2日ぶりのウォーキング

ウォーキング

昨日は午後からアマゾンプライムで「ブリキの太鼓」という映画を見た。

何となく話の障り程度は見聞きしていたが、なかなか面白かった。

3歳で成長することをやめたオスカルが体は幼児のままで不思議な能力を持って、周りを巻き込み自身も数奇な運命にもてあそばれる様子が描かれる。

舞台がドイツが占領して被害が甚大となったポーランドだったのが興味深い。

戦争が背景にあるけれどそんな時代にも当たり前にあった生活、3歳で成長することをやめたオスカルの母親は不思議にも2人の男性と暮らしている。

それでいて他の男性とも性交渉を持つような不思議な女性であり、ほかにも美しい彼女にプロポーズするユダヤ人の商人がいたりする。

精神を病んで自ら死を選んだ彼女の葬儀に参列しようとしたユダヤ人は、恐らくユダヤ人ということで儀式からは追い返されてしまっていた。

葬儀が済んでからのこちらで言うところの通夜振る舞いみたいな食事風景があった。

その場は皆が皆食欲旺盛に食べまくり喋りまくり、オスカルもたくさん平らげている姿に母親の死の悲しみは感じられなかった。

確かに辛い生から解放されて安らかな死を迎えたらああいう風に祝うのが、亡くなった人への弔いなのかなと感じた。

露骨な戦争場面はさほど出てこないけれど時折ヒトラーの映像が出て来たり、ドイツの敗戦が決定的になったノルマンディー上陸みたいな画像も流れていた。

それよりも鰻が出てくる場面がグロテスクだった。

戦時中や戦後の時代を見据えるオスカルは3歳で成長が止まったと周りから見られているが、実際には成長し感じるものが多くあったはず。

連合軍の上陸が始まり運悪く爆撃弾で命を落とすオスカルの恋人だが、彼女もオスカル同様に子どもの体でありながら精神はオスカルと同じ15~16歳だったのかもしれない。

彼の実体は本当は少年兵になってもいいくらいの精神年齢だったのだろう。

だから性的描写もかなりあり、子どもが演じるということで問題になったようにウィキペディアにはあった。

ちょっと不思議な映画だったけれど、最後まで飽きずに見ることが出来た。

オスカルを演じた少年の目とか顔つきが印象的で,なかなか頭から離れない。

ドイツの映画だと言うが、ポーランドが舞台のようでそこははっきりしないけれどポーランドがドイツ軍の手に落ちる前に抵抗した様子が少し見られた。

自分の持っているDVD「地下水道」は、ドイツ軍に対してレジスタンスが抵抗するも虚しくポーランドが陥落する一端を描いている。

「地下水道」は本当に終わりが地獄の始まりみたいな後味の悪さがある映画なのに対して、「ブリキの太鼓」は戦争の時代にも人間の生々しい生活風景を主に描いているみたいだ。

爆撃や銃殺されて命を落とす人もいるけれど、「地下水道」程の悲壮感ややりきれないような気持ちにはならなかった。

知っている俳優さんはいないと思って見ていたら、見覚えのある人が1人いた。

オスカルの母親に横恋慕していたユダヤ人の商人だ。

フランス映画などで見たのだろうか…ウィキてキャストを見たらシャルル・アズナブールだった。

確かシャンソン歌手でもあったような記憶がある。

こういう知っている人をみつけると、一方的に知っているだけなのに懐かしくて嬉しくなる。

ウォーキング

今日は雨が降ったり止んだり、少し晴れてみたりとはっきりしない空模様。

けれど2日歩いていないし、ポツリポツリの雨なので公園に車を止めて歩くことにした。

ただ公園内だとミミズに遭遇するからなるべく早く公園の外を目指す。

2度ばかりミミズと遭遇。

それは1本の小枝に見えていたが、小枝じゃなくやはりミミズだった。

自分は薬なんてやったことはないから幻覚じゃなく、ミミズに間違いなかった。

動揺したくないけれど思わず声が出る。

公園のミミズは大抵が太くて長い。

自分みたいに鈍感でのんびり生きていても、ミミズに遭うとそれだけで体がビクつく。

公園を散歩している人は沢山いて、ミミズを見かけてもおののいている人などいなくて平気なのか共生を心掛けているのたろう。

公園から出て住宅地を歩き回る。

途中傘を差したりもしたが、大降りにはならずほぼ傘を閉じて歩きウォーキングを終えた。

歩き終えた頃には青空も見え始めたが、今日の自分はまだズボン下も履くという厚着でいる。

ホッカイロは今日も貼らずにいたから、自分にとってはそれだけでも進歩と言える。

ラインギフト

法事が終わりホッとしていたら、喪主を務めた妹から数点のラインギフトが来た。

法事の後の食事会で貰った菓子折りが香典返しと思っていたのだがどうしたことか。

今回はローソンギフト(お買い物券)・スタバギフト(ドリンクチケット)・アマゾンギフト(ギフトカード)・ミスドギフト(チケット)などが送られて来た。

自分に送ったのがテストみたいなもので、一番上の姉に同様に送るつもりらしく、ギフトを発券して有効期限を教えて欲しいとあった。

なので早速近くのローソンに行き、発券してみたらクオカードみたいに買い物しても残高がなくなるまで使えるのとは違うらしい。

お店の方に聞いたら、発券したローソンでしか使えないということだ。

更に発券金額より少ない買い物だと残りは消えるらしいから、満額かそれ以上使うしかない。

そして有効期限は短くて発券してから1週間とある。

もうすでに発券してしまい、金額の3000円はすぐに使い切ることにした。

コンビニで3000円も買うことは滅多にないので、贅沢気分でそれでも必要だと思える消耗品を購入した。

妹にもローソンに関しては説明を付けて返信をしたので、この後は札幌の姉に何かしら考えて送るのだろう。

ふとすぐ上の姉には送らないのか疑問に思ったが、金銭に関することなので気にしないことにした。

香典もそれぞれで金額が違ったと思うので詮索しない方がいい。

少し面倒だったのはアマゾンギフト券に交換する際に、登録してあるIDとパスワードはスマホが認識していてタッチするだけでいつもは切り替わるはず。

なのに今回は手動で入力するように求められて、パスワードを保存しているパスワードマネージャーだとか言うところに行き着くのに手間取った。

こんな時やっぱり全てをスマホに頼らずにメモ書きして紙に残して置く方が楽だと思った。

でもそのメモ書きがどこに行ったか分からないようになるようじゃ困るけれど。

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