実話の事件を扱った映画に関する本

雑記ブログ

寝ている間に除雪車が何度か通った音がした。

降雪量はそれ程にならないと思っていたから除雪はないだろうと諦めていたら、嬉しい誤算だった。

今日の雪は湿った重い雪。

除雪してくれたのは有り難いが、車の前には大きな雪の塊が連なっていたから先ずは雪の塊をよけないと出かけられない。

水分を含んで岩のように固まった雪を、腰ベルトをして腰痛にならないように気を付けながら除けて何とか終わらせる。

他の道路の雪はどうなっているだろう。

運転が心配だけれどしっかりハンドルを握って離さないようにするしかない。

日中どれだけ溶けてくれるか、明日にはいい道路になっているといいなと思いながら出発する。

何と出かける前の心配が噓のように道路の雪は除雪されていてすでに溶け始めていた。

夜中に除雪作業をしてくれたのが心底有り難いと朝から嬉しくなる。

この安堵感は「オレたちひょうきん族」の懺悔で許された時に流れる許しの曲?を彷彿とさせる。

日中も道路の雪はドンドン溶けるから車の水しぶきはかかるが、運転に神経を使うことがなくなって本当に良かった!

埼玉の中学校侵入事件

犯人は17才の少年?男子高校生だと言う。

先月から公園や学校の校庭などで猫の死骸が発見されているニュースが続いていた。

そして今回の事件、10代後半の男性が中学校に侵入し教員らともみ合いになり現行犯逮捕されたとある。

この事件で学校の教員が犯人の持っていた刃物のようなものでケガをしたそうだ。

中学校侵入、殺人未遂容疑で男逮捕 ネコ死骸事件の関与も供述 埼玉

朝日新聞デジタル

猫の死骸は数か所で発見されていたようだ。何て痛ましいことをするんだろう。

つい先日知り合いのお宅のネコちゃんに会いに行って来た自分としては許せない蛮行だ。

あの神戸のさかきばら事件を思い出す。

よくいわれる小動物虐待からエスカレートした犯罪のようだ。

更には学校への侵入という行為は、池田小学校事件の宅間守死刑囚を思い出す。

犯人が取り調べに対して「誰でもよいので殺したかった」という趣旨の供述をしているという。

複数の刃物を所持していたというから、危害を加えようという意思のもとに行動している。

無差別殺人を考えていたとしても学校近辺や公園から猫の死骸が見つかったりするのは17才の高校生という犯人の行動範囲が限られていたからだろうか。

事件について少しずつ報道がされて来てはいるがもっと情報が欲しい。

こういった事件が起きる度にその犯人の背景が気になる。

どういった環境で過ごして来たのかといった家庭環境や病歴はあるのかなど。

少年が起こす事件が今に始まったことではないが心を病むようなその心境というのが気になるところだ。

映画になった戦慄の実話

YouTubeのタニムラ洋画劇場の影響もあるが、恋愛映画とかよりも事件を扱った映画とかに興味があるから少し前にこの本を買って読み出した。

鉄人社 鉄人ノンフィクション編集部

本の表紙が「エクソシスト」のリーガンなのがちょっと怖くて一旦は買うのをとどまったが、どうしても気になって買ってしまった本。

映画のリーガンの表情はもっと怖くて恐怖シーンが沢山あってまた見たいとは思わない。

けれどタニムラさんの解説を聞くとまた違った側の「エクソシスト」があり凄く勉強になった。

「映画になった戦慄の実話」は文庫本なので字や画像が小さいのが老眼の自分にとっては難点だ。

でも映画の写真と実話にまつわる写真入りで比較が出来て分かりやすく、ただ実際の写真は少しおぞましい。

「モンスター」「殺人の追憶」もあれば、「フレンジー」のような古い映画も割と多く出てくる。

でも「ミッドナイトエクスプレス」というプリズンものの映画は現実と随分違ったらしく、映画で衝撃を受けたけれど誇張された面もあったようだ。

そういった感じで映画になると実話とは違った面も出てくるのは興行目的もあり仕方ないのかもしれないが実話との違いが分かったのも収穫だ。

この小さな本に知りたいことがギュッと詰め込まれているようでなかなか読み応えがある。

この本を読んでいると現代の犯罪が異常なのじゃなくて、実際は昔から異常な犯罪は多かったと思い知る。

いつの時代にも犯罪はあるものだということだ。

海外の事件などで聖職者と言われる神父たちが児童に対して性的虐待を続け何年も隠蔽工作をしていた事件があったりして驚きだ。

日本と違ってキリスト教の強さというか勢力が強い地域は教会の持つ力が強いらしく、だからこそ組織ぐるみでの隠蔽が出来たようだ。

韓国映画の「トガニ」も載っていてこの映画は実際に見て凄く後味が悪かった。

これも聾啞学校の校長や教職員が生徒に対して性的虐待をする痛ましい事件がもとになっている。

あまりにも沢山の実話があってまだ見終わっていない、見ていない部分が多い。

タニムラ洋画劇場に触発されてというよりも、自分は犯罪や犯罪者に興味があるのだと思う。

どういった家庭環境で育って犯罪に至ったのかというのが気になってついつい犯罪事件の本を買ってしまう。

元FBI捜査官がプロファイリングする本なども数冊買って読んだが、すっかり忘れているから興味はあってもすぐに本の内容はどこかに飛んでいくみたいだ。

タニムラさんが扱うサイコパスの映画は半端なく常軌を逸している犯罪者が多いけれどこの本に出てくる人物はまた少し事情が違うものがある。

サイコパスとまでは行かないけれど、やっぱり常軌を逸した犯罪者が多い。

常軌を逸しているうえに未解決のまま時効を迎えている事件も多いところが、ホラー映画の世界よりもより怖く感じて背中の辺りがザワザワとする。

単なるホラー映画は見ないけれど実話をもとにしているという映画がこの本にコンパクトにまとめられている。

自分にとって見たかった、知りたかった本を見つけてしまった。

これでまた他の本が遠のいてしばらくはこの本から目が離せない。

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