美容室での楽しみ

雑記ブログ

日中はかなり気温が上がるようだが、朝はいつもの寒さでこの気温差が困る。

家の前の道は溶けて凍ってガタガタで徐行運転するから大丈夫だけれど、こんな道が大きな道路から1歩入ったらあちこちにあるんだろう。

今日は美容室でカットとカラーを予約しているから息子を送った後に、少し歩きたいけれど道が危険かもしれない。

あちこちと歩き回るよりもその辺の駐車場を何週か回る方が安全な気がする。

公園を歩いている時に、隣接する動物園のキツネ舎の横を通ることがある。

いつも気にしたことはなかったが、この前はキツネが狭いところで時計回りに何度も小走りしていた。

どういう習性で何度も回るのか知らないが、この狭い檻の中で運動不足を補っているのだろうか。

何度も何度も回り続けるキツネを自分はしばらく見ていた。

こんな光景は昔見た映画でもあった。

イスラム教なのか忘れたが宗教の一貫で、刑務所のなかを受刑者が右回りで歩く光景だった。

多分「ミッドナイトエクスプレス」という映画で、外國でコカインか何かの薬物所持で捕まった男の話。

その国では薬物の罪は重くて思わぬ長期刑が科せられた男に、看守の不当な暴力がのしかかる。

映画自体面白かったがそのグルグル回る様子が妙に印象に残っている。

刑務所関係の話はとても興味がそそられる。

アルカトラズが舞台だったり、ミスティックリバーだったか少年が看守の玩具にされる映画もあった。

また映画が何か見たくなって来た。

結局息子を送った後で大きな道路の際のキレイに除雪された歩道を少しばかり歩く。

そう言えば今日は「徹子の部屋」のゲストが林真理子さんであることを知り、出かける前に予約録画をして来た。

もしかするとティーバーでも見られるのかもしれないが、録画した方が後からしつこく何度も見るかもしれない。

いつもはテレビは見ないから新聞の番組欄も見ない。

なのに林真理子さんの名前は何故か目に入って来て、これも何かの縁なのか引き寄せられたのかとにかく放送を見つけて良かった。

しかも今夜は北海道では放送されないが、「坂上どうぶつ王国」もあるから明日ティーバーで見るのが楽しみだ。

我ながら些細なことで楽しくなれるし安上がりでいい。

美容室でカットとカラー

金曜日に美容室を予約出来たらラッキーでその魂胆と言えば、発売したばかりの週刊誌がタブレットで読めるからだ。

立ち読みと違って罪悪感がなくてのんびり読み耽ることが出来る。

週刊新潮の坂上忍さんのコラム「スジ論」から読む。

今回は「バイキング」当時関わりのあったテレビマンさんの話だった。

番組のMC当時、歯に衣着せぬ発言で”明日首になる覚悟でやる”がモットーだった坂上忍さん。

テレビマンさんは「坂上さんを守るため」「番組を守るため」とソフトな発言を坂上忍さんに求めたらしい。

そんな2人だから番組に関する押し問答がたびたびあったらしいが、その方が病気で亡くなられたらしい。

その方はいつの間にかフジテレビの重要なポストにつかれていたらしいが、今回は追悼するコラムだった。

フジテレビの組織が抱えている問題は大きいけれど、結局は人とどれだけ深く関わったかなのだと思う。

そして週刊文春を続けて読む。

勿論林真理子さんの”夜ふけのなわとび”のページに向かう。

“売れない本”というタイトルで、自分もまだ読んでいない林真理子さんの著書「本朝金瓶梅」について書かれていた。

題名だけは知っていて「金瓶梅」という中国の本の日本版を林真理子さんが書いたものだ。

自分は林真理子さんのファンと言いながら読んでいない本が沢山ある。

「着物をめぐる物語」もそうだし、歴史物には手を付けていない。

そして読んでいない本は沢山あるのに、「本朝金瓶梅」という本は今や電子書籍でしかないらしい。

こうなると余計に読みたくなるが、ブックオフで探して見つかるかどうか…。

林真理子さんによると本がなくなって電子書籍になるということは、”売れない本”と確定したことになるらしい。

作家さんにしたらショックだと思うが、それでも林真理子さんは暗くならない。

有吉佐和子さんを例に出して、「青い壺」という本が今、日の目を見だしたらしい。

「青い壺」という本について全く無知だが有吉佐和子さんの「華岡青洲の妻」という題名は聞き覚えがある。

亡くなってから何かの拍子に売れる本というのがあって、有吉佐和子さんの「青い壺」もそうらしい。

有吉佐和子さんと親交があった林真理子さん。

自宅に招かれた時、大量の資料の山を見て大変そうと思って有吉佐和子さんにそう言った。

有吉佐和子さんは「作家にとって資料を読むのが最高の楽しみ、書くのは付け足し」と話されたと言う。

そうかぁ、作家さんにとって資料を読み込むということは楽しみなんだと知った。

確かに知らないことを知るのは一種の快感でもあるが、自分なら山積みされた資料など宿題のようでうんざりしそうだ。

「金瓶梅」はその昔洋画雑誌「ロードショー」を買っていた時映画が紹介されていた記憶はある。

それは18禁とかそんな類のものじゃなかっただろうか…。

タブレットで読む週刊誌も結局は満遍なく読めなくて、2誌とも坂上忍さんと林真理子さんのだけ読んで終わってしまった。

美容室を終えて、まっすぐ皮膚科に向かい息子の足の爪の治療の受け付けだけを済ませた。

午後は仕事帰りの息子を連れて、皮膚科で液体チッソでの治療をしてもらう予定だ。

夜は林真理子さんが出た「徹子の部屋」を見る楽しみが待っている。

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