昨夜はかなり寝苦しくて、扇風機の風も強めにしてつけっぱなしにしていた。
冷えようもないくらいの気温だったが、それでも念のため腹部にだけタオルケットを載せておいた。
多分眠ったとは思うけれど、ここまで暑いと布団に横たわっていても睡魔がやって来ないようだった。
今朝は3時半に目覚めて外に出てみると、涼しさを感じて少し生き返ったように思う。
家の中には暑さがしっかりこもってしまったかのようで、さらに日差しは強くなりつつある。
今日を乗り越えれば少し楽になるはず。
ウォーキング
早朝から仕事の息子を送って、まずは涼しいうちに歩くことにした。
公園の駐車場に車を止めて、日差しを避けて木陰を歩く。
まだ早い時間だからか、風がそよそよと心地良い涼しさをもたらせてくれる。
今日の予想気温は36~37度らしいから、汗をかかずに歩けるのは今の時間くらいだろう。
こんな日に涼しさを感じるなんてラッキーと言える。
昨日も風はそこそこあって、部屋のカーテンが風で揺らめいていたがそれだけだった。
絵に描いた餅みたいに風はあっても感じない日だったから、多分今日もそんなに日になるのだろう。
動物園脇の道路を通り今日も馬のムホウマツゴロウを見に行く。
長い顔を出してくれたがすくに舎内に姿を消したから、自分もさっさと歩いてしまおうと気持ちを切り替える。
ジョギングする人や犬の散歩の人も多くて、ミニチュアシュナウザーの子を撫でさせてもらった。
真っ黒で13歳のつぶらな瞳の可愛い子だったが、こうして時折会った子を可愛がるのが自分には調度いい。
歩数稼ぎで木陰のある道路を行ったり来たりする。
そう言えば道路沿いに自動運転バスの停留所があるのだが、先月から運転を休止しているらしい。
いつか自動運転バスに乗ってみたいと思っているが、試験運転でなにか不具合があったのだろうか。
一見形が違うタクシーみたいで、それでいて自動運転でトロトロ走る姿を見た事がある。
冬場は雪道でも走れるものなのか。
まだ実験段階だからこれから改善が進むのだろう。
自動運転してくれる車で高齢者が行きたいところに行けたらいいし、家庭にそんな車があったら便利だと思う。
まぁ、そんな時代はまだまだ先だろうけれど。
朝のうちに何とか歩き終えて車に戻った。

エアコンのある部屋
あまりに暑いと2階の息子の部屋に涼みに行くようにしている。
エアコンがあるのは息子の部屋だけだ。
部屋に入った途端に別世界に来たようなヒンヤリした部屋に住まいしている息子は、暑がりだし寒がりでもある。
息子の部屋で終始過ごすと自分には返って冷えの症状が出そうで危ないかもしれない。
それに何と言ってもプライベートな部屋に居座る気はない。
汗をかくことも大事だというから、短時間でも息子が仕事先で汗をかくのは息子のためでもある。
近々一緒に働いていた人が退職することを聞いて、今日の息子はショックを受けての帰宅だった。
息子は勤続年数ばかりが長くなったけれど、言われたことしか出来ないだろうというか言われた以上は気づかない。
仕事の終わりの時間が近づくと帰り支度に勤しんだり、仕事に身が入らず集中出来ないのは見ていて分かる。
不機嫌になるとすぐに顔に出るのも子どもの頃から変わらない。
そうやって相手に嫌な気分を与えてしまい、後日謝るというのも昔からだ。
性格というのはなかなか変わらないものだ。
頼んだことも言ったそばから忘れやすいし、それでいて食べ物に関しては食べ残したものを出し忘れたりするとすかさず聞いてくるから忘れないようだ。
多分食べ物に関する意識が特別に高いらしい。
それなりに食事を与えていたつもりなのにいつの間にか、好きなものを独り占めしがちな性格になってしまった。
自分が子どもの頃に当たり前だった、分け与える気持ちとかが息子にはない。
ただ分けて欲しいと言うとくれることはあるから、言えば分かるらしいが言わないと気づかない。
そんな風に育ててしまったのだろうけれど、今更言ったところでどうしようもない。
かなり面倒くさい性格でいて働かせてもらえていることを自分にしたら有り難いと思う。
けれど息子にしたらそこまでの気持ちはないと思う。
唯一息子本人が仕事を辞めない気持ちがあることで何とか続いているし、他に行くところがないことも承知していると思う。
仕事先では慣れた仕事はまだしもだけれど、何かアクシデントがある度に話を聞いて気持ちをフォローしてきた。
仕事も出来るだけ長く続けて欲しいとは思うけれど、こんな風に送迎したり愚痴を聞いて気持ちを立て直したりといつまで出来るのやらだ。
いつまで出来るのかわからなくても出来るだけやるしかない。
注文していた宮尾登美子さんの著書「朱夏」の上巻が午後届いた。
文庫本かとばかり思っていたら単行本で、この方が活字が大きくて見やすいから嬉しい。
単行本の上巻を読んでから文庫本の下巻を読んだら、見づらいだろうけれど何せ古い本だから在庫があっただけでも良かった。
早速「朱夏」の上巻を読んでみようと思う。
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