歴や生活の余裕が感じられたそうだ。

それは1世、2世の方々の努力があったからこそだろう。

日本に帰ることが出来た1世の方たちが言葉が分からないために仕事も難しい時代を経験したからこそ、自分の子や孫にそんな苦労をさせない努力をして学歴を付けてくれたと思う。

今よりも貧しかったであろう当時の中国での生活を断って、望郷の念で帰国をした人たち。

どちらの国にいたとしても辛い過去を引きづっている訳で、それを変えることは出来ない。

何の罪もない人たちが取り残された上に、何十年も経て肉親を探す「運命に翻弄された」人生だ。

2世3世の生きづらさ

学歴や生活に関しては生まれが日本だとそれなりに豊かなのだろが、ことルーツに関しては周囲に話せなかったり隠したりするとアンケートに回答している3世の方たち。

理由は様々だが「説明が面倒、説明しても分かってもらえない」「いじめられる」など、確かに話して分かる程度じゃない深い歴史がある。

それに1世2世の方たちも辛い過去を語りたくなくて、残留孤児にならざるを得なかった経緯を詳しくは知らない3世の方も多いらしい。

それもそうだろう、逃げ延びて今がある訳だが中国で養父母に育てられた感謝もあれば、労働力として使われたに過ぎない人たちもいるだろう。過去を語り継ぐのも辛い事だ。

日本に戻って来られた残留孤児の方々が日本での暮らしに満足とは言い切れないが、打つ手もなく生涯を中国で終える人だって多くいたと思う、そこまで調査はしきれないうちに時間がたちすぎてしまった。

全てが過去になって忘れられて行ってしまう、責任のありかはわからなくなっていく。

元々そんなものはないのか、諦めてしまうしかないのかな。

拉致被害者の件だって時間が経って忘れさられるのを待っているのだろうか?

私自身も戦時中を経験した人の過去を分かるとは思わないし想像するだけだ。ただ当時の本を読んで知ることしか出来ない。

戦争に反対したところで流れというのには逆らえないが、戦争さえなかったら生まなくていい悲劇がたくさんあったはずだ。

戦争が悪いことだと誰もが分かっているのに進んでしまうから、流れをかえることが出来る人はいないのか、そもそも人に頼ってばかりでいいのかも疑問だけど。

報道カメラマンであり、戦場にも赴く宮嶋茂樹さんを尊敬するのは行動力の人だから。

写真で生活するのだからいい写真が収入に結びつくけれど、それ以上の使命感を宮嶋茂樹さんからは感じる。

プレミアム商品券

昨日から引換が始まっているプレミアム商品券を午後、引き換えに行ってきた。

妹が昨日行った際には長蛇の列でかなり待って引き換えて来たそうだが、今日行ってみると私の前に3人くらいで窓口も4か所ありすぐに引き換えることが出来た。

都会とちがって並んで待つことに慣れていないから果たしてどれだけ待つのかと思っていたが何のことはなかった。

全店共通商品券は1万円の綴りに1000円券が12枚ついているからプレミアム率20%。

飲食店専用商品券はもっとお得で1万円のつづりに1000円券が14枚ついているからプレミアム率40%だ。

どちらも応募したが応募者多数だから希望よりは枚数は少ない。飲食店専用商品券に関しては当たらなかった。

元々、飲食店専用商品券は発行枚数も少ないから仕方がない。

12月31日までの使用期限だが今のところ特に欲しいものはないから、食料品の買い物で日々消費していこうと思っている。

そんなことを考えていたら年末なんてあっという間に来てしまいそうだ。

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