昨日は自分にしては遅い就寝だったが目覚めはいつも通り。
今夜たっぷり眠ろうと思う。
今日は月に2回のヨガの日だから充分に副交感神経を優位にして来る。
何なら眠ってしまってもいい・・・先生も良く「寝てもいい」と言っているが変な寝言でも言ったら大変と自分にブレーキがかかる。
そう寝てもいいと思って行ったヨガだが、昨日のスピッツのライブの余韻があるようで睡魔というか心地よい眠気は一向に現れずに終わった。
やって来たのは尿意だけで何でも思うようにはいかない。
スピッツのライブ
昨日はスピッツのライブ前に体力を温存せねばと考えていたはずだった。
でも蓋を開けてみれば、ライブが始まる前の歩数は16672歩、距離にして11.1㎞と、普段以上に歩くという暴挙をしでかしていた。
1人の時間だからと本屋さんに寄ったり、いつも行かない街中(と言っても空洞化している)で”スピッツ公演とのコラボ企画”も少し見ようとウロチョロしていたら歩数が増えていた。
心なしか足も疲れた感じがするのは、自分が招いたこと。
ライブ中に疲れて座るかもなぁと思いながら、開場を待つ列に並んだ。
30分ばかり並んでいたと思うのだが、並んだ列のお隣の女性に話しかけられた。
2枚購入したチケットが急な病(コロナ)でもう1人が当日になって来られなくなってチケットを欲しい人を探していると言う。
けれど最近はチケットの転売は厳しくなっているようで”チケット欲しい”なんてプラカードを出している人もいない。
きっと皆Twitterなんかでやり取りするのかと思うが、こういうこともあるものだとは思う。
どうすることも出来ない、自分はチケジャムで高めのチケットを買ってることが後ろめたくてチケットの話はあまりしたくない。
そんな内心を隠しつつさりげない話で開場までの時間を待つ。
いよいよ入場
後ろめたさが先に立ちチケットはバーコードで読み取られて席が知らされるのだが、何か言われて入場出来なかったらどうしようなどと弱気な気持ちで自分の順番を待つ。
当たり前だがあっさり座席券が渡された。何て小心者の自分。
3階ではあるが前から2番目の中央にあたる席は割と良いと思った。
さっさと座って少しでも足を休めようと今更のあがきで席についていたら、開場待ちで隣り合わせだった女性も少し離れた同じ列に座っていたので挨拶だけする。
時間間近に自分の両隣も席が埋まったが、隣に座った女性から「お1人ですか?」と声をかけられた。
苫小牧からやって来たスピッツのファンクラブ会員さんだそうで、やっと仕事を終えて着いたそうだ。
彼女の話だとこのライブのチケットはかなり争奪戦でとても手に入りずらかったと言う。
ここでもチケジャムでチケットを購入したとは言いずらく聞くのみ。
たとえファンクラブ会員でもチケットが取れなくて全滅という人が大勢いるらしい。
そういう時にはチケジャムを利用するのかなと思うが、何となく言わずに済ます。
もしかしたらSNS全盛の時代だから何かしらの伝手があるのかもしれないしファンクラブ会員同士でやり取りするのかも。
その女性の話だと今日は京都から駆け付けているファンクラブ会員さんもいると言う。
聞いていると遠征なども頻繫にこなしているらしく耳にしたことがある“ロックロックこんにちは”やファンクラブイベントにも参加していると言っていた。
(ガチなファンなんだ)といろいろ聞きたい思いと、聞かれたくない?思いが交差してにわかファンの自分はどっちつかずの対応だったと思う。
スピッツのライブ
ライブが始まると一斉に立ち上がりそれからは夢の世界に連れて行って貰った。
いつも聴いている最新アルバムの曲が多くてマサムネさんは声量があってこんな身近で独特な声に触れられるなんて・・・と聞き惚れる。
中には知らない曲もいくつかあったが、それで“も”ロビンソン”や”チェリー”といった定番の曲も聴けた。
途中のMCではマサムネさんの道内を旅した話が聞けてこれもまた嬉しい事だった。
地元じゃなきゃ分からないような話に本当にマサムネさんが訪れたという実感が湧き、その場にいたかったとか偶然でも関わった人たちが羨ましいとか思った。
松山千春さんの「季節の中で」のフレーズを少し弾き語りしてくれたのだが、お隣さん情報だと札幌では北島三郎さんを歌われたそうだ。
何を歌ったとしても聞き惚れるマサムネさんの歌声だ。
今回のライブで注目していたのはメンバー全員が歌うパートのある”オバケのロックバンド”、これが絶対に聴きたい曲だったし、会場も凄く盛り上がって楽しい雰囲気だった。
念のために持参した双眼鏡はメンバー紹介で少し使った程度だが、お顔がはっきり確認出来て満足。
心配だった足の疲れも何とか最後まで立っていられて自分の体ではあるが感謝したい。
時間的には2時間チョットだったと思うが、今にして思うと7年くらい前に韓国のボーイズグループ2PMの東京ドーム公演などに参戦した際は3時間くらい立ちっぱなしだった。
今より若かったはずだがさすがに疲れて座りたいと思ったものだった。
だから2時間はまだいいというかちょうどそれくらいが限度なのかもしれない。
映画館で鑑賞出来るライブビューイングがとても楽だったから、スピッツにもあればこれから先はそういうものに参戦したいかな。
とにかく自分なりに感動して帰宅の途に就いた。
遠征で来られている方はこれから屋台などに繰り出すのだろうが、自分はもう”おねむの時間”をとっくに過ぎているからまっすぐに帰宅。
チケット争奪戦
滅多にライブに行くことはないし、これからもないとは思うがチケットというのは本当に取るのが難しいようだ。
どういった仕組みになっているのか分からないがファンクラブが前列を占めるのは当然のような気がするし、そのためのファンクラブでもあると思う。
けれどツアーのある場所には地元の公演なら地元が占めるかと言えばそうではないのだろう。
割合的にどの程度なのかも分からないが、数人と話しただけでも地元の人はいなかった(偶然かもしれない)。
3回しかチケット購入のチャレンジはしていないが、ファンクラブの人ですら何箇所も何回も応募して全滅すると聞くと、仕組みはどうなっているのかと首を傾げる。
ツアーに遠征するとなると経済効果も上がるしツアーの場所が潤うことになるからいい事なんだろうけど。
自分としては遠征費用を考えたらチケジャムを利用することにハードルが低くなったから利用した。
チケジャムも早いうちなら定価近くでの売り買いがあったようだ。
チケット落選を受けてすぐにチケジャムで購入するのがいいのだろうけど、チケジャムに売り出す人たちはどうやって入手しているのかなと思う。
でもスピッツ見たさに利用して実際にライブを堪能したことは有り難い。
お隣だったガチなファンクラブ会員さんと、にわかファンの自分が同じ席にいるのは、ハンデを与えてもらって同じ順位にしてもらったような感じだ。
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