昨日夕方、珍しく幼なじみの友人から着信があった。
いつもは朝の挨拶をラインで交わす位なのに、どうしたのだろうと思った。
中学時代に幼なじみの友人と共に一緒に学校に通った時期があった友人がいた。
恐らく中学時代の1年間だけ同じクラスだったのと、帰る方向が同じだったので一緒に登下校したのだった。
その後自分とは付き合いは途絶え、幼なじみの友人から名前を時折聞くだけの友人(と言えるのか・・・)が札幌から来ているという。
その友人の名前は覚えているが久しく会っていない。
お父さんが銀行勤めの方でその銀行は破綻したものの、当時は転勤であちこちと移動していたのだと思う。
自分は高校が別になったが幼なじみの友人たちとは高校も一緒で付き合いがあったのだろう。
その友人が自分に会いに来てくれるとのことで、程なく幼なじみの友人の車でやって来た。
古い友人
”古い友人”というフレーズだと「羊たちの沈黙」のレクター博士を思い出すが、それとは全く違う。
幼なじみの友人が連れて来てくれた古い友人とは中学時代以来の再会だった。
元々美しい人だったが、マスクをしていても目だけで美人と分かる。
昔の思い出話で、自分が覚えていないことまで噓か真がよく分からないが話してくれた。
恐らく50年振り位になるのだろう・・・友人は数年前から乳がんを患わっていて、ステージ4なのだそうだ。
それを聞いて驚くと共に自分には知識がなくてどう言ったらいいのか分からなかった。
まさに言葉が出ないような状態だった、少し涙目で「会えて良かった」と言ってくれてきっと言葉の裏側に色んな思いがあるのだろうと思った。
お父さんは既に他界、お母さんは認知症を発症していて一人暮らしをしているそうで1週間に1度お母さんのお世話に通っていると言っていた。
そんな状況は幼なじみの友人たちと似ているが、自身の闘病とお母さんのお世話は大変だろう。
確か記憶にはお兄さんがいた気がするが、やっぱり頼りは実の娘ということなのか。
突然現れた懐かしい(半世紀ぶりの)友人の今を見て、一体どんな人生を歩んで来たのだろうと思った。
残念なことに調度夫が帰って来て話していた時間は10分もなかったと思うが、時間に換算できない重みだけが残った。
その友人は当然ながら抗がん剤治療を受けていると言っていた。
どれほど大変なことか想像もつかないが、少し前に幼なじみの友人の双子の姉の方から聞いた治療の上を行くものかもしれない。
何だかその後は家事をしていても考えてしまって、まとまらない考えというか物思いに耽るようでとにかく衝撃だったのだと思う。
あまり過去の記憶を紐解きたくはないが、当時その友人に対しては大切に育てられ可愛がられているお嬢さんというイメージだった。
自分だけの部屋があり当時人気だったチューリップのファンで、レコードやポスターを収集していたと記憶している。
自分は中学時代から食事に対する恐怖感(今言うところの会食恐怖症らしい)が生まれてどうやってこの状態を押し隠そうかと悩んでいたから、周りの記憶なんて定かじゃないのだが。
登校拒否なんて行為もメジャーじゃなかったから学校に行くしかなかった・・・こんな風に登校拒否を言うと真剣に悩んでいる人たちを冒涜することになるが。
親にも友達にも言えないことって多分に誰しもあるのかもしれないが、自分もそうだったし会食恐怖症で10年以上苦しんでいたことは今も人には言えない。
言ったところで意味はないと思うし、結局自分の人生は自分しか生きられないのだから解決するのも自分な訳だ。
自分の裏側を知られることなく過ぎ去ったと思っているがそんな古い友人にあったことで、あっけなく過去に引き戻された気分になった。
幼なじみの友人との今朝のラインではその古い友人が「○○さん(自分に)助けてもらった」と話していたそうだ。
古い友人が記憶違いしているのかもしれないが、良い記憶として上書きされているのならそれでいいのかもしれない。
神社にお参り
1日なので恒例の神社にお参りに行って来た。
駐車場に車を入れて少し歩くだけで、まだウォーキングは無理だなとすんなり諦められる。
ここは沖縄かというようなムッとした暑さだ・・・沖縄が頭に浮かんだが沖縄に行ったのは1度だけで幼なじみの双子の姉の方と20代の頃に行ったきりだ。
多分沖縄が返還されて10年位経った頃なのだと思う。
歴史も良く知らず能天気に行って来てかなり経ってから沖縄について学んだら、旅行した頃の自分が恥ずかしくなったものだ。
今日の花手水もキレイだった。
おみくじも引いてみたが内容は”待てば海路の日和あり”みたいなことが書いてあった。
時期を待つというか何を待つかだが、なんとなく希望を持たせてくれるのがおみくじなんだろう。
時折お参りで会う友人とは会えず仕舞いだったが、あとからラインが来て預かって散歩をさせているトイプードルと一緒にお参りをしたらしい。
まだまだ暑い日は続くのだろうけどしっかり食べて寝て、夏バテしないようにしたい。
今は暑い暑いと言っていながらも恐らく9月の声を聞けば、しっかり腹巻をしたりホッカイロのお世話になっていそうだ。
米の心配
何となくではあるが新聞記事などで米が不作とあった気がしていたが、実際にここ最近店頭では米が積まれていないのが気になる。
今日は5キロの米を買って来たが月初めは売り出しが多いスーパーで、米に限っては売り出ししていなかった。
どこもスカスカみたいで品物がないとなると不安になるものだ。
取り敢えずいつも通り5キロの米を買ったけれど・・・銘柄は気にしないからいつもはスーパーで買っているがドラッグストアでも売っていたはずだ。
とにかく昔食べたタイ米というのはごめんだと思っている。
他にはどの銘柄でも構わないから流通が途絶えないといいと願うばかりだ。
コメント