晴れて暖かくなる予報だが朝は曇っているし寒くて今日もストーブを点けた。
部屋も温まって来てストーブは消したところだが、洗濯物は部屋干ししている。
晴れを予想して布団カバーなども洗濯したのに、今のところは外に干すか迷う空模様だ。
昨日息子から借りていた漫画本「背すじをピンと!」を読み終えた。
高校の競技ダンス部の話だが青春マンガといった感じで、個性的な学生に混じって主人公はいかにも普通な2人、その2人がコンビを組んでダンスの腕を上げていく。
高校生が出てくる話で絵は顔つきは可愛らしく、体付きは肉感的でもっと成熟した大人のような画が多い。
そうかと思えば登場人物の幼い頃の逸話が出てくる場面で、4才当時に戻るのだがどう見ても大人な4才像で年齢は度外視して見るのが良いかと思った。
競技ダンスも社交ダンスだからか、露出が多く際どい衣装でそんなところも週刊少年ジャンプで話題をさらったかもしれない。
ダンスの漫画が週刊少年ジャンプに連載されていたとは知らなかったけれど、中でも一風変わった分野だったんじゃないだろうか。
ダンスの技術的な専門用語も多くて、色んな人が携わって出来上がったマンガなのだと思うけれどとにかく皆いい人で1人1人にある物語が全10巻のうちに少しずつ紹介されている。
最終話は2年後に話が飛んでいて何だかドラマみたいな流れだと思ったけれど、それぞれが成長していい姿で終わっていてラストまで嫌な人物が出てこないさわやかな漫画だった。
本で言うと有川浩さんのようなイメージを作者の横田卓馬さんに感じた。
その昔ウッチャンナンチャンのウリナリで芸能人社交ダンス部が大流行したが、この漫画はそれよりもかなり後で作られたものだ。
「背すじをピンと!」でも競技ダンスの大会に芸能人が出て来る話があったけれど、芸能人社交ダンスも相当な訓練をこなして大会に臨んでも予選落ちしてしまう世界。
スポーツというと根性ものを想像するが、ダンスは努力や根性も当然必要だがダンスを楽しむことが大切だとこの漫画では教えてくれている。
競技ダンスと社交ダンスでは違いもあるのだろうけど、スタンダードとラテンに分かれているとか勉強になったこともあった。
社交ダンスを自分がやるには到底無理な世界だが、K-POPなどのダンスは見るのは好きでついつい見とれてしまう。
「はやく起きた朝は・・・」
リアルタイムで見たのは久しぶりの「はやく起きた朝は・・・」。
今日は母の日なので「はやく起きた朝は・・・」では恒例となった息子さんが描いた松居直美さんの自画像が紹介された。
結構リアル感のある絵で本来テレビで見る松居直美さんよりも可愛さを削って描いているようだ。
それというのもほうれい線や眉間にしわを描くなど、現実直視の絵でこれも親子の仲の良さの現れだろうか。
松居直美さんと息子さんとの関係はすこぶる良好で見ていても仲良しなのが分かる。
過去には不登校気味で大変な時期があったようだが、そんな時期を乗り越えて自立していい青年となったようだ。
母の日
母の日とか誕生日というのは自分は特別に何かする日と思っていない。
考え方がひねくれているのだろうけれど祝ってもらうことがそもそも嫌な感じがして、身の置き場に困るといったらいいだろうか。
子供の誕生日や夫の誕生日はケーキを買ったりするが、自分の誕生日はそっと過ぎ去ることでやり過ごして来た。
それがここ数年離れて暮らす息子から誕生日にギフト券やちょっとしたプレゼントが届くようになった。
そして今回母の日の数日前には充電して使うらしいネックウォーマーが届いた。
普段もネックウォーマーは使っているが電気のネックウォーマーがあるとは知らなかった。
お礼のラインは速攻でしておいたが使い方などを調べるのに小さな文字の説明書を読むのに難儀していた。
なんとか読み進めているとそこに出ていた”次のような方は使用しないでください”という項目を見てもしかすると自分は使ってはいけないかと思う。
たくさんある項目の中に血行障害、毛細血管拡張、血圧に異常のある方というのがある。
脳梗塞は消えたとは言え、血行障害というのはいっときあったのだからまた再発したら大変だ。
上の息子と話す機会は滅多にないし、自分が脳梗塞になったことすら知らないと思う。
せっかくもらったネックウォーマーだが、使い方を調べただけで実際に使うことは止めておこうと思う。
母の日が辛い人もいるらしい記事があった。
「母の日ムード」がしんどい。亡き母へ送る手紙を集めた「死んだ母の日展」開催
中澤さんは22歳。14歳の時に母親を乳がんで亡くした。それ以降、毎年「母の日ムード」が漂うたび、母親が亡くなったことを実感し、しんどく感じていたという。
「1番辛かったのは、友達がSNSで母親へのプレゼントやカーネーションを投稿したのを見る時ですね。なんかグッと刺さったというか…辛かったというか羨ましかったです」
ハフポスト日本版
母の日が特別な日とクローズアップされると、祝うはずの母親がいない人にとっては見聞きしたくない日になる。
母親がいても関係性が微妙な場合だってあるとしたら、母の日は気が重い日になるかもしれない。
以前読んだ「母という呪縛 娘という牢獄」という本は母親という名の支配者に翻弄される娘の話でかなりきつかった。
色んな記念日でお祝い事を楽しむ人がいれば、普通にそんな日をやり過ごす自分みたいな者もいる。
どっちがどうとは言えないが三者三様というように、家族の関係はそれこそ千差万別だ。
下の息子は今日が母の日などと全く眼中にないと思うが、1ヶ月前に自分の異常に気づいてくれたから軽い脳梗塞を発見出来て今がある。
息子には命の恩人とも言えるくらい感謝しているし、母の日がどうこうと言うよりも自分の異常に気づいてくれた日を「息子の日」と設定したいくらい大事な日になったと思っている。
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