閉店するレンタルビデオ店でDVDを購入する

雑記ブログ

昨夜は19時からYouTube「さかがみ家のチャンネル」生配信を見ながら家事をして過ごす。

全国出張中のさかがみ家のスタッフ古山さんと坂上忍さん他がzoomでやり取りするものだ。

全国行脚と自分が勝手に書いていたが全国出張とさかがみ家のブログでは言っているからお仕事で出張なのだ。

昨日の生配信には坂上忍さんの友人でよくさかがみ家にお手伝いに来られる野々村真さんも登場。

坂上忍さんから視聴者コメントを読ませられた野々村真さんは「人間味」を「にんげんあじ」と読んでしまい、坂上さんにツッコミを入れられていた。

野々村真さんに対してちょっと古山さんと似ていると指摘するコメントが来ていたのが笑える。

全国出張中の古山さんも途中から加わり近況報告などをさかがみ家と交わす。

古山さんは俳優さんだが、普通にコメントを求められて話すことには慣れていないようで考えながら話す時には失言も多くそんなところは正直さでもあるのだと思う。

ただあまり嘘はつけない様子で、変に口が上手い人よりはずっといいと思う。

全てが完璧だと逆に応援する人は少ないと思うから、古山さんを心配しながら見守る人たちがいるのが何だか微笑ましい。

赤松利市さんの「純子」読了

「純子」はいい話だった。

このお話は稼業が汚物(人糞)運びで最底辺の暮らしをする一家の娘純子が美貌で村を救うファンタジーだった。

ただ扱っている話は確かに表向きは臭く汚い感じだ。

なにせ”う◯こ”が大きなテーマなため、最初から最後までキーになるのが”う◯こ”なのだ。

なので自分は本を読む時は何も口にせず、食事の時には「純子」を考えないように努めていた。

でも赤松利市さんの他の作品で免疫が出来ていたのか本を閉じたくなるような嫌悪は全く感じなかった。

確かにグロいし、誰かにこんな本を読んでいるとは言い難い内容ではあるが、自分が買った文庫本の表紙が人糞を天秤棒で運ぶ背を向けた純子の姿であり美しい絵でロマンチックでさえある。

美貌の少女と人糞という取り合わせの妙、少女の美しさの虜になる少年たちとの交流は青春そのもの。

少女の”う〇こ”を食べてしまう少年たち、少年たち同様に少女の”う〇こ”を渇望する村の水を采配する(亡霊なのか)地蔵に扮して純子を見守る坊主。

どこか不思議な人物(幽霊)たちも登場する話。

時代的には自分と重なるし、確かに子供の頃のトイレは汲み取りだったのだ。

そしてこういう趣味、趣向がある人がいることも頭では理解しているつもりだ。

更に言えば学生の頃に学校のトイレ(まだ汲み取りだった頃)に、変質者が入り込み捕まったことがあった。

だから、おかしな趣味の人は一定数いることは分かる。

自分の頃はバキュームカーが普及していたから、純子の家の稼業のように人糞を回収する仕事はなかったと思う。

でも珍しく本を読んでいてバキュームカーの臭いを思い出す自分がいて慌てて打ち消した。

本だからこそ、臭わなくていいはずが何故昔を思い出そうとするのか訳がわからない。

それとも昔を思い出そうと自分はノスタルジーに浸っていたのか?

赤松利市さんがあとがきで「これはファンタジー」と言っているがその通りで自分としても読後感は爽やかだ。

“う◯こ”は単に物語のツールであってその裏側には純子の生きた日本の高度成長期が描かれていた。

周りの子供たちよりも少し先を行く純子は口に出す言葉以上に考え方が利発てある。

思いや考えの一部が言葉になるとしたら、純子は自身の中で十分考え尽くしていて、ほんの一部を言葉にするのだがその言葉が男気があると言うかきっぷがいいと言うか。

美貌の純子という主人公は器量だけじゃなく度胸もあり頭が切れてヤクザ稼業の人物すらその心意気に惚れるような少女でもある。

そんな純子が水の枯渇で村の存続危機を救うことになるが、難題かと思いきや結局それが解決方法なのか!?というオチもおかしくてこれもファンタジーなのかと思った。

「純子」は汚くてキレイなお話だったという印象で、しばらくは忘れない本になった気がする。

1つだけ、純子は自身のことを「オレ」と言うのだけれど、自分の幼馴染みの双子の友人も昔から自身を「オレ」と言う。

自分と話す時はそれでも「わたし」となるが、姉妹で話す時には聞いていると「オレ」になる。

友人たちの祖先がもしかすると同じ方面出身なのかと思うが、ルーツについて聞いたことはない。

閉店するレンタルビデオ店

休みの息子と今月閉店するレンタルビデオ店に行って見た。

CD・コミック・DVDなどを安く販売するので店内は混んでいたが、息子もお目当ての品探しを始めたので自分も古い映画を探して見る。

今日のところは3つだけ購入、もう少しするとまた値下げして販売するらしいから何度か通うことになりそうだ。

今日は「スリ」というフランス映画・「アルジェの戦い」の他に、題名に惹かれて「異端の鳥」というDVDを購入。

でも自分は家に帰って改めてDVDを見るまで題名は「異端の島」かと思っていた。

どれも楽しそうな話じゃないが好きなジャンルなので、ゆっくりと視聴したいと思う。

「異端の鳥」という映画は”あまりに衝撃的な描写に、途中退場者続出!だが上映後は10分間のスタンディングオベーション!”とある。

3時間という長尺だから1度には見られないかもしれない。

自分はこの映画を正視出来るのか感動するのかわからないが、好奇心だけは跳ね上がる感じだ。

どれから観るかも決めてはいないが、しばらくDVDの視聴から遠ざかっていたので楽しみだ。

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