今日も慎重にウォーキング

ウォーキング

風が強くて晴れていても体感温度は低そうだ。

歩くかどうか迷う。

ウォーキングというより散歩

晴れてはいるから勢いで歩くことにする。

息子の足の爪の手入れに使うサージカルテープを友人が勧めてくれた薬局まで買いに歩く。

風が強いが耳当ての付いた帽子を買ったのでその効果も知りたい。

今日はお腹の他に「大椎」と言われる首の後ろにもホッカイロを貼っている。

歩き出してみたら寒さはさほど感じないからはじめの一歩が大事だと思う。

歩いていて滑っても立て直せるように足元に気持ちを集中させる。

緊張感でもって歩くが、時折雪のない乾燥した路面を見つけては弛緩して・・・を繰り返し、なかなかいい感じだ。

1番怖いのは横断歩道、ツルツルピカピカしていて足に力が入る。

薬局で用事を足してついでに友人の靴屋さんを訪ねたら、歩いて来たことに驚く。

彼女は通勤途中に横断歩道で勢いよく転んだおじさんを見たそうだ。

漫画みたいに足も手も上を向いていたと言う。

転倒の様子を想像しただけで恐ろしい転び方だ。

そのおじさんが何でもないといいが、転んだ時って周りを意識した気恥かしさでその時はなんでもなくてもきっと後から痛みが来る。

そのおじさんが自分だったかもしれない…。

友人の話を肝に命じてまた駐車した車に戻るためテクテクと歩く。

タイピングの練習で「家に帰るまでが遠足」という文があったが自分の場合は車に戻るまでがウォーキングだ。

とは言えウォーキングとは名ばかりで必死にちょこまか歩いて腕を勢い良く振るでもなく、でも転んだ時に備えて両腕は空けておく。

若い男の人は両腕をポケットに入れて歩いてるし、学生さんはスマホを見ながら歩いている。

若いから転んだ時にもちゃんとケガをしないで済むのだろうけど、自分の年齢はそうはいかない。

登山家は”山があるから登る”らしいが、自分は道があるから歩くのか…。

でも本当に気を付けて歩かないと転んだら自己責任は大きい。

今日も無事に歩き終えて自己満足。

デイサービス

デイサービスと言ってもこの記事は障害のある子を預かる放課後等デイサービスの施設のことだ。

この事件前にも放課後等デイサービス「アルプスの森」では通所者の男子高校生を殴るなどして代表ら3人が暴行容疑で起訴されている。

送迎中に中1死亡、放課後デイサービス代表ら再逮捕…取り決めに反し1人で対応

発表では、代表ら2人は施設駐車場で清水君が送迎車から降りる際、職員2人が付き添って対応する取り決めだったが、常態的に1人で対応させ、昨年12月9日、清水君を施設外に飛び出させて近くの川で溺死させた疑い。

読売新聞

息子と同じような障害を持つ子が放課後等デイサービスを利用しているのは知っていた。

学校までデイサービスの車が迎えに来てくれて夕方の5時~6時頃に自宅まで送り届けてくれるらしい。

四六時中目が離せなかったり手がかかったりする子だと、束の間離れて一時の安らぎが欲しいのも親の本音なのだと思う。

確か友人のお子さんの通う施設は聞いた話では送迎に対応する職員は1人だったと思う。

職員1人で同じ方面の子供数人を自宅まで送り届けていたはず。

どこも人手不足だったのかもしれないし、取り決めで元々1人で数人を担当となっていたのかもしれない。

いずれにしても子供を預けるとなるとどこであっても不安や不満はつきものなのだと思う。

女の子のお母さんなら送迎は女性を希望していたりするし、出来れば子供と相性の良い職員さんならなお良いとか。

でも職員さんも入れ替わりがあったりしてなかなか希望通りにならない。

放課後等デイサービスを利用している人に対して利用していない自分が余計な事は言えない。

けれど高齢者施設にしろ、放課後等デイサービスにしろ預け先と信頼関係を結ぶのは簡単ではない。

預かってもらう事は預ける方がやや下手に出る必要がある気がして、不満を飲み込むしかなくてだんだん不満が溜まっていくけれど預け先は選べる程ないものだ。

息子より2歳上の息子さんがデイサービスやショートスティを利用している友人の話だと、軽いけがなどもあったりはするようだがあまり詳しくは聞けないと言う。

学校を卒業して作業所などに通うようになっても利用したいから、お付き合いは長くなるしいざこざは起こしたくないのだと思う。

そうやってショートスティ等を利用しながら、将来的にはその施設で生活全般をお世話してもらう入所に向けて繋がりを持っていく。

障害者に対して全ての人が優しいはずはなくヘイト的な人もいるはずなのは当たり前だと思っている。

施設で働く職員さんにしても、手のかかる子や言って分からない子もいるからそんな子たちと上手に関わるのはとても難しいんじゃないだろうか。

どれほど障害のある人に対応する知識や経験があるのかも難しいところだ。

だからといって暴力はあってはならないが、現実にはきっとどこにも小さないざこざはある気がする。

自分の周りでデイサービスを利用している人たちはそんな小さないざこざも覚悟の上で利用しているのだと思う。

自分の場合は息子を見ていられる環境だったこともあって、デイサービスもショートスティも使うことなく一見普通に生活をして来た。

それに人や施設に対して懐疑的な自分には預けるという選択は考えられなかった。

我が息子の場合は自分の部屋で好きな事をして仕事の無い日は籠ってしまう。

デイサービスやショートスティなどの機会を放棄してしまった訳で今更頼る術はない。

独り立ちできるようにするのが自分の役目だがまだ中途半端な状態だ。

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