雲一つない晴天、早朝から仕事の息子を送って河川敷にやってきた。
ウォーキング
早朝は少し涼しいかと思ったが遮るものがない河川敷は、風もほぼなくてどんどん暑くなってきた。
ペースを落としてのんびり歩くことにした。
今日歩くのは人のいない砂利道コースにして、松田聖子さんの曲を堪能しながら歩く。
草が道の両側に生い茂って、こういう道を怖がる人は怖がるのかもしれない。
猫を飼っている知人と話した時にも、誰もいない道を歩くことを「怖くない?」と聞かれたものだ。
でも早朝と言っても明るくて、今は陽が高く上がって3月・4月の薄暗闇じゃない。
森の中だと高く生い茂った木々が涼しくしてくれるけれど、ここはそこそこ背のある雑草程度で暑いくらいで怖くはない。
人と通り過ぎることはほぼない道と思って歩いていると、珍しくシーブのような車が前からやってきた。
道いっぱいに車の幅があり、背の高い草を背に車が通り過ぎるのを待つ。
お互い会釈しあったその車は富士山のナンバープレートだった。
富士山ナンバーは平成20年11月4日(火)から交付が開始されたご当地ナンバーです。
ご当地ナンバーは全国にたくさんありますが、2つの都道府県(山梨・静岡)をまたいでの交付は「富士山ナンバー」だけです。
山梨ガイド
珍しいナンバープレートの車とこの場所で遭遇すること自体が珍しいと思ってまた歩き出したら、今度は駐車している車にも会った。
こちらは地元のナンバープレートだったが、車の窓ガラスが破損したらしくテープが沢山貼ってあった。
あまり人のいない場所を選んで休んでいたのかもしれないから、そそくさと通り過ぎた。
砂利道を歩いている途中、1円玉を見つけた。
ちょっと変形気味で偽物かと思ったが、日本国という文字が見えるから本物かなと思う。
砂利道を抜けていつもの道に出て、再び歩く。
暑くなって来たので、予定したコースより短縮して車に戻った。
松田聖子さんの曲ばかりを聞いていたら、入っていないと思っていた「赤いスイートピー」がかかってちゃんと入っていたのだった。
松田聖子さんの代表的な曲の1つだし、入っていて当然で自分でスマホに入れておきながら認識していなかったらしい。

車で涼みながら、1円玉をウエットティッシュで拭いてみるが、あまり効果がない。
これは店頭じゃ使えないかな…無駄な事をしたと思った。
けれど1円を粗末にするのは1円に泣く気がして、使えなくても車に保管することにした。
砂利道では聞いたことのない鳥の泣き声がして、野鳥好きの磯野貴理子さんなら鳥の名前が分るかななんて考えていた。
松居直美さんのブログで知ったのだが、また何処かの会場で「はやく起きた朝は…」のファンの集いがあったらしい。
「はやく起きた朝は…」は地上波から離れてしまったから、もしファンの集いが地上波で放送されたとしても見逃してしまいそうだ。
松居直美さんのブログで何とか情報を手繰り地上波で放送されるなら見たいと思う。
本当は3人のこれからをまだまだ見続けていたかったから、地上波で放送されなくなって残念だ。
「はやく起きた朝は…」は、一見するとありそうでなかなか見当たらない番組だった。
「話す」「笑う」「歩く」
和田秀樹さんのネット記事を見つけたが、和田秀樹さんのおっしゃることはいつも分かりやすいから本も売れるんだと思う。
小説で言うと東野圭吾さんみたいで、面白くて分かりやすい。
いや、そう言いながら東野圭吾さんの本でも自分が面白く感じなかったものもあったことを思い出した。
和田秀樹「生命活動維持を司る自律神経は年を重ねると老化。しかし何歳でも<バランスを整える>ことは可能で…」副交感神経を働かせる3つの方法とは
特に意識したいのは、副交感神経を働かせること。そのために有効なのは「話す」「笑う」「歩く」。
この3つを実践することで、心身のブレーキが働き、自律神経の乱れを防ぐことができます。
婦人公論.jp
自律神経に支障を来すといろんな目に見えない症状に苛まれることは、自分が経験しているのでよくわかっている。
それに症状が出てからは元に戻れるか保証はなく、戻れたとしてもかなりの年数を要すると思う。
会食恐怖症だった自分は病院に罹ったことはないが、実際に克服出来たと感じるまで10年はかかった。
友人の息子さんも自律神経がどうとか詳しくは聞いていないけれど、不調から地元に戻って休職していた。
でも東京の部屋の片付けを始めたらしく引き払う様子なので、退職してこちらで静養・治療を続けるのかと思う。
なかなか聞くことは難しいので、友人が話してくれることだけで想像するのだが、最近はこういった不調に罹っている人の話を聞く。
心療内科とかそういった関係の病院がどこまで効果的なのかは分からないけれど、1番いいのは自律神経を鍛えることなのだと思う。
鍛えるというのは間違いかもしれないが、嫌なことを避けて自分を守ることに徹底するのが大事だと思う。
自律神経はストレスがかなり影響するらしいからストレスから逃れることが第一だ。
和田秀樹さんの本は自分みたいな暗い人間にとって、かなりポジティブな内容なので読むと一時的には元気をもらえて「そうだそうだ」と思える。
でも自分は読んですぐに忘れてしまうことが多いから、その場限りの納得でしかないことが多い。
けれど体験したことは忘れる筈もなく、一度精神的に崩れると立て直すのは思った以上に時間がかかるものだ。
いつ回復するのかなんて誰にも分からないし。
でもそれでも生きて行かなきゃならない訳だ。
この記事にある「話す」「笑う」「歩く」のうち自分が実践出来ているのは「歩く」しかない。
「話す」となると人と会うことはなるべく避けたいくらいだから、「話す」なんて少ないはずで「笑う」なんてことも1人でいて笑うはずもない。
ただ「話す」のは人間じゃなく犬や猫でもいいのなら、出来そうな気がする。
「歩く」だけでも気持ちが紛れたりその時だけ優しくなったりするから、随分救われていると思う。
後は自分にとって効果的なのは月に2回のリラックスヨガだろうか。
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