昨日の阿部元総理の暗殺事件の犯人の供述のいくつかで、「母親が宗教にのめり込み家庭がめちゃくちゃになった」というものがあった。
たとえ生い立ちに不幸な出来事があったとしても人を殺めるのは違う。
宗教にのめり込むとは・・・
宗教の歴史は古くてどうしてこれだけ広く普及?波及したのか、私には不思議に思える。
私は無宗教だし、両親の納骨堂は真言宗のお寺にあるけれど信心深くないから定期的にお参りはするけれど義務としてやっているだけ。
だからのめり込むという意味が分からない。
自分以外の人や物に救いを求めるなんてあり得ないことだと思っている。
神様を崇拝するのは自由だと思うし、信じる心は尊いものだとも思う。
良く「神様、仏様」と思いがけず言葉にし思ってお願いしたりしてしまうことがあるけれど、結局は自分が頼りで自分の力で乗り越えて行かなきゃならないことが多い。
その意味では神様とは自分自身であって自分の心の声や思いを実らせるのは自分しかいない。
だって他の誰も自分にはなれないのだから、自分が自分のことを一番分かっているのだから。
私は何かに頼るという事に今ひとつ臆病なのかもしれないし、あまり何事も信用しないたちなのかもしれない。
サービス付き高齢者向け住宅
よく「サ高住」と言われる正式名称「サービス付き高齢者向け住宅」がまたオープンしてチラシが入ってきた。
高齢者向け住宅の略なのに私は料金が高いから「高級住宅」の略かと思っていた。
こういう所にはでもお金持ちの人じゃないと入れないだろうな。ちょっと調べてみようと思う。
「サービス付き高齢者向け住宅」は平成23年度から創設されたサービスで、高齢者単身・夫婦が居住できる賃貸等の住まいのこと。
- バリアフリー構造
- 段差のない床・手すりの設置・廊下の幅の確保
- 一定の面積と設備
- 各専用部分の床面積は原則25㎡以上。(25㎡とは15.5畳だそう)
- 専用部分に台所・水洗便所・収納設備・洗面設備・浴室を備えてること。
- ケアの専門家による安全確認サービス
- 見守りサービスとは(安全確認サービス)と(見守り確認サービス)
- その他、食事の提供・入浴等の介護(介護保険サービスを除く)などの生活支援サービスが提供される場合あり。
ここまで見る限り、「サ高住」にはどれほどの魅力というか良いところがあるのかよくわからない。
ただチラシだけみると凄く料金が高い。
要介護1の場合 | 要介護3の場合 |
介護保険利用者様負担分 16765円 + 基本料金 140900円 | 介護保険利用者様負担分 27048円 + 基本料金 140900円 |
月額利用料 計157665円 | 月額利用料 計167948円 |
基本料金140900円には(家賃・食費・共益費・生活サービス費)が含まれているらしい。(食事を自分で作ったりする場合、食費はかからないようだ)
しっかり貯蓄してきた人がこういう所に入るのかな?
サ高住のメリットとデメリット
メリット
- 老人ホームなどと比べて自立度・自由度の高い生活が送れるので集団生活が苦手でもストレスにならない。(集団生活は嫌だ!)
- 住宅型有料老人ホームよりも初期費用が安く一般的な賃貸住宅を借りる時の敷金程度であること。
デメリット
- 提供されるサービスが老人ホームよりも劣る。(サービスの充実度の低さ=費用の安さ)
- 介護サービスが必要になった時、自分で介護を依頼する事業所を選ぶ必要がある。(サ高住によるが、居宅介護支援事業所を併設している所もあるらしい)
※安い費用とはいってもそれなりに高い費用で、しかも介護は別途事業所を利用したりとなかなかハードルが高い。どの程度支援してくれるのか怪しい気もする。
元気があって入ってもいつか全てが出来なくなる日が来たら追い出される出なきゃいけないということかな?
そうなると終の棲家ではないんだ。
サ高住に住むにはいつまでも元気でいなきゃならないけど、お金がたっぷりないとね、元気が長いと毎月の料金もかかるし難しい。
サ高住って厚生労働省だけじゃなくて、何故か国土交通省との共同管轄なんだ。
基本60才から入れるみたいだから私も対象にはなるけれど自分の周りでは誰も入っている人はいないから、実際に入っている人の話を聞いてみたいものだ。
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