美術館で漫画展を鑑賞

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朝から暖かいし霧が出ている。

息子が休みでしかも給料日ということで行きたい場所がたくさんあるようだ。

美術館と児童会館

今日は息子も私も好きな漫画の「銀の匙」展を見に美術館にやって来た。

息子の療育手帳を出すと2人分の入館料が無料になり、幾らか負担はあると思っていたから尚更有り難い。

美術館に足を運んだのは「水木しげる展」以来だ。

「銀の匙」展は殆どの展示作品の写真撮影がOKだったので、息子も私も好きなシーンを撮って見て歩いた。

息子と歩くと興味のないものは素通りなのでゆっくり味わうことはないのだが、この「銀の匙」展は好きな漫画だけあって意外に時間をかけて見ることが出来た。

「銀の匙」に関する膨大な関係資料も展示されていて、ものを生み出すって並大抵じゃないことを思い知った。

読み手は軽い気持ちで手に取る本だけど、書く、描く側にしたら色んなことを調べて突き詰めて作品にするのだろう。

その労力を思ったら小説家とか漫画家の方々って根気・粘り強さが要求されるお仕事だ。

漫画は絵力も当然必要だ。

「銀の匙」には基本、悪い人が出てこないアットホームな話だと思う。

小説でいうと有川浩さん系だろうか。

結構な時間を使って「銀の匙」展を見終わり、続いてせっかく来たので、向かい側に位置する児童会館に行って見る。

児童会館は子どもが小さい時によく連れて来たし、ここの建物は改修はしているがかなり古くからあって自分も小学生時代に宿泊学習で泊まったものだ。

平日の今日は管内の学校から来ている団体さんがいるようで、プラネタリウムを鑑賞中のようだった。

懐かしい食堂で団体さんがお昼ご飯に来る前に2人で昼食を頼んで食べて来た。

息子が食べたカレーは色が黄色っぽくて、私が小学生時代に食べたカレーと同じような気がした。

息子によると「さっぱりしていて美味しかった」そうで私が食べた若芽うどんも美味しかった。

お値段も安くて昔ながらの食堂といった感じが良かったが、子どもたちが多く利用するからか「黙食」と貼り紙がしてあって今の時代ならではだ。

給食の黙食反対の声も上がっていて署名活動を実施していると新聞で見たことがある。

コロナのせいで色々な不自由が子どもたちにもあって、時代のせいとは言え可哀そうだ。

5回目のワクチン接種券

昨日、息子と私の5回目のワクチン接種券が郵送されて来た。

予定は来年かと思いきやどうやら年内に接種をしなきゃならないようだ。

「すぐに予約が出来ます」とあるから予約した方がいいのだろう。

息子は何かニュースでも見たのか「ワクチン打って死んだ人もいる」と言い怯えているようだ。

つい最近40代女性が亡くなったニュースがあったからそのことだろうか。

いつもはコロナになるよりはワクチンを打つ方がいいという考えだったのにどうしたことか。

でも第8波が始まっているのならワクチンを打って感染しないため、重症化しないために打つしかないのか。

(ただ昨日の地域の感染者数は67名となっていて、数字のバラつきが気になる)

アメーバブログなどで「ワクチンを打つ」などと発信する人にコメント欄は反対の声が殺到するのを見ることがある。

今は反ワクチンの人がかなり多いんだなと思う。

5回目のワクチンを打った人のコメント欄には「正気?」とか危険性を懸念する声が多くあったりして発信しない方がブロガーさん自身の心の平和を保てるんじゃないかと心配になる。

ワクチンを接種するのは自由だけれど、意思表示して反対されるとなると声を上げるのは控えるべきかもしれない。

自己決定だからそこのところ自分は、反対の声を読んでもあまり感化されないでいるんだけれど果たして結果的にどうなるのか。

念の為ネットを開いて予約状況を見てみると12月30日から来年の1月7日までの日付が出ていて、そうなると今年の接種は無理ということで内心ホッとしている。

予約を入れるにしても次の息子のシフトが出てからになるから、ワクチン問題は先延ばしして取り敢えずホッと一段落。

去年の今日の日記

去年の今日の日記を見るともの凄く楽しそうな自分がいる。

「よく眠れた」「快適な日々」となっている。

仕事が増えて忙しく動いていたようだが気分的には充実していたようだ。

夫が入院して喜んでいるのは顰蹙ものだけれど、喜びに満ちあふれていたのが事実だから仕方ない。

でも「この生活に慣れてしまうと戻って来た時の不快感が増すのが心配」とある。

確かに戻った直後は不快感もストレスもあったと思うけど(失礼)、人間は慣れるものだとも思うから割と何とかなるものだ。

アンパンマンの作者のやなせたかしさんも「人は嫌いな人とも生きていける」とおっしゃっている。

それはその通りだと思うからいつも頭の片隅に呪文のように置いている。

日記アプリが教えてくれる「去年の今日」はいつも楽しい話ばかりじゃないが、この夫の入院の時期だけは見返すのが楽しみ。

去年の自分を振り返る楽しみが今はある。

単身赴任や出張があるご主人が羨ましかったけれど、ちょっとそれに近い気分を味わった。

自分の気持ちに噓はつけないものだ。

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