朝から好天になった今日、世間ではゴールデンウイークの最終日だ。
息子が早朝からの仕事なので、送ってからいつもの河川敷にやって来た。
来た時にはさほど車は止まっていなくて、いつも見かける車が1台と他に数台だった。
7時を回った頃から、車が続々とやってきて8時頃までそんな状態が続いた。
多分サッカーの試合でもあるのだろうが、新聞のスポーツ欄などは見ないから分かっていない。
スポーツに縁のない家だから興味も知識もないが、スマホの日記には去年もこどもの日辺りに河川敷では車が沢山やって来たと書いてあった。
ウォーキング
今日は桜も見頃だし、山が空の色と相まって美しい。
雲が全く無くて、山を遮るものが何もない。
気温は上がりそうだが、今日も念の為腹巻にホッカイロを貼りズボン下も履いてスノーズボンまで履く。
歩き終えるまでは油断しないつもりだが、周りを見渡してもかなり大げさな格好だ。
桜を眺めながらゆっくりと歩く。
途中で小さな川の流れるほとりで、カメラを手にする人を数人見かけた。
何かいるのか自分も目を凝らしていると、1人のカメラマンの方が親切にも教えてくれた。
子ギツネが5匹いるという。
確かにカメラを向けている人の先には、子犬のようにも見える子ギツネが5匹じゃれあっていた。
大人のキツネは良く見るけれど、子ギツネはとても珍しい。
親は餌でも探しに行って留守なのか。
対岸から見ていたけれど橋を渡って子ギツネのいる側まで歩いて行くと川べりに3人程、カメラを設置して本格的に子ギツネを撮影していた。
自分も土手から降りていって数枚の写真を撮った後、またウォーキングに戻った。
河川敷を降りて住宅付近の公園付近を歩くと、大きな木の周りを2匹のリスが忙しなく動いていた。
リスも春が来て嬉しくて動き回っているのか。
今日は風もなく穏やかで、外に繰り出すには良い日だと思う。
車に戻ろうとしてまたもと来た道を歩いていると、子ギツネ情報を教えてくれた方はまだ対岸からカメラを向けていた。
見ると子ギツネは1匹だけ姿が見えたが他の4匹は巣に戻ったようで見えなかった。
巣と思われる小な穴がかすかに見える。
そのカメラマンさんの話では、親ギツネは子ギツネの近くにカメラを抱えた人がいるから戻れないでいるのだろうと言っていた。
カメラマンの男性も三脚を持って引き上げる様子だった。
まだ母乳が必要なくらいの子ギツネらしい・・・それを聞いて自分は対岸にまで出向いて写真を撮ったことを少し悪いなと思った。
でも珍しい光景についつい好奇心が湧いてしまった。
確かに自分が写真を撮った場所にはまだ2人、子ギツネが現れるのを待っているのか同じ場所に陣取っていた。
親ギツネはどこで身を隠しているのか・・・子ギツネもお腹が空いてくるだろうし。
それにしても子ギツネが5匹もいるなんて、キツネは沢山の子を産むのだろうか。
キツネは一度に 2~7匹 の子ギツネを産むことが一般的です。ただし、場合によっては 10~15匹 産むこともあるようです。また、過去には 13匹 の子ギツネを育てる母ギツネが観察されたこともあります。
今日見た5匹の子ギツネは、ちょうど平均的な数ですね!春から初夏にかけて出産し、親ギツネは巣穴で子育てをします。子ギツネたちは成長すると、親から独立して自分の縄張りを持つようになります。
これらはAIからの回答で、他のサイトを見ると確かに一度に15匹くらい産むことがあるらしいが、半分しか生存出来ないとあった。
今日の子ギツネも成長してあちこちで見られることになるのかな。
キツネは雑食性でゴミも食べるというから、町内会のゴミ置き場をウロチョロしていることもある。
熊と違って遭遇しても恐ろしくはないけれど、ちゃんと棲み分けが出来ていればいいが何となく心配になる。
ゴールデンウィークと言っても何ら変わらない毎日だけど、何となく周りの賑やかさにいつもとは違うことは感じる。
自分にとっては何もなくていいから、1人の時間があればそれでいい。
時間とともに人も増えてきて、歩数もある程度行ったところで切り上げる。
このあとは上着も変えてスノーズボンも脱いで、普通の人と同じように振る舞うつもりだ。

朝は寒くてストーブを点けていたけれど、今は暑く感じてきた。
そろそろダウンコートもジャケットもクリーニングに出すべきかと思う。
頭痛がして来たので今日は久しぶりに横になろうかと思う。
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