息子を送ってから一昨日初めて訪れたパークゴルフ場に車を止めて、土手というのか上の方を今日は気持ち良く歩いた。
道内ではクマ出没のニュースもあったりするから警戒して今日は住宅地に向かって歩いた。
日中の最高気温は27度を予想しているが朝は暑くもなく風もなく曇り空で歩くのには最適だ。
今日はアラームも使わず思うままに歩いて9000歩を越えてしまったが充実感を得たからいい。
場所を変えてマックカフェに移動して、朝マックは安定のソーセージエッグマフィンセットにする。
ソーセージエッグマフィンとコーヒーの相性が良くてしかも朝に飲むコーヒーはカフェインを気にしなくていいからここでも充実感を得る。
ファストフードは身体に良いものじゃないにしても、1人で朝マックを味わうこの時間は大袈裟じゃなく至福の時だと思っている。
坂上忍さんと倍賞千恵子さん
坂上忍さんのブログに倍賞千恵子さんの話題があった。
「さかがみ家」と「ドックデプト」とのコラボの期間限定カフェに倍賞千恵子さんがいらしたという。
更に昨日の坂上忍さんのブログでは倍賞千恵子さんが坂上さんのご自宅にも訪れたそうで、ワンちゃんたちと過ごす写真がアップされていた。
カフェも坂上さんのお宅の写真もどちらも素敵で、ワンちゃんたちが倍賞千恵子さんにとても懐いている様子が伺われた。
ゴールデンレトリバーの平塚コウタ君など完全に笑顔でなんて可愛いんだろう。
倍賞千恵子さんは素敵に年齢を重ねていらっしゃると思った。
PLAN75
数日間をかけて倍賞千恵子さん主演の映画「PLAN75」をアマゾンプライムで見終えた。
とても重苦しい映画だったが自分のこの先も考えさせられる映画だった。
映画はのっけから倍賞千恵子さん演ずる女性の深い「しわ」が映されて、自分もやがてそうなるのにショックを受けた。
それからも映画のテーマの一つに「しわ」があるんじゃないかというくらい倍賞千恵子さんの「しわ」をじっくり見ることになる。
そう言えば昨日知った香坂みゆきさん離婚の記事。
香坂みゆきさんと言えば若く可愛いらしいイメージしかなかったから、写真で見た時深く刻まれたシワに驚き昔の面影はあるが違和感もあった。
映画「PLAN75」は75才の誕生日を迎えたら死を選ぶことが出来て行政が死をお手伝いするというもので画期的?な内容だった。
何にでも賛成反対があるのは当たり前だけど、選択する権利は本人にあるから自分ならいい制度に思える。
生まれるときには生まれてくるしかないけれど死を自分で決められるのと苦しまずにいけるのがいいと思っている。
自殺は自分を殺すことだから自分はなかなか出来ないが、そうやって生を終える人がいるのも致し方ないと思っている。
映画の中で1人暮らしの女性が自宅で人知れず亡くなっていたりするのだけどそれが悲しいことなのか、誰にも看取られず亡くなることが悲しいのかはわからない。
悲しいと思うのは周りであって、1人で暮らす生活に満足なら1人で死ぬのも本望じゃないのかと思う。
映画のテーマがテーマだから全編を通して暗い映画だけど、でも現実的でそれでいて死を扱っているからデリケートに作られている感じがした。
1人で暮らすのが当たり前で1人の食事1人で寝起きする生活がそれぞれにあり、倍賞千恵子さん演じる女性は頼る身寄りもないようだ。
寂しさはあっても(終始一緒に生活する人がいるという)気兼ねがなくていいと思うし、そんな生活が長いとその生活に染まると思う。
そうなるとたまに人と会ってのお喋りくらいが丁度良くなって、1人の時間に戻った時ホッとするんじゃないだろうか。
仲睦まじい夫婦や家族だとまた違った心持ちだと思うが。
とにかくいろいろ考えさせられる映画で、見た後は特に嫌な気持ちでもないしきっと長く生きたくないと思っている人なら共感する部分もあると思う。
今から7年後の2030年には単独世帯が2025万と全体の約4割を占め、75才以上の単独世帯は500万を突破すると予測されているそうだ。(国立社会保障・人口問題研究所)
女性の方が平均寿命が長いし高齢女性の1人暮らしは今だって珍しくもない。
高齢者ソロ社会
増える70歳以上のシニア破産、身近な転落の経路 現役時は乗り切っても、人生の終盤に落とし穴
東洋経済オンライン
65才以上の高齢者単身世帯の増加で懸念されるのがシニア破産の急増だと言う。
シニア破産に至る負債の原因は「生活苦・低所得」「病気・医療費」「負債の返済」「失業・転職」「事業資金」「生活用品の購入」「浪費・遊興費」「ギャンブル」などがあげられる。
孤独な単身者を狙ったロマンス詐欺やオレオレ詐欺の被害にあうケースもある。
だまされない自信があったとしても実際に特殊詐欺でお金をむしり取られることもあるかと思う。
思いがけない病気やけがも怖いと思うし、そこから思いがけない医療費がかかる場合もある。
健康でいることが何よりの節約になる。
年齢を重ねることをお先真っ暗と捉えているわけではなく、出来るだけ健康を維持して自分なりに楽しい未来を描きたいとは思っている。
それでも人間いつ何が起こるかは分からないから、「PLAN75」のように人生を終わりにしたいと思った時その選択を出来るというのは絶望じゃなくて希望だと自分は思うのだけれど。
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