昨日ティーバーで見た「喫茶しのぶ」は楽しい番組だった。
3人のしのぶさんが自然体でゲストを迎えている雰囲気が良いと思った。
3人のうち長谷川忍さんは全く知らない方で、でも自分が無知なだけでお笑いで結果を出している方らしい。
シソンヌは、吉本興業(東京吉本)所属のお笑いコンビ。2006年結成。キングオブコント2014王者。
じろう(1978年7月14日 – )(46歳)ボケ(コントによってはツッコミ)・ネタ作り担当、立ち位置は向かって左。長谷川 忍(はせがわ しのぶ、1978年8月6日 – )(46歳)ツッコミ(コントによってはボケ)担当、立ち位置は向かって右。
ウィキペディアより
3人のしのぶさんがゲストの俳優さんを迎えて話す肩ひじ張らない番組だった。
第2弾となっていたから定期的な放送じゃないんだろうか、そこのところはよくわからない。
でもとりとめのない話はこちらもすんなり聞けてリラックス出来るし、大竹しのぶさんという大御所と坂上忍さんの顔合わせが不思議。
また次の放送があるとわかったらティーバーで見たいものだ。
「皇后は闘うことにした」
林真理子さんの著書「皇后は闘うことにした」を昨日から今日にかけて読んだ。
5編からなる短編なので読みやすい。
そしてこういう時こそ、系図だけじゃなく天皇家の写真とかがあると更にわかりやすいかもしれないと思った。
裕仁天皇が1番頭に浮かぶのは自分が昭和時代の人間だからだ。
晩年の「下血」「崩御」といった言葉を思い出すし、古くはマッカーサー元帥と並んだ写真の印象が強い。
「あっ、そう」という言葉も思い出す。
昭和天皇とご夫婦になる良子(ながこ)皇后も勿論わかる。
けれど、結婚にストップがかかるような問題があったことは知らなかった。
林真理子さんの今回の著書はその裕仁天皇のお母さんにあたる節子(さだこ)皇后とかさらにその前の明治天皇の皇后まで出てくる。
話には聞いていたけれど、子が生まれてもすぐに他で育てられるとはしきたりとは言え今じゃ考えられない。
昔だから家柄だとかで婚姻は決まるしとにかく世継ぎとして男子を産まなくちゃならない訳で大変だ。
一般の世界とは全く違った世界を垣間見た。
そして男性が圧倒的優位な世界なのは明治大正昭和も同じ。
そんな中でタイトルの「皇后は闘うことにした」というのは女性が一矢報いるということかと思う。
(国を救うのは男ではなく女)というような言葉を宮廷内で実力を持った侍女?が話す。
確かにそんな風にもとれると思う。
子を産む道具のような扱いをされながらも、健康で子を生むという結果をだした上に聡明な皇后は天皇よりも強いのかもしれない。
林真理子さんの著書に「李王家の縁談」があるのは知っていたけれど、それ程興味関心がなくスルーしていた。
でも「皇后は闘うことにした」を読んだおかげで俄然興味が湧いて来た。
同じような感じで朝鮮王朝ではなく、中国のラストエンペラーである溥儀の弟と結婚した嵯峨浩(さがひろ)さんを思い出す。
天皇家ではないが嵯峨浩さんも華族という当時の貴族の方だった。
この嵯峨浩さんの書いた「流転の王妃」がとても面白かった。
溥儀やその妻の婉容についても書かれており、自分が知りたいことが随分と分かった気になったものだ。
嵯峨浩さんの「流転の王妃」は映画「ラストエンペラー」よりも、より溥儀夫妻に身近の存在だった人だけに真実味があった気がする。
位が高い人たちだけに完全に知ることのない世界だけれど、人間であることに変わりはない。
そして高貴な出だからと言っても、男子を生まなければ当時の事だからなおさら引け目を感じる生活を強いられる。
林真理子さんじゃないけれど、皇族やその辺りの宮家と言われる方々は気の毒な人たちと言える。
生まれた時から天皇になると決められていたら、自身のなりたいものなんかは考えられないのだからとても数奇な運命を背負った人生だと思う。
自分が昭和世代だからか、今の上皇后である美智子様は敬う気持ちしかなくて、当時の昭和天皇の皇后が嫁いびりしていないかなんて思っていた程度だった。
民間から嫁いだことで新しい風を嫌う古い人たちが仕える中、主張するのはとても勇気がいることだったと思うがそれも自分には到底想像の域を超えている。
でも今はSNSのせいもあると思うのだが、明らかに雅子様を敬うあまり美智子様を敵対視するかのような動画を目にする。
嫁姑問題は永遠のテーマだが、同居しているわけでもなくそれ程ぶつかり合うかどうか真実は定かじゃない。
SNSは争いや揉め事をあえて作って楽しもうとするようで、そんな動画を見るにつけ争いの火種を見るようで気になっている。
そしてこの間見たYouTube「マリコ書房」で林真理子さんもそんな雰囲気を危惧していた気がする。
林真理子さんは「皇后は闘うことにした」のあとがきに”小説家としてまだまだやっていける”と自信がついたと書かれていた。
それとこの「皇后は闘うことにした」は「李王家の縁談」のスピンオフ作品だともあとがきにあったから、これは「李王家の縁談」を読まなきゃならない。
林真理子さんのファンだといいながら実はエッセイ以外では読んでいないものがある。
前にも読まなきゃと思いながら本屋さんで見かけないでまだ買ってもいない本は、確か「着物をめぐる物語」という題名だった。
なるべく記憶があるうちに買っておかなきゃ忘れる恐れがある。
山内惠介さん
友人からラインで山内惠介さんが今年はコンサートがこの町でもあると教えてもらった。
早速山内惠介さんのツアーのサイトに行ってみるともう先行発売をしているらしい。
急いで双子の幼なじみにラインをして姉の方と申込枚数を確認する。
というのも、姉の方の友人が一昨年股関節手術の入院中に友達になった人がいて山内惠介さんのコンサートがあったら一緒に行きたいと言われていたという。
本当なら去年行けると予定していたのに、残念ながらこの地でのコンサートがなかった。
なので今回は4枚のチケットを予約するか確認した上で申込をしたまでだ。
抽選とかになるのか分からないがとにかく早く申し込んでおいた方がいいと思う。
山内惠介さんの曲をさほど知らないがコンサートに行けるとなったら、また少し曲を復習してみよう。
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