今朝も相変わらずの寒さにホッカイロを2か所貼ってから、本格的に動き出す。
今日は天皇誕生日で祝日だ。
息子は仕事なので送迎しながら自分の用事を足そうと思う。
朝は寒いが日中の気温は0℃とあるから雪解けが進む。
これからは溶けて水たまりがちょっとした池みたいになるから、歩く時には車からの水はねにも注意しなきゃならない。
でも雪解けが進むのは嬉しい。
用事を足しているうちに首下に貼ったカイロで暑くなり過ぎて、お店の駐車場に車を停めて剝がす。
朝と日中の寒暖差があるから気を付けないと風邪を引く。
妹とカフェに
昨日は久しぶりに妹と隣町に出来た新しいカフェに行って来る。
立地の場所が良くて駐車場も広いとあってお店に入った時はまだ空席もあったが、すぐに満席になったようで待っている人が出始めた。
待っている人が気になってお喋りもそこそこに出て来たが、混んでいなければ居心地のいいカフェだったと思う。
店内にお花屋さんもあって昨日は定休日とあった。
どうもその花屋さんは前に別な場所で営業していたと思うのだ。
通りすがりで見かけた時に閉店したのかなといった店構えになっていたのが気になっていたのだがどうやら閉店ではなく移転だったみたいだ。
本店もあり、こちらは支店としてオープンしていたようだ。
自分は花に詳しくはないがコロナ禍で友人のお父さんの慶弔の花を前の店舗から発送してもらった際、とても良い花で凄く長持ちしたと喜ばれたものだった。
カフェのコーヒーは1人1人にサイフォンで出て来て大振りなコーヒーカップに1杯強の量があるから充分満足した。
いつもインスタントコーヒーで済ましているからじっくりとコーヒーそのものを堪能出来た。
それとやっぱり2人くらいの方が回りを気にせずに話せて気楽に感じる。
他愛もない話で時間が過ぎて妹とは別れた。
一緒に暮らした時間よりも別の暮らしが長くなって友人とは違った部分がお互いに見せられる姉妹とは不思議な関係だと思う。
養老孟司さん
「子どものいない社会」が理想になっている…養老孟司「日本の少子化が止まらない本当の理由」
プレジデントオンライン
この記事を読んでなるほど世の中の流れはこうやって読むんだなぁなんて思った。
養老孟司さんのあの有名な著書「バカの壁」を自分は読んでいない。
でも養老孟司さんはいつも気になっている方の1人だ。
自分の中で話題の本というのが世間と同じように面白いのか分からない時がある。
村上春樹さんの本も何冊か読んでみても理解不足で心に響いて来なかったりする。
あの村上春樹さんだというのに、ノーベル文学賞候補に何度も名前が上がるけれど私には難しいのかもしれない。
それと同じように話題になればなるほど、果たして自分はその話題の本を理解できるのかと思うのだ。
だから直木賞とか芥川賞などの賞を取った本も自分が興味を持たない限り読んでいない。
映画にしても洋画は好きだけどどれだけ理解しているかは自分でも怪しいところがある。
お笑いの世界も誰もが面白いとしてもいまいちだったりするから、分からない。
ただ本も映画も正しい捉え方とかを求めるものじゃないのが救いだ。
自分の思ったことがその映画や本の答えであり、きっと考えが浅かったり読み取れない時があるんだろう。
そんなことを考えてたら、この養老孟司さんの記事があった。
「学問をすると自分が違う人になる」と養老孟司さんは言っている。
学問をすると見方・考え方が変わり、それまでの自分が変わる。
前の自分はいなくなり、例えて言えば前の自分は死んで今の自分は違う人になる。
養老孟司さんはそんな前の自分が死んで新しい自分が生まれているという繰り返しが学問だと言う。
私はそれを自分自身の進化、成長と捉える。
人間は死ぬまで学ぶ生き物だと思っているから、そこは養老孟司さんの言葉が分かっているつもりだ。
更に記事は続き、今の人は変わることがマイナスで、変わりたくないと思っている。
人生は否応なく変わっていくものなのだが、変わる偶然を受け入れることが難しくなってきているのだと言う。
そんな現代の世界では先行きが分からない子供に投資する人がいなくなるから、当然子供もいなくなるという。
子供も自然もいなくなって当然らしい。
今は個人主義も横行していると思う。
誰かのために自分の時間を費やす自己犠牲みたいな子育ては時代に逆行しているのかもしれない。
子供の頃からゲーム機や携帯電話があった人たちが好きに使っていた時間が、子供が生まれてみたら寝る時間すら取られて睡眠不足に陥る赤ちゃん時代の子育てだ。
可愛いけれど手がかかる幼児期など一定の時期は自分の時間を置き去りにせざるを得ない。
そう言った変化を好まない人は増えている。
都会人にとって、幼児期の子どもは必要悪
プレジデントオンライン
それに子供が生まれてかかる教育資金を考えると沢山子供を産みたいとまで思えないこともある。
皆、子供だった時代を経験して来ているというのに、『喉元過ぎれば熱さを忘れる』で自己都合で生きることが先決となるから子供は不要になる。
だからといって老後を支えるために若い人は必要というのもご都合主義過ぎる話だが。
やがて子供がいなくなる時代とか希少になる時代が来る。
それは少子化問題への対応が大人たちの都合主義で緩慢だったことも一因になるという事だ。
今更だけど、「バカの壁」はどこまで理解できるか読んでみようかと思う。
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