書店で週刊誌の立ち読み

雑記ブログ

出かける時には気づかなかったが、今日の山は鮮明で美しい。

空も青いけれど、それよりもずっと濃く青く群青色をした山とでも言うか。

今日は息子の付き合いでやって来た本屋さんで、またしても週刊誌を立ち読みする。

書店で立ち読み

週刊文春を手に取り、藤田晋さんのエッセイを見つけて早速読む。

最近エッセイが始まったとばかり思っていたが最近と言えるのか…藤田晋さんのエッセイは第47回となっていた。

立ち読みした限り難しすぎて良くわからなかった。

株の話で藤田晋さんの経営するサイバーエージェントという会社は上場企業らしい。

そしてその株主のお一人て村上さん(有名な方らしい)という人物との関係と企業経営の話みたいな内容だった。

読んだ限りでは村上さんに株の買い占めみたいなことをしかけられた藤田晋さん。

でもそれは過去のことで当時の話は村上さんが謝って仲良く付き合っているらしい。

六本木ヒルズに住まいしていた当時は隣同士で、家族ぐるみの付き合いだったとか。

名前は聞いたことがある六本木ヒルズ、日本だとしてもそこは別世界であってお金持ちが沢山いる世界なんだろうということくらいしか分からない。

これからも藤田晋さんのエッセイが理解できるかどうか、自分程度の暮らしじゃ到底無理かもしれないがまた読んでみよう。

藤田晋さんのエッセイの次に本命の林真理子さんのエッセイを読む。

こちらは安定の面白さで”依存症って”というタイトルで、世にあるギャンブル依存症と林真理子さんが一時期ハマっていた着物についての話だった。

確かに林真理子さんがある時期着物を買いあさってた頃の話を読んだことがある。

着物を買うときの興奮状態とか高額なので”清水の舞台から飛び降りる”ような覚悟を何度も経験しているようだった。

でも林真理子さんは高額な着物におののきながらも、高額の着物を買うという重荷を逆にバネにしてペンで稼ぐ方だった。

こういうところはプレッシャーに強い方なんじゃないだろうかと思う。

そうは言っても着物にあれだけ懲り続けた時期をギャンブル依存症と同じく”着物依存症”だったんじゃないだろうかと分析していた。

あまりにも高額で人の手に渡ることのないような着物を手に入れて、友人と歌舞伎を見に行った時だ。

高齢の女性に褒めちぎられたのは友人の着物で、林真理子さんの着物には何の言葉もなかったそう。

あまりにも珍しい逸品だったためにその着物の価値を分かる人がいなかったということらしい。

着物のことが分かるなんていうだけで、教養とか知性とかベルの高さが思い知らされる。

滅多に着物姿の女性などこの辺りで見ることはないが、着物を着る人もだがその着物自体の知識を知る人はますます減っているのかも。

そういう自分は着物の「き」の字も知らない程度だけれど、結婚する時は母親が着物を買い揃えてくれたものだった。

着物を揃えて嫁ぐとい時代だったのだが、姉妹の誰も充分に着たことはなかったと思う。

林真理子さんにとって色んな好奇心も全ては創作の材料として糧になっている。

今回のエッセイの始まりは皇室行事で着物姿を披露した愛子様や佳子様を称える話題から始まった。

でも終わりは皇室をというか一部の批判や悪意に対して林真理子さんの嘆きが呟かれていた感じだ。

自分もティックトックなどで見ることはあるが、確かに実際とかけ離れた話が横行しているように感じている。

本当に分かっていて言っているというより、勝手な思い込みとかデマがあるんじゃないだろうか。

世の中が安寧よりも揉め事を求めているのかなと思う。

続いて週間新潮の坂上忍さんのコラムを読む。

こちらは自分も分かる話で、フジテレビの第三者委員会の会見についてだった。

もうかなり前の話となってしまったが、坂上忍さんはフジテレビ関係の話は一切しないのかと思っていたから意外だった。

中居正広さん、フジテレビ幹部の方の両者ともよく知るとコラムでは言っていた。

ただ随分お世話になったというフジテレビの幹部の方にしてもプライベートでは一線を画していたのは確かみたいだ。

それもそうだと思う・・・坂上忍さんは若い時はともかく今は仕事が終われば家族の待つ家に一目散な方だ。

プライベートを共有するとしたら自身と同じような匂いを持つ人を選ぶだろうし、人は気が合うかどうかはちゃんと勘づくものだ。

中居正広さんのMC力には敬意を表しているし、フジテレビの幹部への信頼も高かったようだ。

でもそれとプライベートは全く違うもので坂上忍さんにしても寝耳に水だったんじゃないだろうか。

そして芸能人とか芸能界と一括りされてしまうのは辛いという、これが坂上忍さんの言いたいことだったと思う。

フジテレビも芸能界も一般の社会もそうだと思うが、ごく一部の人たちが悪目立ちしたことが全ての人に当てはまるはずがない。

「坂上どうぶつ王国」と保護ハウスさかがみ家は連動しているようなもので、番組はいい意味で保護活動を周知させることになる。

ボランティアじゃなく利益を出して行くためには大事な番組だし、実際に現場のスタッフの方たちは真面目に取り組んでいるはず。

良い人ばかりじゃない世の中だけど悪い人ばかりでもないのが世の中で、狭い世界にいてもそれは分かる。

でも一度ついてしまったレッテルを剝がすのはなかなか難しいのも事実だ。

これまで読んだ坂上忍さんのコラムは政治の話が多かったから、久しぶりに分かる話でついつい夢中になって読んだ。

ついでに坂上忍さんのコラムを探していて別なページを捲った時に、大きく目立った広告?があった。

「ヤクザの子」という本で著者は自分が好きな石井光太さんだった。

これは是非買いたいと思って検索したらこの書店に1冊在庫があると出た。

ところがあるという書棚を見るも見つからず、書店員さんにも探してもらったが結局見つからなかった。

書店員さんの話では在庫は1冊だったから先客がいて、機械にまだ反映されていないのかもということだった。

結局注文はせずに書店を後にしたが、石井光太さんの本にはずれはないからそのうち購入しようと思う。

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