第三の男

雑記ブログ

朝から今にも雪が降りそうなどんよりとした空で、部屋の中も暗い。

予報でも雪マークがあったから雪は降るのかもしれないが雪かきが要らないくらいだといい。

後は氷の上に降る雪は歩く時危険度が増すから、転ばないで済むようにすぐに溶けてなくなるくらいがいい。

天気が悪いと体の芯から寒い気がする。

勿論、ホッカイロは「大椎」と「丹田」と言われる場所に貼って温めてはいるが、気を抜くとくしゃみや鼻水が出る。

ここ数日は生姜をすりおろして、はちみつを入れて熱湯を注いで飲んでいる。

「第三の男」

昨日は久しぶりに古い映画のDVDを買って見てみた。

「第三の男」の曲は良く聞くけれど、実際にどんな映画かは知らなかった。

オーソン・ウェルズも他の映画は知らないし、ジョセフ・コットンは何かの映画で見たことがある気がするがあまり知らないのは同じ。

ミステリー調な映画でなかなかひっぱるなぁと思いながら、後半俄然目が離せなくなった。

人じゃなくて私は映画の舞台になったウイーンの下水道のシーンに魅了されていた。

ヨーロッパは下水道が昔から発達していたのか、この映画で見事な下水道が逃走場面で使われていたのだ。

それは私が僅かに保存している映画「地下水道」に匹敵する場面だった。

「地下水道」はアンジェイ・ワイダ監督のポーランド映画でちっとも楽しくない救いのない暗い映画。

自分が子供の頃に見て衝撃を受けた映画で、内容も画像もほぼ真っ暗な映画がトラウマなのか忘れられないでここまで来た。

何年か前にその話をしたら下の息子がアマゾンで買ってプレゼントしてくれたので手元にある。

「第三の男」を見るまで同じようなシーンがある映画に会ったのは他にはたった一つだったと記憶する。

その映画も内容はナチスから逃げ回る映画だったと思う。

とにかく年を取るにつれて恋愛ものとかには全く興味がわかず、見終わっても爽快感のない映画ばかり見たくなる。

でも「第三の男」に関してはモノクロ映画ならではの魅力と石畳の建物や道路・瓦礫の山が、自分の見たかった風景で選んで良かったと思う。

下水道シーンをまた見たいと思うからもう一度「第三の男」は見ようと思っている。

本来下水道は汚物や汚臭が酷いと思うが映画だとそこまで汚れた感じはしないし、臭いもないから冷静に見ていられる。

主人公に絡む女性をアリダ・ヴァリという女優さんが演じている。

名前だけは聞いたことがあって美しいと評判だったけれど実際見たことはなかったが、本当に見ほれるくらい美しかった。

「地下水道」もモノクロ映画だったし、画面の殆どが地下水道でのシーンばかりで「第三の男」よりも真っ暗だった気がする。

自分でも何故こんな映画が好きなのか分からないが、「Uボート」のようなドイツの潜水艦の映画にも心惹かれる。

実際のUボートはトイレの水が逆流したり艦内が悪臭で充満したりで当時は大変だったと聞いたことがあるから、実際に体験するのは嫌だけれど。

「第三の男」のDVDケースの裏側にあの水野晴郎さんの解説があった。

『映画の原点は光と影、それを素晴らしい感覚で見せてくれるのがこの映画だ』とあるが私にはそれがあんまり分からなかった。

オーソン・ウェルズ扮するハリーが初めて姿を現す時がまさにその場面らしいが、そういった技術的な撮影が芸術なんだとしっかり感じ取れてはいない。

映画は好きだけれどまだまだ分からないことは多い。

そして自分は映画から辛さを感じてより強くなろうともがいているのかもしれない。

中国からの入国

中国で大移動が行われる「春節」、21億人が大移動するという途方もない数字に中国がいかに大国かと思うし恐怖を感じる。

中国国内でコロナが感染急増しているというのに反して中国は出入国管理を緩和という真逆の対応で、経済を回すのが最優先なのだろうか。

そんな中国の人の大移動で日本でも水際対策がされているというが、どれだけ感染を防げるのか不安や心配がある。

コロナも感染拡大する中で変異を繰り返すというから、またどんな変異株が出現するのかもう得体の知れない株だらけ。

今でさえ覚えきれないくらいある変異株、歴史の年号や歴代首相のように覚える気もない。

中国からやってくる人は爆買いで有名だが、ドラッグストアでの買い物も半端じゃない買い方をするという。

それでもし日本国内で本当に必要な時に、薬の在庫も生産も追いつかないとなったらどうするのかと思う。

爆買いでお店の売上は伸びたとしていざという時に物不足になったら本末転倒だ。

普段の自分は買いだめはしない方だが、使っているものがなくなる前には切らさずに買うようにしている。

起きていない事を心配するのも無駄なことだが、起きてしまってからでは遅いこともある。

我が家で無いと困る頭痛薬や総合感冒薬は補充を欠かさないようにしたい。

陰性証明・PCR…中国からの入国者に水際対策を強化

厚生労働省によりますと、先月30日から今月5日までに中国から国内に入国した人では、4895人のうち陽性者は408人にのぼったということです。

日テレNEWS

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