ヨガと森永卓郎さんの「がん闘病日記」

雑記ブログ

今朝は寒さで目が覚めた。

ストーブをタイマーセットしたのはいいがセーブ運転したまま解除していなかったのだ。

1度は点火したかもしれないがセーブになったままだったから、設定した気温に達したらまた止まったのだろう。

真冬じゃなくて良かったがこういった失敗を年に何度かしてしまう。

だから目覚めが寒かったんだと起きて慌ててセーブを解除して点火した。

昨夜はお通夜に参列して来た。

夜の運転は滅多にしないので対向車のライトがやたら眩しくて皆ハイビームにしているのかと思えてしまった。

お通夜自体は珍しい読経のような感じがした。

お坊さんがしばらく唸るような時間があるお経だった。

子供の頃だったら笑い出してしまうところだったかもしれないが、昨夜はちゃんと平静を保っていられた。

それととても若いお坊さんだったこともあるかもしれないが法話がつまらなかった。

お家を継いだ2代目?の若いお坊さんなんだろうけど、もう法話も要らないんじゃないかと思ったりした。

自分の時は直葬がいいなと思うけど、そんな時代になっているのかどうか。

でもお通夜を仕切る式場の司会の方が故人について語ったことで「子煩悩」という言葉は本当なんじゃないかと思った。

子供たちが小さい頃は家族旅行を慣行していたそうだから、きっといいお父さんだったのだろう。

子供たちを伸び伸びさせて大事に育てて来た…今の友人を見てもそんな感じがしていた。

自分がそういう育ちじゃなかったと僻んでいるつもりはない。

自分のここまでもそれなりに成長して来て今がある訳で、人それぞれの人生のうちの1つなのだ。

これが自分の人生だとは思えば否定することはない。

人付き合いはそこそこにして大部分は1人がいいけれど、人を俯瞰するのは好きかもしれない。

とにかくしばらく友人は大変かと思う。

お母さんは入院中なので喪主に名前はあったけれど、施主は弟さんだった。

こじんまりとしたお通夜の終わり、見送りに立つ友人を囲んでランチ会の時の賑わいになったのは、友人にとって大変な現実を忘れられた瞬間だったかもしれない。

ヨガ

今日は月2回のヨガに行くが、前回休んだので凄く久しぶりに思う。

休んだ分家でヨガの一連の動きをやったものだが、何ら効き目が感じられなかった。

やらないよりはやった方がいいかと思ったが、やっぱりヨガ教室に行って動くことに意義があるようだ。

ヨガをやっている時とウォーキングしている時は動いていながら、頭の中が自由で意図せずに何かしら考える。

その時間が自分にとって安らぎの時間なのかもしれない。

いや他にも随分安らぎの時間があって、傍から見たら多すぎだろうとは思うがそれも自分の人生。

ヨガの終盤目をつむって休むのだが(クールダウンなのか)、もうあと一歩で睡眠に入りそうなタイミングで声がかかり起き上がった。

よく先生も眠ってしまわないものだと感心するようなタイミングだ。

心地良い時間が終わって買い物をして帰宅の途についた。

森永卓郎さん「がん闘病日記」

森永卓郎さんの本は字が大きくて読みやすい。

数字の話題になると自分の頭が拒絶反応を起こすけれど、本自体は面白く読めた。

森永卓郎さんという方はどこまでもポジティブな方のようで、元々がネガティブな自分は読んでいて励まされる気がする。

病気と闘いながらもやりたいことをやろうとする精神が素晴らしい。

章の見出しの1つに”いまやる、すぐやる、好きなようにやる”とあるが、素敵な生き方だと感心する。

経済アナリストという肩書きの最初が森永卓郎さんのようだが、テレビに登場する以前からも楽しんで仕事をして来たようだ。

森永卓郎さんの専門分野である分析とか研究とかは自分にとってはチンプンカンプンなのだが、森永卓郎さんはその専門分野を楽しんで夜中まで仕事に明け暮れていたらしい。

著書も100冊を超えるらしいがきっと経済の本で自分は読む前から分からないだろうと思う。

でも「がん闘病日記」に掲載されている童話集は童話の形を取りながら経済問題を分かりやすく盛り込んでいると思った。

森永卓郎さんはやりたいことがたくさんあるらしくその中に童話作家になりたいというのもあったそうだ。

出演しているラジオ番組にゲストで来た林真理子さんから「どんどんお書きなさい」と勧められて童話作家としてのペンネームを「モリオ」と付けて貰ったと言う。

「アリとキリギリス」の話は途中まで似た話なのだが結末はキリギリスが充実した一生を終え、アリは働きづめで人生に疑問を持って終わるというものでなるほど一理あると思った。

この童話集は人間の思い込みの愚かさとか、善人でいるだけとか一生懸命だけでは世の中生きていけないと説いているようだ。

昔からあって誰もが知っている話をアングルを変えた創作で巧みで楽しめて、見方を変えることって大事に思えた。

森永卓郎さんの「闘病日記」と思いきや闘病よりも生き方や心の持ちように感銘を受けた本だった。

森永卓郎さんは農業経験も豊富で実際に土地を借りて畑を作っていた。

だから森永卓郎さんが考える政策として国民が「1億総農民化」することで生きがいを得て食糧確保に繋がり、攻撃のためのミサイルを買うより効果的なんじゃないかという案に頷くところだ。

残念なのは本当のことを書いていると思われる「書いてはいけない」、自分は読んではいないがベストセラーらしい「ザイム真理教」がメディアから無視されていることだ。

真実だったり真実に近いのではという疑いも、忖度で取り上げられないことが実際にあるのが世の中だということが分かる。

疑いとか悪事の記憶が時間と共に消え去るのを待っているのだろう。

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