今日まで息子が休みなので自分も気持ちが緩んで起床時間がいつもより1時間は遅くなっている。
目覚めが4時でもそこからスマホを見ていたらあっという間に5時を過ぎるから、自然に朝食も遅くなり今朝は6時を過ぎていた。
人それぞれ生活のリズムは違うからこの時間が早い方だとしても、自分の生活リズムが少しずれているのは確かだ。
家事を終わらせて昨日道の駅で買った甘納豆をつまむ。
たくさん入っているのに値段は通常よりも安かったからこれはお得な買い物だったと思う。
小豆よりも甘納豆を赤飯に入れるのが好きな人も多いが、自分は赤飯はあまり好きじゃないから甘納豆をそのまま食べるのがいい。
豆全般は好きだけど何故か大豆の一部は苦手で特に味噌汁が苦手だ。
それと豆乳も何故か気持ちが悪くなるから栄養はあるようだが日頃から避けている。
でも豆は栄養豊富な食品だし味噌汁以外で大豆製品も摂りたいところだ。
少しだけつまむつもりだった甘納豆は、ついつい食べ過ぎてしまうからさっさと仕舞い込む。
買うときはよく見もしなかったが昨日買った甘納豆は製造元は地元で良く知っている会社だった。
ここの甘納豆は大振りでとても美味しいから以前は知り合いとわざわざ注文して買っていた時期があった。
昔のママ友
知り合いというか当時はママ友付き合いがあった人で、彼女の息子さんと自分の下の息子が保育所から小学校までが一緒だった。
彼女はご主人と喫茶店をしていたのでもう1人のママ友と数年は通っていた。
比較的親しくしていた頃に、友人の喫茶店にお客さんとして来ていた豆の会社(製菓店らしい)の方から甘納豆を買っていた。
でも喫茶店のママ友やもう1人のママ友とも付き合いは浅く、子供同士の発達の差が歴然として進む方向が違って来ると、自然と親の付き合いも疎遠になって今に至る。
子供がいたからあった付き合いって今は殆んどないに等しい。
けれど最近、その喫茶店のママ友の名前が新聞のお悔やみ欄にあると知り合いが教えてくれた。
ちょっと自分たちの年齢からしたら早逝と思うけれど、何があったのかと思うだけでとっくに付き合いが切れているから分からない。
もしかすると彼女の訃報を教えてくれた知り合いは自分がまだその喫茶店のママ友と付き合いがあって何か知っているかと思ったのかもしれないが、あいにく何も知らないし、尋ねる気もない。
お悔やみ欄も知り合いから聞かないと見逃していたところで、葬儀はご家族で済ませたようで事後のお知らせのようだった。
離れてしまった繋がりなのに心底からお悔やみ言ったり悼む気持ちになれるかは分からない。
人との縁も煩わしさから徐々にというか積極的に疎遠さを招いている気がするが、それでもいいと思っている。
自分の時も時代に即して静かに家族だけで出来るなら直葬にして欲しいものだが、いなくなってからどうやってもらっても「別にいいか」という気もする。
それに今の自分なら見送る立場の位置にいる気がするし・・・。
年賀状も最近は”おしまい”にする人が増えているくらいだから、自分もいつかはそうしたいと思うがそれも何かのきっかけがあって出来ることなのだろうか。
「君たちはどう生きるか」
探している時にはなかなか見つからなかったマガジンハウスの漫画本「君たちはどう生きるか」を見つけた。
息子と出掛けた隣町の本屋さんで立て掛けてあったのが、いかにも自分を待っててくれたようだ。
思い込みもいいとこだけど、漫画版でマガジンハウスの”鉄尾さんがらみ”のが欲しかったから見つけられて良かった。
活字の「君たちはどう生きるか」はもともと読む気がなかったのは、YouTubeのマリコチャンネルおすすめがこの漫画版だったから。
メガネの少年が表紙で普通ならこういうキャラクターが載っているのは避けていたけれど挑戦してみようと思う。
この少し古さを感じるキャラクター作りにも確か意味があるようなことを言っていた。
敢えて古さを出したみたいな感じだとか。
雑誌”anan”じゃないけれど、本の裏側を見て発行人の名前の”鉄尾周一”という名前と発行所の”マガジンハウス”を確認。
別にどうということはないけれど、昔から読んでいた林真理子さんのエッセイに散々登場していた”テツオ”という呼び捨ては忘れていなかった。
だからYouTubeのマリコチャンネルを見てあのテツオさんが鉄尾周一さんという方なんだと一致して、感動というと大袈裟だけど「この人が・・・」という納得感はあった。
鉄尾周一さんは若い頃を彷彿させる(想像だが)素敵な男性で当時の林真理子さんのエッセイを読み返したくなったものだ。
その鉄尾周一さんがこの本に携わったことや、今年公開のジブリの映画でもある「君たちはどう生きるか」を自分も遅まきで関心を持ちやっと漫画だが読む機会が出来た。
本の帯に『歴史的名著』とあるがこの本のことは全く知らなくて、でも検索などしないで読んでみたい。
パラパラッと本をめくって見たところ、割と吹き出しが大きめで一コマ一コマも大きくて読みやすそうだ。
途中解説なのか活字の部分もあったから活字で読み進める箇所もあるようだ。
ただ、多くの人が感動したとしても同じように感動するかどうかは普段の自分からしてちょっと微妙な気がしている。
自分がねじれ加減を発揮するとなったらまた違った感想になりそうだけど、とにかく読んだことがない本を読むのは楽しいと思う。
コメント