昨日の夕方、友人からブドウを沢山もらった。
友人の実家で出来たブドウでもの凄い量だったが、自分の他に数件にブドウを配って回っているらしい。
実家のお母さんも収穫出来ないくらい足腰が弱ったと見えて、友人とお兄さんとで収穫したそうだ。
物価高の折に果物を貰えるなんて有り難いことで、自分もお返しに家にあったお菓子を友人に渡した。
妹にもらった味付きのジンギスカンがまだ1袋あったから良ければ貰って欲しいと言った。
でも要らないだろうと分かってはいた。
友人は食べたいんだけど貰えば同居する義理のお母さんにも出さなきゃならないからと言っていた。
そう分かっているから、いつも彼女が1人で食べられるものを渡すようにしているのだ。
同居がどれだけ大変かは彼女を見ていれば分かるし、愚痴って発散して毎日体を壊さずに生きているのは凄い事だ。
家に居場所がなくてもポジティブな友人はあちこちに行く場所を設けている。
今朝は息子を送る際、沢山貰ったブドウの他に貰い物もあったのでまとめて幼なじみの友人にお裾分けしてきた。
とは言っても自分の朝と友人の朝はかなり隔たりがあるから玄関ドアに掛けておきラインで知らせておく。
後から友人からの返信ラインが届いたが、読むと怒りに満ちていた。
溜まった怒りを吐き出すかのように長文が綴られていた。
若い人のラインのやり取りには見られないような長々と続く文章を読む。
昨日友人がお母さんの住む実家に寄った時、久し振りに隣に住む弟夫婦とバッタリ遭遇したと言う。
出かける夫を見送る妻といった風だったそうだが、友人と会っても挨拶すらせず無視だと言う。
全くお母さんのお世話をしない2人らしいから、そんな2人に友人は怒髪天を衝くといった心境だったのだろう。
そりゃそうだろうなぁ、よその家のことながら隣に身内がいる意味がないと思う。
2回もお母さんの徘徊に気づけなかったくらい行き来がないのだから。
友人のラインには”腹が煮え返る”とあった。
正確には”はらわたが煮えくり返る”だが意味は分かる。
幼なじみの友人は昔から寡黙で大人しく激することなんてあり得ないと、周囲からは見られていた。
今もそんな雰囲気ではあるが、弟夫婦の話になると激してお茶する場所であろうが声を大きくなる。
余程腹に据えかねているだろうし、激しい憎しみを感じているだろう。
弟夫婦への恨み辛みでストレスを抱えていると思う。
怒りや憎しみは心身を疲弊させるから、そんな感情は持たないのが一番いいが持たざるを得ない。
兄弟姉妹っているのがいいのか1人の方がいいのか分からない。
自分だって仲良し姉妹ではないから、さらに男の兄弟がいたらどうなっていたかと思う。
他の姉妹はともかく、兄や弟がいてその配偶者と仲良くやるなんて無理だったろう。
そもそも自分は人との関係、人付き合いが好きじゃないから人間関係がうまく行くはずない。
人を憎んだり嫌ったりしたくないから、人とは距離をとり続けたい。
人間関係が一番嫌だし大変だ。
人とこじれたり問題が起こるくらいなら、例え寂しいと感じることはあっても1人がいい。
孤独死はそれはそれで1人を貫き切った証でいいんじゃないかな。
ウォーキング
今日は河川敷にやって来た。
歩き始めは明らかに寒く感じた。
薄手のネックウォーマー、腕には日焼け除けのアームウォーマーに薄手の上着も羽織って歩く。
1人で歩ける時間は至福の時だ。
車の中で過ごす人たちも1人を堪能しているのだろう。
今日は少し河川敷から住宅のある方に向かって歩いた。
それというのも、少し先の道の片側にある草むらにカラスが群れをなしていたからだ。
カラスの群れは、しっかり刈られた草むらの中に潜む虫でも食べているのかもしれない。
続々と舞い降りてくるカラスが不気味で怖い。
前方から自分よりは高齢と見られる婦人が4人横並びで歩いて来た。
調度御婦人たちとすれ違った辺りの草むらにカラスたちがたむろしていた。
こんな時に4人もの女性とすれ違い挨拶出来たのは何より心強く、Gメン75を思い起こした。
今日もほどほどに歩いて満足だ。
またしてもブドウ
午後になって家で遅い昼食を摂っていたら、古い友人からラインに着信があった。
珍しいなと思って出たら、ブドウをもらって欲しいとのこと。
昨日もらったばかりとは言ったが、ブドウって一斉になるらしく大量にあってあちこち配っているようだ。
家の分のブドウはまだあるけれど有り難くもらう事にした。
家にあった駄菓子を持って待ち合わせをした近所のお店に歩いて行く。
友人からはジッパーの袋のLサイズにたっぷり入ったナイアガラをもらった。
少し前にスーパーの前で友人に偶然会った時、ゆっくり話したいねと言って別れたのだった。
友人とは昔職場が一緒で子供が小さい時に遊んだこともあったが、しばらくは年賀状だけの付き合いが続いていた程度だ。
でも若い頃からちょっとドラマチックな人生を送っていた友人だから、今も彩りある人生を聞くことになるかもしれない。
立ち話するには込み入ってた様子だったし、来週友人のお宅にお邪魔してお喋りすることになった。
大勢で会うのと違って話しやすく聞きやすいと思う。
ナイアガラは美味しいけれど量が多いからどこかにお裾分けしようと思う。
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