寒かった明け方のウォーキング

ウォーキング

急に寒くなった感じだがカレンダーはもう師走だから、この寒さは当たり前なのだろう。

11月は暖かい日が続いたみたいだ。

毎日があっという間に過ぎる人が殆どだと思うが、私はそうでもない。

みんな平等に同じ時間が与えられているけれど、忙しい人にとっては時間は足りない。

介護世代

私の周りは今、親の介護で忙しい世代だと思う。

私自身は親の介護は周りより少し早く終わった気がする。

ランチ会が盛んだった頃、いつも早帰りして親の用事に時間を使っていた。

思い返すと今よりも10歳位若いのだから元気もあって一晩眠ったら疲れも取れて、また1日が始まるという感じだった。

それとタイミングも良くて、それぞれが順番に衰えて行ったから、病院通いが重なることはあっても普段のお世で重なることがなかったのが幸い。

介護に順番も何もないかもしれないけれど、確かにそんな気がしたものだ。

上の息子が大学で家を出て、下の息子が特別支援学校の寄宿舎に入っている頃、入院して日々病院通いをしたり大事な手術があってそれが深夜でも終わるまで待つ時間もあった。

夏休みや冬休みとぶつからずに入退院があったりで息子たちのいない間に済ませて来たものだ。

1人でゆっくり過ごすつもりがいつも用事が入っていた気がするが、とにかくこなせたことで充実していた。

実の親、義理の親でもいつも顔を合わせていると、不満や愚痴はたまるけれど、なるべく姉妹・夫には言わずに来た。

「4人も娘がいるのに自分ばかり」と思うこともあったが不平不満は幼なじみの友人などごく限られた人にだけ、辛い時は聞いてもらっていた。

親に対してもたまに顔を出すだけの姉妹をお客様扱いで、私に手土産やもてなし料理の手配をさせることに内心鬱屈した思いがあったが言われたことはして来た。

たまに来る姉妹だから、いつも親と顔を合わさない訳でお互いいい所しか見えないし、見せないものだ。

自分もそうだけれど女の人はお喋り好きだし、言った言葉が一人歩きしたり別な形で捉えられたりする。

だから誰かに聞いた陰口や噂話は自分で止めて、他の誰かに言わないことでを関係を保ってきたつもりだ

そう考えると姉妹って不思議な関係で友人よりは何でも言えるけれど、遠慮がないところもあって嫌な時もある。

同じ親から生まれたのに、考え方も違っていたり友人なら間違いなく縁を切っていたと思えることもあったりする。

一歩間違えるといざこざになりそうな火種はあるんだけど、そこを何とか隠して親亡き今も平穏は保たれていると思う。

だから距離感って大事なんだ。

本音を言えるようで実は難しい厄介な存在だとも思うから、姉妹と言えど距離感はしっかりとっている。(これは私と姉妹の場合で仲睦まじいのが普通かな)

今日のウォーキング

今朝はめちゃくちゃ寒かった。

息子が早朝出勤日だったからもあるけれど、風が強くて冷たかった。

朝の気温は車の窓が凍っていなかったから、それほど下がってはいなかったと思う。

ただ河川敷を歩き出したら頭が凄く寒かった。毛糸の帽子じゃ風を全部通してしまって意味がない。

歩き始めは少しだけ歩いて車に戻ろうかと思ったけれど、頭以外は防寒対策をして来ているつもりだった。

それでも冷えて後で腹痛が起こるかどうか試してみるのもいいかと、結局予定通り8000歩程度歩いて来た。

風は強い時もあったが歩き出すと全く無風の時もあって、次第に体も温まって来たから頭以外は大丈夫だったと思う。

内心ヒートショックが起きなきゃいいがとは思って歩いていたけれど。

ホッカイロもお腹だけじゃなく寒い時は何個か場所を変えて貼るのもいいらしい。

カイロを貼るべきツボ

いつもお腹に貼っているミニカイロ。

寒さ対策で1番のオススメが「大椎」(だいつい)。首を前に倒した時に首の後下部に出る骨のすぐ下。 風を予防して悪寒、風邪、頭痛の症状を和らげる効果がある。

次は「神闕」(しんけつ)でこれはおへその位置。

そしてもう一つが「丹田」でおへその下5㎝から9㎝程度のところ。

ウェザーニュースより

私はいつも「丹田」という場所にミニカイロをしているようだ。

明日も朝に歩く予定なので「大椎」にもカイロを貼って、毛糸の帽子の上にフードの付きダウンを着て行きフードを重ねようと思っている。

今は自分で何でも出来ているがそのうちに誰かに頼らなきゃいけない日が来る。

その日が来るのが少しでも先になるように、自分の未来がそう苦にならないために今はしっかり体を鍛えて労わって行きたいものだ。

今、あるものが減らないように今をなるべく維持できるようにしたい。

60を過ぎているんだから高齢者の域にいるんだけど、なかなかその自覚が乏しいことにふと気付く。

まず自分の顔を(鏡を見なきゃ)普段から見ることがないから、頭で考える自分は老いをあまり感じられない。

でもあの松居直美さんですら、見ず知らずの人に「老婆」呼ばわりされたと「はやく起きた朝は」でおっしゃっていたから、私はもっと老婆なんだろう。

自覚を持つのってなかなか難しいものだ。

でも自覚せずに自分の年をわきまえずに動いて、思いがけない怪我をしてしまっても困る。

だから人に言われる前に自分で自分をいたわることが、今は大事に思う。

若い時はそんなこと考えもしないものだけど、年をとって来て初めて我が身をいたわって大事にしなきゃと気づくのだと思う。

今更だけど亡くなった両親に健康をもらって有難うと感謝している。

そう思えるようになったのはつい最近だ。

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