しっかりウォーキング

ウォーキング

今日は息子が久しぶりの早朝出勤なので、送った後に歩くつもりでいる。

早朝の方が気温もまだ暑くないだろうし、歩くとしたらこんな時しかない。

そう思って外に出て見ると確かに気温は高くないみたいではある。

けれど今朝は辺り一面霧が深くて、息子を送った時間帯は数メートル先が見えないくらいの霧だった。

信号もかなり接近するまで見えなくて、まるで夢の中か映画のシーンに入り込んだかのように感じた。

こんな日も珍しいが早朝で車と殆ど会わないのが安心というか、ゆっくり運転でも周りの迷惑じゃないのが何よりだった。

ウォーキング

今日は久しぶりに河川敷をウォーキングして来た。

昨日買っておいたタンパク質が摂れるサラダと家にあった菓子パンで朝食をとって、血をサラサラにする薬を飲んでから歩く。

霧は時間と共に少しずつ消えて行き、周りの景色も見えて来た。

来る前から分かってはいたが、河川敷は数日後に控えた花火大会の準備であちこちに足場みたいなのが組立られている。

仮設トイレがそこここに設置されていたり、パイプ椅子が大量に並べられている。

仮設トイレは15列で一組で、そんなトイレがあちこちにあるが自分はこういうトイレが苦手で入った事はないんじゃないだろうか。

でも背に腹は代えられない時にはこういうトイレに入るしかないんだと思いながら、眺めて歩く。

パイプ椅子もそうだが堤防の下りにあるコンクリートで出来た座る場所もお尻が痛くなると思うのに、花火大会というとお金を出して鑑賞するくらい好きな人たちがいる。

座る場所だけじゃなく灯りを求めて虫が寄ってくると思うと、とてもじゃないが外に出たくない心境だ。

自分は花火大会に全く興味がなく、息子が大好きだったら連れて行かなきゃならなかったが幸い興味がなくて更に人混みが嫌いなので助かっている。

今日はいつもの河川敷とは違って規制されているが、それでも早朝なので人とすれ違うのは時折で湿気は凄いのに気持ちは清々しい。

どこまでも止まらず道を我が物顔に歩けるのが河川敷の良さだ。

雨が前日降ったから苦手なミミズがいるかもしれないと思ったが、大丈夫だった。

大丈夫というのか、すでにミミズの死骸がここにあったとわかるアスファルト上のシミは沢山あった。

ミミズというのは集団生活なのか、ある箇所には大量のシミがミミズの形通りに残っていて「結構太かった」ことが分かる。

自分も見なきゃいいのに、そんなシミの集団はしっかり見つけてしまう。

宗教団体で集団自殺なんかがアメリカであったと思うが、そんな風に皆で息絶えたのが分かるシミがアスファルトの端々に点在する。

ミミズだったシミはいつかアスファルトと一体化して分からなくなるのだろうけど、まだその形が見えるので道路の真ん中を歩くように心掛けた。

スマホで気にいった曲を流して時には声を出して歌ったりしながら、満足行くまで歩いた。

当然のように歩数は予定したより多くなったが、気分良く軽快に歩けたので疲れはない。

だがやはり汗だくになったのは湿度が高いからだろう。

そして家に帰って来てから・・・いつも以上に暑い。

ネッククーラーを付けていてもあっという間に液体化してしまう。

冷凍庫に保管していた帽子の下に入れて使うはずの保冷剤を頭に置いて凌いでいる。

これを頭に乗せると確かに涼しくていいが、頭を動かせなくなって姿勢も正さなきゃならないから水分補給出来ないのが欠点だ。

パソコン上では気温は30度とあるが体感温度は38度と出ている・・・早く夕方になって気温が多少でも下がって欲しい。

このままだと何もする気が起きない、夕飯は麺を茹でるくらいはしたいが、正直熱を発する所には行きたくない。

宮崎県の地震

昨日夕方宮崎県で起きた地震で情報を得ようとテレビを点けたら、車が揺れる映像が流れて車も信号も大揺れしていて怖かった。

映像で見る震度6弱の揺れは車ごとどこかに持って行かれそうで、車内の人たちは生きた心地がしなかっただろう。

宮崎県を含む広い地域での揺れ、南海トラフとの関連性とか色々と心配は尽きない。

今回の地震が南海トラフ巨大地震と関連するのか検討会というのを開催すると言う。

昨日のテレビは地震のニュース一色になり津波警報や津波到達の情報を流していた。

息子が地震や災害関連のニュースや新聞記事の見出しを見るだけで怯えるので、あまり大っぴらにニュースを見ることは出来ない。

年齢だけは大人になっているのに、未だに災害の話になると普通ではいられない。

でも生きている間に何も起こらないとも限らないし、何処にいても島国の日本に安全地帯があるとは思えない。

そのために防災訓練や防災対策を練るのに、息子には考えたくないことでしかないようだ。

何をしても自然が起こすことを確実に知ることは出来ないし、起こった時にとれる対策も限られている。

ペットを飼う人たちも避難所に行くことは難しいと言うが、息子を連れて避難所に行くことは出来ないと思う。

そういう人は一定数いるとは思うが、運よく大きな災害が起きないことを祈るしかない。

今回の地震はどの程度の被害だったのか、後々分かって来ると思う。

自分には些細なことしか出来ないがせめて出来ることはしたい。

時折目が覚めて何事もなく朝が来た事にホッとする。

朝になって普通に起きられたことが嬉しい。

それは毎日思う訳じゃなく、本当なら毎日感謝するのがいいけれど普段はどうでもいいとりとめのないことを考えている。

でもいつもの日常を過ごすという事をふと有難く思ったりする時がある。

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