昨夜は息子が貸してくれたDVD「狙撃」という邦画を見た。
出演者は若き日の加山雄三さんと浅丘ルリ子さんというとんでもない昔の映画だった。
それに岸田森さんという個性派俳優が出演、その他に名前は知らないけれど顔は見たことがある人が数人出ていた。
相変わらず銃が好きな息子なので、こんな旧い映画まで見つけて来たらしい。
でも加山雄三さんも浅丘ルリ子さんも若くて素敵で、今を知る身としては見方によっては別人に見えたりもして複雑な気分だった。
旧い映画
狙撃に長けた殺し屋を加山雄三さんが演じ、その恋人役が浅丘ルリ子さんなのだが加山雄三さんと一騎打ちになる狙撃の名手を森雅之さんという俳優さんが演じていた。
この森雅之さんという人物はあの有島武郎さんの息子さんだという。
映画「狙撃」を見ている時には特に何も感じないで見ていたのだが、ウィキペディアを見て森雅之さんという人物が実はもの凄い人なんだと知った。
何とキネマ旬報の第1回主演男優賞を「浮雲」で受賞している。
森雅之さんは1940~1960年代に活躍していたようでウィキペディアには出演作の映画タイトルが長々と並ぶ。
「狙撃」はそんな中で晩年に近い映画だったようだ。
森雅之さんが大スターだということも知らずスラッとした悪役だなぁなんて思って見ていたけれど、何も見抜けずにいたということだ。
言われてみればなのだが有島武郎さんを彷彿させる面影があるかもしれない・・・有島武郎さんの写真も一つしか頭に浮かばないが。
映画では森雅之さんの凄さを推し量れなかったが、ウィキペディアで見るといろいろとエピソードとか森雅之さんの考え方を垣間見ることが出来た。
特に森川正太さん(飛び出せ青春などの脇役で有名で特徴的な顔立ち)の話に注目した。
ドラマの撮影中、待ち時間にイラついて周りに当たり散らしていた森川正太さんを、年配の役者さんが「役者は待つのも仕事の内だから」と優しく諭してくれたという。
さらに現場に普段顔を出さないテレビ局の重役や監督・スタッフから年配の役者さんが最上級の扱いを受けている様子を森川正太さんは不思議に思ったそうだ。
森川正太さんは帰宅後、事の顛末を母親に話したところ台本のキャストを見て年配の役者が森雅之さんであることを知り、名優の前でさらした息子の悪態に絶句したとある。
そんなエピソードに森雅之さんという方が知的でどこか鷹揚な雰囲気が感じられる。
でも名優も女性関係は賑やかだったようで不倫騒動の顛末までウィキペディアにはあるが、今のように拡散されるでもなく知る人ぞ知るだったのかと思う。
映画で森雅之さんは加山雄三さん・浅丘ルリ子さんに次いで3番目に名前が登場したが、この人は誰なんだろうと思った程度の自分、意外や意外で大スターだったのだ。
息子のおかげで知ることが出来た旧い映画だが、加山雄三さんが殺し屋稼業で銃を手にする胸の内を吐くセリフにしても何だかグッとくるものがあって新鮮な気分になった。
振り返ってみると昔は洋画にばかり目が行って、邦画の良さに気づいていなかったと思う。
「七人の侍」とか有名な作品しか見たことがない。
確か森雅之さんは「羅生門」にも出演されていたようだ。
ティーバーで「坂上どうぶつ王国」
今日も感動というか悲しい話もありで、朝からティーバーで夢中になって「坂上どうぶつ王国」を見た。
「さかがみ家」に保護された後なかなか人に懐かないビビりだったワンちゃんのその後の成長を追った前半。
後半は保護された小猫ちゃんが病気で短い生涯を終えるというもので、こちらは涙なしには見られないものだった。
加齢で涙もろくなることは今のところないと思っているが、こと「坂上どうぶつ王国」やYouTubeの「坂上家のチャンネル」などではすんなり涙が出る。
動物を飼う人生だったとしたら、もっと素直になっている自分がいたんだろうか・・・と、考えても仕方ないことだが。
保護ハウスのスタッフさんというのは四六時中のお世話で泊まり勤務だと思うから、動物が大好きなことは勿論だし体力と気力が必要だ。
猫ちゃんが食事も取れなくなって命尽きる頃には、毎晩添い寝して穏やかな最期を迎えられるようにとスタッフさんの睡眠を削っての誠心誠意のお世話には頭が下がる。
でもティーバーじゃなかったらこの感動は見られないから、リアルタイムで放送をみれない地方ではとても有難い事だ。
そして午後13時半を過ぎて「坂上どうぶつ王国」で”ウチの子コ変なんですグランプリ”というのをやっていた。
これはこれで面白かったがかなり前のものらしく、番組の最後で昨年の8月の放送と分かる。
ポイ活
今日は息子が休みなので自由な時間があるとのんびりしていたのだが思いがけずポイ活に時間が取られた。
自分が日頃やっているポイント活動はマクロミルという会社のアンケートに答えるのとティックトック。
そしてマクロミルのアンケートが今日に限っていつになく多い件数がやって来た。
休みだから時間は何とかなるにしてもとにかく今までで初めてと言っていいくらいの大量だった。
自分は500ポイントになったら500円のアマゾンギフト券に替えているのだが、今日取り掛かったアンケートの途中で500ポイントになりすぐに換金の申し込みをした。
普段なら500ポイントになんてなかなかならなくて1ヶ月にトータルでも1000円か1500円くらいがポイ活の収入かと思う。
それに収入とは言っても息子のアマゾンでの利用代金になるだけで自分が使うものではない。
それが今回は1日にして既に500ポイント以上は得ているわけで快挙と言える。
ティックトックにしても500ポイントごとに換金先は選べるのだが、こちらにしてもアマゾンギフト券に換金して全てを息子の買い物に充てている。
他にもポイ活は数々あるようだが、あまり手を広げ過ぎても自分の時間が無くなるからそこはあまり無理はしたくない。
誰かを誘うと紹介料なども手に入るがそれも忙しい人にはお勧めできないから、地道にコツコツとやっていくのがいい。
元々フォローしているブロガーさんを応援するつもりで始めたポイ活だ。
そのブロガーさんはとても真面目な女性で嫁ぎ先で苦労して(やっと)シングルマザーになって、離婚後も節約しながら娘さんたちと必死に暮らしている。
だからそんなブロガーさんが紹介していたアプリで、何かしら自分も応援出来たらと思って始めたものだ。
素直さが胸を打つブログで、支持するフォロワーさんも多く自分のようにアプリで応援する方がいるらしく必ずお礼の言葉でブログが始まるような女性だ。
さてとまた残りのアンケートをやってさらにポイントを貯めたいと思う。
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