暑くもなく寒くもなく風もなく雨が降ってるでもない。
息子が休みなので送迎は無し、家事も終えてのんびりと過ごしている。
1人ならこの後ものんびりしたいところだが、今日は息子の希望でドライブに行こうと思う。
と言っても近くの道の駅に行ってくるだけで新しくなってからまだ行ってなかったのでチラッと見てくる。
札幌・女子大生死体遺棄事件
札幌市のアパートで女子大生の遺体が発見された事件で死体遺棄容疑で再逮捕(銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕)の小野勇容疑者が「首を絞めて殺害した」と殺人の供述を始めた。
小野容疑者のTwitterから事件への関与をほのめかす投稿がいくつか見つかっている上に更には他にも複数件の「嘱託殺人」に及んだかもしれないようなツイートがあるらしい。
これが本当なら恐ろしいと思う。
まるで「座間9人殺害件」を彷彿とさせる事件だ。
小野容疑者は女子大生から「殺して欲しいと依頼された」と殺害の供述も始めた。
小野容疑者とSNSで繋がりのあった別の女性が語った話ではこの小野容疑者という人物、ボスニアで傭兵をしていたことがあり人をたくさん殺したと話していたそうだ。
別の女性は自殺願望があってこの小野容疑者と繋がっていたそうだが、ギリギリのところで死を決断できなくて気持ちがゆらいで行きつ戻りつだったようだ。
でももしかしたら自殺願望の高まりで一歩間違えれば殺されていたかもしれないと思うから、気持ちの揺れのせいで命を奪われずに済んだのだろう。
傭兵という特異な経歴
殺害された女子大生とは別の女性には「自殺願望」があって小野容疑者とやり取りをするうちにお互い近所同士であることも分かり小野容疑者の自宅を訪れることになったそうだ。
小野容疑者の部屋は散乱していて大量のぬいぐるみやサバイバルナイフがあったとあるから、それで銃刀法違反での現行犯逮捕になったのだろう。
女性の話では「全く話がかみ合わないので何か病気を持っている人と思った」とある。
小野容疑者から「元傭兵であること」「ボスニアで人をたくさん殺したことがある」と話を聞いたようだが、戦歴を自慢しているようで、果たして言葉通りなのだろうか?
元傭兵で「高部正樹さん」という方の著書を読んだことがあるけれど、高部さんは約20年近く傭兵としてアフガニスタン、ミャンマー、ボスニアなどで戦闘体験がある。
高部正樹さんの著書からは過酷な現場でありながらも、リアルな生活ぶりや報酬の少なさが興味深かった。
高部正樹さんも傭兵というからには戦いで相手の命を奪ったと思うけれど小野容疑者のように自慢のたねにはしていないのでそこのところは分からない。
でも気が付いたら攻撃を受けて負傷していた様子などから見ると、今の戦いというのは相手を殺したかわかならいくらいミサイルとか銃弾がどこからか飛んで来るものという印象を受けた。
ロシアとウクライナもドローンで攻撃したりするから、昔のような「人対人」の戦闘ではないと思う。
高部さんの本で一番印象に残った話はカレン民族の解放軍に加わってミャンマーと戦った当時と「ランボー」のカレン族を扱った映画が全く同じくらい肉薄した作りになっていたという下りだった。
シルベスター・スタローンがミャンマーの戦いを現実に則って作った優れものなんだと思った。
小野容疑者は傭兵という一風変わった経歴に箔をつけて『死にたいんだったら殺してあげるよ』と殺しに慣れたように見せかけていたのかもしれない。
でもそうやって心を病んでいる人を食い物にする殺人が目的のサイコパスだったかもしれない。
アカウント
SNSに裏アカウントというものがあるのも私にはわからないんだけれど、自分を特定されずにすむアカウントということなのかな?
そう言った秘密のアカウントで自分の悩みを打ち明けるのかもしれないけれど、得たいの知れない人に本音を言う気持ちが自分には分からない。
小野容疑者は「心優しき死神でありたい」「送り人」などとプロフィール欄に自己紹介したアカウントを使っていたらしい。
こういうものに興味を感じて繋がろうとするっていうのが今の時代は普通なのだとしたら、私にはとてもついていけない。
実際に対面した人とだって通じ合える人は少ないと思う。
なのに見たこともない、素性も知れないような人に悩みを吐露して、優しい言葉をかけてもらって信用できるなんて素直だからなのか?
私が疑い深いのか?
自分を理解する人間、擁護する人間は自分以外いないと思うんだけれど、誰かを信用する素直さが悪意ある人に利用されるなんて悲しい。
そうまでして殺されたかったのか、いつかは命は終わるのに・・・自殺願望がある人にしか分からないことだ。
マッチングアプリなんていうのも聞いたことがあるけれど、人は出会いが欲しい生き物なんだなぁと思う。
誰かと話したりするのはちょっとなら楽しいけれど、絶対に自分の時間は欲しい、出来るならズ~ッと自分の時間でもいいくらいだ。
きっと自分は時代に取り残されているんだろう、それでもいいけれど。
疑ってかかるだけでも寂しいが、信用し過ぎると怖いと思う。
道の駅
今日は道の駅を2ヶ所行って来た。
本当は3ヶ所の予定だったけれど息子が満足したようなので、早めのお昼ご飯を食べて帰ってきた。
コロナ禍になる前から元々どこかに行きたがる事もなく、家で好きなものに囲まれて過ごすことで満足している息子なので私としては助かっている。
全国旅行支援が今月から(11日)始まっているがそんなキャンペーンもどこ吹く風で、旅行に行きたいと訴えるわけでもない。
それでも美味しいものを食べて幸せなら、息子がそうだとしたら私もそれでいい。
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