息子から借りていたヴァンパイヤーウォーズ11巻を何とか読み終えて、今はそのヴァンパイヤーウォーズのスピンオフとでも言うか、そうとも言えないのか?とにかく残り3冊を読み始めた。
ヴァンパイヤーウォーズの主人公の九鬼鴻三郎の生まれ、暴走族のリーダーだった若かりし頃から始まる番外編と言った方が正しいかもしれない。
シリーズの11巻を読み終わるまで1年近くかかった気がする。
本は好きだから活字であれば何でも読むが、どうもワイルド系とかハードボイルドは自分では買わない分野で、人間関係に例えるなら自分が絶対に近寄らない人たちと思うのだ。
ヴァンパイヤーウォーズはSF伝奇アクションというものらしい。
スターウォーズやスタートレックは映画だけじゃなく本でも読むくらい好きだ。
ヴァンパイヤーウォーズは暴力ととてつもない能力と美女ばかりが登場するあたりは男性作家の本だなと思って読んでいた。
残酷な描写も多くて拷問シーンなどはホラーも入っている感じがした。
本自体がかなり古いもので1991年発売とあるから30年以上も前だ。
だからアメリカに対するはソ連でロシアになる前の話で、内容も冷戦が第三次大戦に発展していてそこにSFだから超異常現象が混在している。
息子の拘りが強かったのがこの本のノベルズを入手したがったことだ。
自分にしたら同じ内容なら安い本でいいように思うのだが、敢えてノベルズという形式にこだわって全11巻+3巻を少しずつ揃えていた。
こんなところがやっぱり好きなものに対する拘りなのだろう、自分には理解出来ないが。
ノベルズの本はワイルドな男性や美女が表紙を飾っていて、ノベルズじゃない方は可愛い系のアニメが描かれている。
ノベルズの方が中古で揃えたとはいえ断然値段が高い。
そして本編じゃなく今読んでいる番外編の1冊目だが、印象としては何だかこちらの方が面白い感じだ。
ホラーと言えばYouTubeのタニムラ洋画劇場がアップされていて2回見てみた。
タニムラ洋画劇場は「羊たちの沈黙」
満を持して登場した「羊たちの沈黙」を一昨日発見して布団に入ってから、楽しみに見始めたが何しろタニムラさんの動画は長い・・・。
長いのが嬉しいのだが、その日は睡魔に負けて半分で集中が途切れて寝てしまい、気がついたら動画が終わっていた。
これだから本気で見る時はしっかり腰を据えて見なきゃいけない。
なので、昨日は起きている間に再生して2時間弱の「羊たちの沈黙」解説を堪能した。
待ちに待った作品なのでタニムラさんの色んな分野からの解説からとても満腹感を味わった。
1度目の視聴で見逃した後半、実在するシリアルキラーの名前に昔読んだプロファイル本の人物が何人か登場して興味深かった。
レクター博士の土台となった人物も原作者トマス・ハリスの念入りな取材の果てに出来上がった傑作なキャラクターであることに感動した。
アンソニー・ホプキンズの演じるレクター博士の牢獄越しの表情は忘れたくても忘れられないインパクトだった。
ヴァンパイヤーウォーズの拷問シーンが気味悪くても、他のホラー映画がいくら怖くても、表情1つで鳥肌が立つレクター博士はどれも超越したもの凄い存在感だと思う。
もう一度見る勇気があるかどうかだが、音声解説のあるDVDがあるなら見たいような微妙な気持ちがある「羊たちの沈黙」だ。
いつも思うことだがタニムラさんの若さで(何歳かは知らないが)あれだけの洞察力があるとは、本当に尊敬でしかない。
反論コメントにも丁寧に対応しているコメントを見てますます尊敬だ。
呆れた記事
林真理子さんが日大の理事長だからといってこんな取材まで敢行するとは呆れる。
アグネス・チャン、日大騒動渦中の林真理子氏に思い「恨みはない。幸せになってほしい」かつて“子連れ出勤”論争
スポーツ報知
自分も別にアグネス・チャンさんに恨みはないが元々ファンでもない。
本を出されたアグネス・チャンさんに記者が過去の論争を持ち出してインタビューしたようだが、アグネス・チャンさんに何ら無関係であって林真理子さんに成り代われば大きなお世話だ(インタビューが)。
他に報道する記事がないのかと言いたい。
報道しても大丈夫な分野だけ叩くだけ叩くのが、メディアなのかと思い知り残念だ。
不愉快な記事だけどつい目に止まってしまった。
人の幸せを妬むつもりはないのだが、何となくアグネス・チャンさんから「林真理子さんに幸せになって欲しい」と聞くと(何、それ?)と逆にこれまでなかった反感が湧く。
でも久々に見たアグネス・チャンさんの写真は、とても68才と思えない若さで芸能人だからか心のキレイさが外面に現れているのか驚きだ。
髪型から顔つきから年齢を感じさせない、ハイソックスを履いても違和感がなさそうだ。
日大アメフト部の不祥事はなぜ大きな騒動になったのか? アマチュアスポーツへの美しい幻想と現実のギャップ
「お飾り」と言えば、神輿の上に座っているだけの人みたいだけど、大学の顔であることに変わりない。つまり、何かあったら林さんが顔を出してターゲットになるということよ。それを承知で林さんはその席に座った。地位も名誉もある60代の女性が、あえて火中の栗を拾いに行った。こんなに同世代の人を励ますこともないんじゃないかしら。
マネーポストWEB
こんな記事を書いてくれる人もいると思うと、自分の気持ちの代弁してくれた気がする。
アマチュアスポーツの健全なイメージの裏にあるものを思い知らされるが、それはどんなことにも裏表があること、多面的に見ることを教えてくれる。
清々しい気持ちで見る高校野球にしても、それだけじゃないことがあるとは思う。
いずれにしても、自分は集団は苦手だからサークルにしろ部活にしろ拒否だけど大学の理事長という重荷を背負った林真理子さんを尊敬する気持ちは変わらない。
今日は高校野球の準決勝があるからなるべくリアルタイムで見たいと思っている。
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