強風のウォーキング

ウォーキング

今朝も寒い朝を迎え、おまけに家の中にいても風の音が聞こえる。

息子を送ってから歩くつもりではいるがしっかり防寒しなきゃと思う。

ウォーキング

河川敷に来て躊躇う隙を作らないようにすぐさま歩き始める。

毛糸の帽子とスノーズボンとダウンですっかり冬の装いだが半端ない風だから冬装備で良かった。

ホッカイロは当たり前に朝起きた時点から付けておいた。

追い風で歩いている時は風の勢いも借りて足取り軽やかだったが、引き返す時はそうは行かなかった。

帽子を両手で押さえながら歩くが、強風が前進を阻み自然に前傾姿勢になる。

後ろ向きになってみるとかけているマスクが顔から離れる。

風の音でスマホから流れる曲が聞こえず音量を最大にして何とか聞き取る。

バックナンバーの曲ばかり入れているプレイリストをかけていると、”人生は素晴らしい”と「ベルベットの詩」の歌詞が聞き取れる。

こんな強風だけど確かにこんな体験も”人生は素晴らしい”と思えるかなぁなんて考える。

自分は好き好んでこんな状況を楽しんでいるのだから、過酷さを克服する快感なんかがあるのかも。

誰にも邪魔されない自分の時間なのだし楽しんでいる。

だからと言って登山とかはキツそうで絶対に嫌だけれど。

途中、休みながらサクラの木々を眺める。

この強風の中つぼみのままで良かった、頑張って風が通り過ぎてから咲くんだよと声をかける。

よろよろ歩いてる自分の方がサクラに「お前ががんばれよ」と言われてる気がする。

目視出来る距離にある車までなかなか到達出来ないもどかしさを味わいながら歩を進める。

雪がないだけでまるで「八甲田山」の映画のようだった。

今日の歩数は8052歩、距離5.4㎞だったがいつもより疲れを感じた。

車に乗ってホッとすると同時に冷えたみたいで頭が軽く痺れた感じがした。

車での移動中、バス停が横倒しになっているのを見てちょっとおののいた。

河川敷の方が遮蔽物がないから飛んでくるものもなく、安全だったと思うことにする。

日本万国博

昨日は「日本万国博」のDVDを一気見した。

「日本万国博」と言うよりは大阪万博といった方が憶えている気がする。

勿論大阪に行ったことはないし、当時の自分は小学生で家族でどこかに出掛けるような余裕のある暮らしではなかった。

多分周りでも大阪万博に行った人がいたのかどうかも分からない。

「日本万国博」は1970年3月から9月半ばまで半年間くらい開催されたらしい。

77か国の参加でパビリオンが一つの巨大な街のように壮大で、中でも太陽の塔は自分も何かで見たのか記憶がある。

まぁ、その後息子の影響で見た「20世紀少年」の記憶が後押ししてくれたとも思う。

開会式には昭和天皇、平成天皇が参席されて今の令和天皇はまだ幼くて多分小学生。

作家の川端康成が映ってびっくり。

佐藤栄作と言う名前だったかうろ覚えだが、当時の首相も祝辞の挨拶で映り、もっと色んな政治家も映ったのかもしれないが生憎名前は分からなかった。

とにかくこの「日本万国博」、人の数が半端ない。

長蛇の列は当たり前で入場券を買う窓口も押すな押すなの混雑ぶりで、入場するゲートもいくつもあるのだが開場前の混雑が凄まじい。

コロナ禍だった現在を経験しているからか、人々の密着度合いに恐ろしさを憶える。

体験したことはないが都会の満員電車のぎゅうぎゅう詰め状態が、もっとスケールが大きくなったみたいな感じ。

混雑具合を監視するテレビ画面がたくさんある本部から、大きなレシーバーで警備員に指示を送っている様子だった。

あの混雑具合で大きな事故なく終えたのだとしたら、それだけで立派な成果だと思う。

韓国で起きたイデウォンでの圧死事故を彷彿させる風景だったが、警備がしっかりなされていたのだろう。

シエラレオネの大きなダイヤの展示など、盗難騒ぎなど起きなかったのだろうかなどと、下世話な想像をしてしまった。

いろいろと見ていると今よりも当時の日本は平和だった気がする。

でも人混みが苦手だから自分ならきっと出掛けることはない。

50年前の当時の人々の服装や髪型を見るのも新鮮で、女の子は本当にサザエさんに出てくるワカメちゃんカットだったし、男の子は半ズボン姿。

日本人は皆、首からカメラを下げているのも印象的だった。

きっとカメラも多くの人が持ち始めたというか先駆けて持った人たちが、万国博に殺到したのだろうか。

万国博の中ではアメリカと当時のソ連の代表者たちは表面上なのか親しげに見えた。

参加国のパビリオンの紹介の中でベトナムは戦後間もないのかと思ったし、カンボジアのアンコールワットの心配をするナレーションに内戦中の時期だったのかと思った。

考えて見るといつもどこかで戦争が起こっている。

確か2025年に大阪で万国博があるはずだが、テレビで見る程度だと思うが55年振りの万博は凄く進化しているのだろうな。

選挙に立候補する意義

盛んに話題を振りまく政治家女子48党。

大津綾香さんが目黒区議選に立候補するらしいが、元政党代表の立花氏とも争って、一体何がしたいのか。

政治活動をするほど世の中を分かっているのだろうか?

政女党・大津綾香氏が目黒区議選に出馬 〝父〟池上彰氏に「区議選や立花さんに勝って報告したい」

東スポWEB

そういう自分も政治なんてチンプンカンプンだが、勢いで立候補するものじゃないと思う。

池上彰さんを父と言ってそのネームバリューを利用するなんて・・・池上彰さんも迷惑なんじゃないかな。

有名であれば万が一の可能性で当選するやもと思っているのだろうが、あの立花氏を敵にしてるのだから足元を救われるかもしれない。

どっちもどっちと思うけれど。

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