暑さでウォーキングは中断

雑記ブログ

息子を仕事先に送った後、少しだけ歩いてみた。

そこそこ風はあるものの、それよりも炎天下で具合が悪くなってもいけないと15分位で車に戻った。

今日はウォーキングを諦めて読書に専念しようと思う。

昨夜は夜もそれ程気温が下がらなかったので、試しにタオルケットをかけて寝てみた。

でもいつの間にかタオルケットは取り除いて、しっかり布団を掛けていた。

やはりまだ布団は掛けたほうがいいし、まだ真夏でもなくて扇風機も出していない。

ただ今日は腹巻は外して来たから徐々に夏が近づいてきたと感じている。

そして今年の春は花粉症の薬を貰いに耳鼻科に行かずに済みそうで、去年貰った薬で何とか息子も自分も間に合った。

花粉の多さとかニュースでさほど気にして見たことはないけれど、自分の体に症状がそれほど出なかったから花粉症の症状も軽かったと言える。

でもほとんど薬は使い果たしたから来年の春は薬がなく、耳鼻科に行くことになるだろう。

「あんぱん」

今週の「あんぱん」は暗く厳しい兵役の時代が描かれているから、高知での場面とガラリと様相は変わっている。

自分も戦争は体験していないし、戦争にまつわる本は読んでいるつもりだが兵士の日常生活みたいなものはわかっていない。

ドラマだから多少は小奇麗に作られているのだろうけれど、戦争自体が本格化する以前のようで兵舎生活が興味深い。

そんな中戦時中の上下関係の厳しさが無駄な暴力行為で描かれるけれど、まだ軽く描かれているに過ぎないだろう。

嵩を陥れようと古参兵が何やら小細工をして傷めつけようとするのだが、軍隊ではこんなことは日常茶飯事だったと思う。

物事の良し悪しなど関係なく暴力で支配する世界が戦争であり、人のあくどさや醜さが露骨になる。

「黒パン俘虜記」という本を昔読んだ。

実体験に基づいた話だったと思うが、捕虜になった日本兵同士で搾取や騙し合いみたいな争いがあり弱い者は命を落とすといった悲惨な内容だったと思う。

多分シベリアの捕虜収容所でも同じようにというかもっと悲惨な状況だったと思うし、何より戦争で戦って亡くなった人以上に飢餓等で亡くなった人は多いそうだ。

アジア太平洋戦争において死没した日本兵の大半は、いわゆる「名誉の戦死」ではなく、餓死や栄養失調に起因する病死であった──。 戦死者よりも戦病死者のほうが多いこと、しかもそれが戦場全体にわたって発生していたことが日本軍の特質だと著者は指摘する。

じんぶん堂

思い出すのは「黒パン俘虜記」で捕虜の1人がやっと手に入れた黒パンを隠れてむさぼり食べる場面だ。

確か勢い込んで詰め込んだ黒パンが、体内で膨らみだして?消化不良を起こし捕虜は亡くなってしまう。

本を読んでも大抵すぐに忘れてしまうけれど、ショックを受けた記憶とかは残っているようだ。

だから戦争関連で読んだ本は覚えていたり、思い出すことが時折ある。

731部隊とか日本が中国で行った人体実験の記録も知ると、随分悲惨なことをして来たものだと思う。

戦争は論外で良くないことだけど、時代がそうなったら一般人は流されて生きるしかないのかと思う。

そう言えば、林真理子さんが前に日大の副学長にパワハラで訴えられた件があった。

先月訴訟の判決が下されて、副学長の訴えは棄却されパワハラに当たらず率直な意見交換と見なされた。

自分としては当然であり正しい判決で、でもこういう時には決して大きなニュースにはならないんだと思ったりした。

こんな訴訟で日々を作家としての仕事をセーブして、日大の業務に取り組む林真理子さんの時間を奪わないで欲しい。

女々しいという言葉があるが、最近は使っちゃいけないかもしれないが沢田氏という方は本当に女々しい人だと思う。

別に男女に関係なく女々しいと思える人はいる。

若いころには分からなかったことだけど、男性であっても人の悪口や噂話や揉め事を好む人はいる。

だから今更ジェンダーだとか性差なんて関係ないことだったと思う。

自分もいざとなったらいい顔は出来ないんだろうと思うけれど、人を陥れてまで生きようとするかどうか。

もっと潔く竹を割ったような性格になれないものか。

外では立派に振る舞えても、内と外で使い分けるような嫌な性格も許せない。

この裁判結果に対して元副学長の沢田氏は「不当な判決で控訴する」とまだ争う気でいるらしい。

プライドが許さないのか、男として沽券に関わるとでも思っているのなら情けない人だ。

やなせたかしさんの本の「ぼくは戦争は大嫌い」というタイトルから、今週の「あんぱん」のサブタイトル「軍隊なんて大きらい、だけど」が来ているのだろう。

自分もこの本を読んだけれど覚えているのは、”嫌な人とも暮らしていける”ということだ。

この言葉を支えに時々心で念じながら、戦争よりはましと思ってやっていきたい。

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