朝は秋の気配がして寒い!半袖で外に洗濯物を干していると腕が冷たくなる。空気がひんやりしている。
朝晩と日中の気温が違うから体調に気を付けたい。
3、4年位前から季節の変わり目に腰をひねりやすくなって、大抵1週間程度で治るけれどこれもぎっくり腰の一種かな?と思っている。
腰が不調な時でもいつも通りに歩いたりして過ごしているが、何が不便かってトイレの時が一番辛い。
今回はそんな不具合にならないように気を付けたい。
今日もウォーキング
お天気も良くてウォーキングに最適な風が吹いてくれたので暑さもさほど気にならなかった。
昨日転んで両膝をついたはずだけど、幸いなことに痛みも腫れも今のところない。
「大いなる西部」を聴いていたら気分も良くて、調子に乗ってまた歩き過ぎてしまったから、自重しないと!
宮嶋茂樹さんの本
宮嶋茂樹さんの新刊「ウクライナ戦記」サブタイトル~不肖・宮嶋 最後の戦場~を読んでいる。
まだ読みかけだけど、サクサクを進んでしまい、もったいなくて途中で読むのを止めた。
言いたいことが良く分かり、写真もあって買って良かった。
ウクライナの首都キーウ(以前はキエフと呼んでいたところ)に入るまでに相当な移動時間を要して、やっと入って見たら世界中から記者仲間が集まってはいたけど、日本人は宮嶋茂樹さん1人。
ここでも宮嶋さんが吠える、宮嶋さんの場合は大声を出す雰囲気じゃなくて、関西弁でまくし立てるのが不思議と心地よく感じるのだ。
自称ジャーナリスト、大学のセンセイ、評論家のセンセイに向かって「ウクライナに来て現実を見てみい」と言った感じでけしかけている。
けれど平和ボケしていると言っていい殆どの日本人が、目覚めてるとは思えない。
本当に危機感がない日本を憂いている宮嶋茂樹さん、分かっていながらたった1人の戦いを続けている。
宿泊したホテルの階段を6階まで上るのに還暦過ぎて、息が続かなくて途中で休む宮嶋茂樹さんに私も確かに3階くらいで一度休みたくなるものだと同感する思いだ。
宮嶋茂樹さんは本の中で盛んに「還暦過ぎて」と言っている。その言葉が私にもガンガン響く。
そうだ、宮嶋さんも私も還暦過ぎているから自覚をしっかり持たなきゃ、と素直に思える。
還暦過ぎても勇猛果敢に戦地へ挑む宮嶋さん、片やしっかりと根っこが張り付いて生まれた場所で終わるであろう自分。
何の接点もないんだけれど、家に居ながらのんびりしている私に戦禍の様子をひしひしと伝えてくれる宮嶋茂樹さんに尊敬の念が半端ない。
宮嶋さんの人柄とか喋り口調が明るくて、喝を入れてもらっている気がする。
ご自分を「わし」と言うところや、誰が名付けたのか忘れたけれど「不肖宮嶋」を名乗っているもの好ましい。
私は宮嶋茂樹さんを戦場カメラマンと言っているが、本来は報道カメラマンの方が正しいのかもしれない。
元々は写真週刊誌「フライデー」のカメラマンだったのが、私が知った時は週刊文春のスクープ写真に宮嶋茂樹さんの名前を見たと思う。
とにかく宮嶋茂樹さんの場合はカメラマンとは言っても、篠山紀信さんとかとは違った分野の人。
北朝鮮の「喜び組」だとか東欧系の美女を撮ったりしても上手だが・・・カメラマンだし美女も好きらしい。
その他にも収監されていた当時の「オウム真理教」の麻原彰晃を撮った写真を見たことがある。
でもやっぱりアフガンやイラクなんかの戦場に行って、緊迫した様子を写真と文で紹介してくれる、もの凄い人という印象がある。
しっかりと自分の考えを持った人
宮嶋茂樹さんは今回の本だけじゃなくて、今までも言いたいことがしっかりしていて世界中を見ているからその話ぶりというか、文章には説得力がある。
だから政治家の先生方の緩慢さとかにもどかしさを感じるのだと思う。政治家だけじゃなくて日本人に対してかな。
それは私も含めてだけど。コロナのことも「なんちゃってコロナ」と本の中で表現していた。
戦禍ではコロナどころじゃないだろうから、そういった表現になるのだろう。
いざとなったらアメリカに頼るとか、協力してくれるといった甘い考えを捨てて、自国は自国で守るべきという持論があると思う。
そんな考えがあってかよく自衛隊の最新の装備の写真を撮った写真が週刊文春に載ることがある。
まだ読んでいる途中ではあるけど、しっかりと読んでまずは宮嶋茂樹さんが命がけで作ったこの本をしっかり読みこもうと思う。
分かったことはウクライナの老若男女が自分たちでウクライナを守ろうする決意の固さだ。宮嶋茂樹さんが涙するほどの決意の固さはしっかりと感じた。
皆、真剣に銃の扱いを訓練している。農夫のご老人も銃を担いでいたりする。
宮嶋茂樹さんが歯がゆいのは、そんなところを日本人と比較してしまうからなんだと思う。
それにしても宮嶋茂樹さんって色んな大変な目にあって来ても、どこかユーモラスに仕上げる明るさはどこから来るのだろう。
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