昨夜から降り続く雨、家の中にいても真っ暗。
台風14号は今日の午後には温帯低気圧に変わるらしい。
でも九州地方では被害が多数出ていて亡くなられた方がいる。けがをした人もかなりの数だ。
年々、記録を塗り替えるような、例のないとか最大級とかの自然の猛威が襲って来る。こればかりはどうしようもないのだろうか?
強風
雨も止み明るくなって来て来たけれど、風の音が凄くて路上の木々や家のアンテナが揺れている。
こんな状態ですら恐怖におののいてるのに、台風14号が通過していった地域は生きた心地がしなかっただろう。
車を運転していても色んなものが飛んできてビニール傘も何個か見かけた。
傘をさしても役に立たないくらいの強風だ。
生き方を教えてくれるハナちゃん
朝の早い時間には坂上忍さんのブログをチェックする。坂上忍さんはショートスリーパーな上にわんちゃんのお散歩で2時間位を要するらしいから朝が早い。
そして午前中に松居直美さんはブログをアップしているかなと見てみると、今日もハナちゃんの沢山の写真と共にあった。
ホッとして嬉しい。
ハナちゃんの状態が状態だから頻繫に病院に行ってらっしゃる様子だ。
お医者様からは「いい頑張り」と褒められたハナちゃんだそうだ。
数日前に大量に吐血した時のハナちゃんについて綴っておられて、血だらけのハナちゃんが直美さんを避けて触れない状態だったので、その時はこのまま命が尽きると覚悟した様子だったらしい。
いつも写真と文をアップして下さるのが、吐血したハナちゃんの様子でそれももう出来ないと嘆く気持ちを胸に抱えながらも写真なしで投稿されていた。
そこまで辛い気持ちの中でも投稿する直美さん、単に責任感というよりも繋がっている読者ファンと思いを共有しているからだと思う。
ブログのコメント欄はいつも思うけれど、心底ハナちゃんを思っている読者の声で溢れている。
そして松居直美さんとハナちゃんの生き方に共鳴して、癒されたり励まされたりしながら応援のエールを送っている。
同じように飼っているネコちゃん・わんちゃんが病と闘っている方々もいて、松居直美さんのファンと言うかすでに2人を案ずる家族のようだ。
直美さんはブログの中でハナちゃんに語りかけている。
『ハナちゃん、ぜったいに無理をしてはいけないよ。私たちは体は離れても心はこれまでよりも近くなるんだからね』と。
そうやって自身にも言い聞かせながらハナちゃんと繋がっているのだなと思う。
全くその通りでもう2人の関係は言葉じゃなくて心の繋がりでそれは永遠だ。
辛い時だけれど2人とも最後までしっかり向き合っている姿にどれだけの人が感動しているか。
そう打っていると、急激に晴れ渡って来た。風も止んだようで静かになっている。
私の地域の天気はもう回復傾向なのかな?
心は近くなる
松居直美さんはハナちゃんの前に豆ちゃんというフレンチブルドッグを看取っているから、辛い経験から学んだものがあると思う。
ハナちゃんを看取るのはおそらく直美さんご本人。その時お1人がどうかはわからないけれど。
私の場合は両親とも数年前に亡くなっているが病院での最後だったし、お医者様や看護師さんがいて処置をお任せするだけ。
直美さんのようにハナちゃんの生死と向き合う、対峙するといった感覚ではなかった。
亡くなる前から入退院を繰り返していた親に対してそれなりの覚悟が出来ていたのと、何というか親に対して距離感が常にあった自分。
姉や妹と違って素直じゃないというか、甘えることが下手だったと思う。
本音が言えていたのかどうか、とにかくおねだりというのが他の姉妹と違って出来なかった気がする。
話しがあったとしても、他の姉妹が先に切り出したら自分の話したかったことは、胸の奥にしまい込んでしまうことが多かったように思う。
それはランチなどで数人が集まって話しに花が咲く時も同様で、誰かが話すのを聞いている気楽さに身を置くのと似ていると思う。
これって聞き上手とは全く別物なのだけれど。
ただ私にとっても親が亡くなったことは残念で悲しい事だったけれど、これからは自分の中に両親がとどまるというかいつも一緒だという気持ちが湧いた。
それまでは姉妹にとって1人の親だったのが、これからはそれぞれ姉妹にとって親が分散するといったらいいだろうか?
姉妹それぞれの思う親がそれぞれに与えらえたというか。4人4様の親だ。
大切な家族との別れだけど、松居直美さんとハナちゃんのそれはきっと濃厚なものになるだろう。
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