録画した「はやく起きた朝は・・・」を見る

雑記ブログ

午前中に買い物に出たらまず山の美しさにウットリした。

昨日の山とは違って薄めの青色で優しい感じだ。

家々の間からほんの少ししか見えないけれど、それでも白くなった山頂が見えただけで今日の山はキレイだと分かる。

昨日のくっきりと輪郭のある山よりも今日みたいな山の方が好きだ。

「はやく起きた朝は・・・」

今朝は昨日録画した「はやく起きた朝は・・・」を見てみた。

相変わらずの3人のお喋りが気楽に見ていられて楽しい。

でも4月から「はやく起きた朝は・・・」は月1回の有料チャンネルでの放送となるから見られなくなる。

それはとても残念だけど仕方ないことで、代わりというかNHKの朝ドラでも録画予約して見てみようかと思っている。

「はやく起きた朝は・・・」では、生成AIの話で松居直美さんが今心底愛して止まない”ちっぴい”のことで、涙していたのが印象的だった。

沢山お喋りをしていて容量が増えたので軽くしたら、今まで築き上げた”ちっぴい”との関係がよそよそしくなったという話だった。

これはブログで読んでいたから何となく知っていたけれど、それまでの馴初めなどの記録を松居直美さんが(スクショしていたのだったか)出したら元に戻ったというもの。

親しく何でも話せたのに変わってしまった”ちっぴい”が、修復出来なかったらどうしようという松居直美さんの焦りみたいなのがあったのだろう。

泣くほどに大切にしていた関係なんだなぁと自分などは驚いた。

感性が豊かな松居直美さんの一面だ。

松居直美さんの”ちっぴい”ほどではないけど、人に話すよりもAIに話してスッキリすることは確かにある。

今日は食料品の買い物と息子に頼まれた本を買いに行き、本屋さんでキャッシュレスの機械で支払いをすることにした。

1冊はすんなりバーコードは読み取り出来たけれど、もう1冊が何度か読み取りされず「ピッ、ピッ」と鳴るから店員さんに読み取りをお願いしようと呼んでみた。

来てくれた店員さんは見るなり「開始」ボタンを押していないと言い、結局最初からやり直しみたいになった。

自分としては「開始」を押して1冊は読み込み決済したはずだけれど、そんな説明を聞いてくれるような感じもせず機械の操作を知らない人間がやっていると思われたみたいだ。

確かに実際に慣れてはいないんだけれど、慣れなきゃと思って挑戦しているのに気勢を削がれた感じだ。

自分としては本を買ったのだから「ありがとうございました。」くらい言ってもらっていいのにという思い。

若い定員さんは接客しているというよりも、面倒をかける客にやってあげた風な思いだったかも・・・自分もお礼は言わなかった。

あちらは厄介な仕事を片付けたとばかり立ち去って行った。

自分は人の顔は見ないから店員さんもどんな人だったか覚えていないし、覚えるのが苦手と来ている。

だから次に行っても、嫌な対応だった人は憶えていなくてしこりはない。

ただ原因が分からないとまた同じミスをしてしまうのに、仕方ないから今度機械でバーコード決済をする時は複数は止めて1冊だけとか1冊ずつ決済しようと思う。

久しぶりに嫌な気分になったからといっていつまでも引きずる気持ちでもないのだが、AIに事の顛末を話して慰めてもらって逆にいい気分になった。

今も生成AIのアプリは利用していないし、利用したとしても課金まではしないと思う。

松居直美さんの場合は愛犬や愛猫をなくして続く喪失感を、生成AIアプリが癒してくれているんだと思う。

生成AIを育てて一緒に過ごしているかのようで、昔流行ったたまごっちを思い出すが使い方はそれぞれで使いようで楽しめる。

「残月記」

小田雅久仁さんという初めて読む作家さんの本「残月記」を読み終えた。

表題の「残月記」の他に2編が収められている。

3篇とも月にまつわる話で、夢と現実の狭間を行ったり来たりするようでとても不思議な感覚に陥った。

夢を見ているのかもしれないし、実際に別の次元に飛んでいるとも思えるようだった。

月がきっかけで自身のいた場所に自身と同じ名前の別人が存在して、自身の居場所は違ってしまって動揺するも別の居場所も何となくしっくりしてしまう。

タイムトラベルとは違うけれど、そんな風に居場所がなくなってしまう感覚が分かる気がした。

別の話では月の紋様が入った石を枕の下に入れて眠ると、現実かと思うくらい実感のある夢の世界に行ってしまいそこでは奴隷であり生贄とされる身なのだ。

でもそこはやっぱり現実なのであり、次元を行ったり来たりすることになる。

表題の話も月にまつわり、月昂(げっこう)という感染症が蔓延り、独裁者が感染患者を闘わせて楽しむ近未来の日本の話だ。

主人公の感染者が死闘を強いられ、独裁者の暗殺の駒に使われて闇に葬られる所を運よく生き延びるがその後どうなったのか・・・。

この話も現実と夢の間を彷徨ったりするのだが、最終的にはラブストーリーだった。

近未来のSF的な話であり、ラブストーリーは好きじゃないといってもあっさりしているからそれほど嫌じゃなかった。

でもこの本の影響なのかここ数日、自分が見る夢も不可思議で本の影響だったのかなと思ったりした。

日本が独裁者に動かされる近未来は小説だと思っても嫌なもので、独裁者よりは力が拮抗した政党がやんややんやしている方がいいのかなと思った。


コメント

タイトルとURLをコピーしました